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研究報告Report of research

カオスブレイクの研究内容 / 沿革



2006年 


ベース系活性化法則論として、「基本移動理論」を構築し、カオスブレイクのホルコン攻略の皮切りを果たす

現在は多数の「移動経路理論」の中でもメインの「循環経路理論」として活用中である

「激アツリーチによる反応現象」を確認、実用化に向けてホール現場での反応の追跡に明け暮れる


2009年
 

「チェーン連動と台設定の解析」を目的に、

「金の流れ」を追及する


特定枠組連動の基本形態を確認し、

「セル」連動と名付ける


2010年


変則型チェーン連動の組み換え連動として、

「ジャンパー」連動を確認し、実践に取り入れた


2011年


アクティブラインとパターン攻略の狭間から、

特定配置型連動である「サザン」を誕生させた


根強い人気のサザンの生みの親は、モグさん


2012年


カオスメンバーの尽力により、

様々なパターン攻略が生み出され、

特定のパチンコホールで活躍するが、

個人主義の要素と普遍性の問題もあり、

世に出ることはなかった


成り行きで構築した「クロスデリート」も不発、

消去法をマスターしなければ使えない


遅れを取らずと、

特定枠組連動である「LPライン」を構築し、

的中精度の大幅な貢献となる


「LP」の名付け親は、トモさんで、「L字」に見えたそうな


2013年


新年度用に準備をしておいた「SPA」を公開するが、

極度に還元率が低いホール以外では人気がなかった


「SPA」に続き、「LPA」を公開し、

消去選択の技術論もクライマックスを迎える


同年、マスターの誕生日を迎える5月に、

本格派消去選択の奥義である「サブ連動」を公開した


未だかつて発想さえされることのなかった、

この奥義の書の効果はいかに!?


2014年


「カオス消去法の奥義」と「ベルトの奥義」が完全に融合する年になるのか・・・


2013年12月


波グラフの本当の使い方・・・ 「Vセン」を公開する


関連記事 【単純明快! ブイセンの理屈! 再整理!】 より

 うんこ台でもきっちりと金を返した台は、少なからず還元率が高くなっていることから、その系列の他の台にも同じような作用が働く、という理屈である。それが、統計的に2台以上を平均値として確認をしているので、ブイセンの台を基準にして、最低、もう1台を狙える。しかも、還元率が高くなっていることから伸び率も上がるというオマケ付きなのである。

 その連動台の約80%がチェーンであり、残り約20%がベースになる。ちなみに、今のところ、ブイセンと二次系理論との接点は弱い。ブイセンの台よりも強い台と2台セットになって当たることが多いというだけである。無論、ブイセンの台よりも優先順位や基本性能が弱い台はセット化すらしてもらえないことが多い。単発くらいは当たることもあるが。

 又、セット化して当たるケースで、シマの還元率が低いと同時期に当たれないこともある。

 波グラフの本当の使い方、知ってますかw


2014年1月


新機軸カオス2次系理論を取り入れ、「チェーン・ザ・ライト・クロス」を完成させる


月刊カオスブレイク 「アンダー・ザ・リアル・カオス」 2014年度 1月号 特設ページ


『チェーン・ザ・ライト・クロス』とは!?

同じチェーンでも“性質”が違うかもしれないという観点

直感的思考としての「ライトチェーン」

『候補指数=1.5倍』の世界

候補指数の違いを見逃して“損”をしているのは誰?

同じチェーンでも候補指数が違うという新事実

『SPA・ザ・ライト・チェーン』の正体



~チェーン・ザ・ライト・クロス概要~

関連記事 【チェーン・ザ・ライト・クロスの直感的な活用方法】 より

 みなさんのスタイルがあると思いますので、これまでの感覚を覆すようなスタイルのチェンジをされる必要はないのですが、第一段階として、ホール現場で観察をしていたときにその理屈に納得ができるか、という意味での興味や関心を持って頂きたいです。

 例えば、自分が座っている台を基点にしたときに、自分の台が『当たる』か『当たらないか』の二択になっていると思いますけど、その理由付けですね。或いは、当たったときの伸び率や優先順位の高さの違いです。確かに、『CRCなので、これだけ調子がよいのか!?』・・・ という感想を得て頂きたいということです。

 そして、他のお客さんが当たっている状況や、当たっていなくて泣きかぶっているような台の状況についても同じです。例えば、CRCを5台セットで考えたときに、他の4台が猛烈に連チャンでもしていたら、残りの1台は当たらなくてもよいでしょう・・・ みたいな。

 次に、第二段階として、自分で狙ってみる、という試みをされて下さい。第一段階で納得ができればの話ですけど、どうせどこかのチェーンを狙うのであれば、CRCを優先してみよう・・・ という感覚ですね。例えば、何らかの方法で絞り込んでみたものの、残り2台から1台を選ぶ状況になったと、そうしたときに、CRC(チェーン・ザ・ライト・クロス)での候補指数が高い台を先に狙ってみる、という取り組み方ですね。

 それでしっくりとくることが多くなれば、最後は『平均値』です。先ほど、「CRCを5台セットで考えたときに、他の4台が猛烈に連チャンでもしていたら、残りの1台は当たらなくてもよいでしょう・・・」ということを書きましたが、ここにも、同じ時間帯に活性化ができる台数の平均値があります。普通の還元率では、2~3台くらいでも一緒に当たればよいほうです。

 それが、魔界ホールになると、CRCの4台が犠牲になって1台を生かしているような現場をよく見かけます。ですから、みなさんのホールの状況に応じて平均値が変わってきますので、第一段階の興味や関心から、平均値として使いこなせるレベルまで温めて頂きたいです。


2014年3月


活性化ラインの先読み技術論として、「アクティブ・チェンジャー」を公開する


月刊カオスブレイク 「アンダー・ザ・リアル・カオス」 2014年度 3月号 特設ページ


アクティブ・チェンジャーとは!?

アクティブ・チェンジャーの概念

アクティブ・チェンジャーの活用方法

うんこグループとうんこグループで最もマシな台を割り出す方法(1)

うんこグループとうんこグループで最もマシな台を割り出す方法(2)

「出玉比較」「方向性の要素」「反動調査」がベース消去法の3本柱

パチンコ台の過去を知るには・・・

アクティブ・チェンジャーの今後の展開について



~アクティブ・チェンジャー概要~

関連記事 【パチンコ台の過去を知るには・・・】 より

 そうしたことで、できるだけ正確に過去の情報を取ったほうが、未来予測(先読み)のレベルも上がりますので、私が思いつく範囲でそうした材料を書いてみます。SNS「ロマンシング・カオス2013」でも関連記事を書いていましたのでご参考にされて下さい。

(1) 当たった実績がある

 普通に考えて、当たれなかった台よりも当たれた台のほうがマシですね。例えば、規定回転数の確変STをスルーした台であっても、その確変にさえ入れなかった台よりはマシなことが多いと思います。ですから、どのような状況であっても、データカウンターで当たり実績がある台のほうが、当たり0回で絶賛ハマリ中の台よりマシなのではないかということが、たぶん、原則に近いと考えています。

 ただ、当たり0回で絶賛ハマリ中の台が底打ちをして、いきなりバンザイアタックをすることもありますので、その点は別の視点でマークをしておく必要があります。

(2) ベースグループで他の台より連チャン回数が多い

 これは、前述の(1)に関係がある内容ですが、5台なら5台、6台なら6台を範囲として、他の台よりも連チャン実績がある台が、やはり強いと考えたほうがよいです。一塊の当たりとしてその規模が大きいほうが還元率も高そうに思えるからですね。これが原則に近いと思います。

 ただ、例外として、例えば、4R×3回の台と、16R×1回の台の比較をするケースなどがありますが、連チャン回数としては前者が多く、出玉量としては後者が多いわけです。私も悩むことがあります。そう、このようなケースについては現実に悩むことが多いのですが、現場での統計論としては、出玉量よりも当たり回数を出せた台のほうが将来的な希望があることが多いと感じています。甘ちんでも、16R単発で終わる台というのは、どうもその後の状況がよくないことが多かった、という経験からです。

 ですから、数百発くらいの差があったとしても似たような出玉であれば、当たり回数の多い台のほうが強い台であると考えられたほうがよいかと思います。断言はできませんが、数千回を越える私の現場での経験ということです。

(3) 激アツリーチをスカしていない

 これも原則と例外がある話でしょうけれど、基本的に本当に強い台が本格的にその仕事をしているときには、激アツリーチをスカしません。他の台への反応をしない、ということだと考えています。反応をするくらいなら俺が当たるよって雰囲気です。強いからですね。

 そして、他の台への当たりの分散や同時当たりも少なくなります。ですから、2R確変の割合も減りますし、ST中などでも浅めの回転数で当たりますし、普通のリーチでも当たりますし、激アツリーチもスカしにくくなります。

 スカしても激アツリーチが出ない台よりは出る台のほうがマシではあるのですが、激アツリーチをスカしている時点で、本当に強い台でないことが多いのですね。激アツリーチが発生したら必ず当たっていた・・・ それで当たって単発くらいでくたばっていたとしても、そうした実績がある台は、今後も信用ができる台になりえる可能性が高いということです。 

(4) 方向性の要素に食い込んで当たれた

 この話も大切です。“飛ばされていない”ということです。当たりの移動の方向性として、それをクリアできれば単発でも当たっていた台ということです。逆の発想で、弱々しい台はピョンピョンと順番を飛ばされて行きます。ベースの移動でもそうですし、チェーンの移動でもそうですね。

 普通、1回でも順番のようなものを飛ばされた台について怪しいと思っていたら、大抵はそうなります。現実には、「順番などなくてバラバラですよ」って言われる人もありますが、カオスブレイクが構築をしている基本移動の考え方を参考にしたときに、それを飛ばされた台は極めて当たりにくくなる割合は多いと思います。そうであるならば、順番を追いかけたり待ったりする方法論でなくても、弱い台の見極めに特化してもよいので、「方向性の要素」を材料として頂きたいです。

 その根底が間違っている情報であればしょうがないですが、現実に私の的中率が「方向性の要素」があると証明ができているでしょうし、カオスのみなさんであってもそれなりの結果を出されていますので、「方向性の要素」についてそう深く信じなくても、参考材料のひとつにされることは間違いではないと思います。

 先日のに○るさんの実況中継にしてもそうでしたが、ベースで2回も飛ばされている台についてポテンシャルを信じて粘って頂きました。しかし、結果的には無理でした。背面の台が故障台ということであっても、隣近所の台が当たって邪魔をしていましたので、差し引きの候補指数はマイナス評価になっていたのかもしれません。

 そうしたことで、「方向性の要素」についても現在から過去へと遡ってみたときに、その順番を何回かでも飛ばされている台があったときに、比較的に飛ばされていない台よりは弱い台であると判断をしたほうがよいです。状況によっては、当たり回数やハマリ回転数でその痕跡を辿ることもできます。そうした情報を質の高い素材としてどれだけ生かせるかが“鍵”になります。そして、強い台は、「方向性の要素」に食い込んで当たります。そうした痕跡についてもリサーチができるようになって頂きたいです。

(5) 常連客と空き台

 常連客の動向を読むことも“対ホルコン技術論”の一環です。お客さんたちが座りたがる台にはそれなりの理由があります。どちらかといえば趣味嗜好の個人的な話でもあるのですが、そのお客さんたちが過去に楽しいか嬉しいかの想い出があったケースが多いわけですから、それらの台の還元率が高く設定をしてある可能性も出てきます。

とくに、新台や中古台の差別化ですね。とりあえず新台に座っていれば、1回も当たらずに悔しい思いをしなくて済む・・・ 本当に、これだけの理由で新台を狙っているお客さんもいます。或いは、どうせ負けるのだから、せめて新台で楽しみたい・・・ これもありえます。そして、私の場合は、腐っても新台でしか金を返さないことがあるので、中古台に粘るよりは新台に粘るほうがマシか・・・ このように思うことがあります。

 そうしたことを前提として、逆の発想で考えてみます。やや極端な話になるのですが、例えば、稼働率90%くらいの状況があったとします。空き台は10%くらいですね。その10%くらいの空き台に希望があるでしょうか・・・ というアンチテーゼです。稼働率が90%も超えているのに、なぜ、お客さんが座らない台があるのか? なぜ、お客さんが避けているのか? という考え方であり、そう考えることが、その空き台の過去を知るための“鍵”になります。大抵の場合は、かなりのうんこ台か、連チャン後に即止めなどになっているケースが多いですね。

 この話についても平均値ということなのですが、どうも人間とは無難な状態のほうを選択したがる傾向性があるのかもしれません。たまには、マニアックかMっ気が強そうなお客さんが1000回転超えくらいのうんこ台を何かの使命のように打っていますけど、平均値を考えたときに、どうしても極端な事象を避けるお客さんのほうが多いように感じます。出すぎていても嫌がるし、うんこすぎても嫌がるし・・・ 

 それはそれで、長い目で見たら正解になるのだと思います。ホールによりますけどね。当地のようなぶりぶり魔界ホールでうんこ台だけを狙って打っていたら、私は数ヶ月で破産するかもしれません。そのくらい危険なものです。逆に、シマで最も強かった台だけを打っていても、結果的には似たような状況になると思います。つい先ほどまではシマ最強であったとしても、その連チャンが終われば数万発規模のハマリ地獄に突入する危険性がありますから、下手をするとシマ最弱の台に豹変をしていることもありえますからね。

 このようにパチンコは難しいところもあるのですが、稼働率が高いときの空き台については、どちらにしても注意が必要であると書きたかったのです。ちなみに、稼動率が低いときには偶然性の要素から空き台になっているケースもありますのでその限りではありません。

 
そうそう、スロットなどでもそうなのですが、遠めに見ていたら当たりそうもない台について常連さんがいつまでも打っていることがあります。それは何でかと確認をすると、やたら払い出し(小役の成立)がよいことがあります。ブドウがよく揃うので粘っているとか、ありますね。

(6) 常連客が嫌がる台

 これも似たような話です。常連客から取れる情報です。実は、私も常連のおじさんやおばさんから情報を取られます。私が取られるということですね。私が止めた後には座りたがりません。当たらなかったときのほうが多いですが、当たった後でもあまり喜んで座る常連さんはいません。出ないか終わったかと思われるようで、私の動向で台の選択を変えてきます。

 つまり、他の常連さんが座って直ぐに止めるようなケースです。何らかの理由で止めたくなるのですね。極端に回転率が悪かったり、演出などで当たる気配がなかったり、常連さんですから何となくでもわかる人が多いのです。稀に、ハンドルがぶっ壊れていたり、プッシュボタンがへこんでいたりという理由から止める人もいますが、大抵は、当たりそうにないので止めるわけです。

 そうした常連さんが2~3人くらい代わった台というのは、やはり、当たりが遠いことが多いように思います。これなども過去の情報として参考にすることができます。普通、そこには、何人かお客さんが入れ代ったことによる候補指数のUPがあるような気もしますが、何人とお客さんが代わっても当たらない台というのは、あまりよい状態でないと思われます。

 「あ~ あの台は何人か座ったけど、当たらんかった」・・・ このような情報ですね。その人数の目安については難しいですが、平均値で考えたときに、3人くらいだと思います。3人くらいお客さんが代わって当たらなかった台は、その後も当たりにくいように思います。同じパチンコホールでもスペックの違いや還元率そのものが違うことがありますので断言などできない話ですが、大雑把な平均値を考えたときに、3人目くらいまでで当たらないと、やっぱり弱い台のように思うことが多いです。

 座って当たるなら2000円まで・・・ みたいな感覚ですね。早めに当たらないとうんこ台でなくても金がかかる台になったり、当たってもお釣りが少ない台になったりすることが多いかと思います。

(7) いつも出ない演出が出る

 その台が強いか弱いかについては微妙な話なのですが、同じ機種でもいつも見ないような演出が出ることがあります。キャラ系で喩えれば、別にプレミアムなどではなくて、通常モードのときでもSTのときでもめったに出てこないようなキャラのセリフが出たり、喋ったりするような演出ですね。それが近い頻度で1~2回は出ることがあります。出るなら2回くらいのセットで出やすいと思います。

 ん~ 実際の私の経験では、そうした台は前半に好調になるより、どちらかといえば後半で好調になるようなケースが多かったと思います。

 それでも、他の台はいつものありきたりな演出で当たりそうもないので、妙な演出が出た台については何気なくでも気に掛けていることがあります。正直なところ、騙し演出だったという結末が半分で、後半にやや好調になったという結末が半分です。それじゃ使えんでしょ?って思われるかもしれませんが・・・ 

 そうしたときに、どこのグループが活性化をしているのかと見ているのですが、8対2くらいでベースグループが活性化をしていることが多かったように思います。8割がベースで、2割がチェーンとして考えたときにですね。

 これは噂なのですが、新台として導入したときの演出設定と中古台に成り下がった後での演出設定の変更ができるとかの話を聞いたことがあります。新台のときにはプレミアムの演出などがよく出ていたが、中古台になる頃にはそうした演出も減ってしまう・・・ 意図的に設定を変えるということでしょうか。

 そうなると、新台の頃の刺激のある演出を見たがるお客さんがあったときに、中古台になってもその稼動率を減らさないためには都合が宜しいという話です。新台の頃には刺激のある演出が多かったよなと思いつつ、中古台になっても、いや、中古台になったからこそ、余計にでも金をつぎ込んでくれるようにとの苦肉の策なのかもしれません。

 ですから、新台として導入したときの演出設定ということがあったときに、別にプレミアムでなくても、当たらなくても、いつも出ないような演出が出るということであれば、普通、新台はベースグループ単位で導入をされることが多いでしょうから、そうした妙な演出については、ベースグループに対しての何らかの活性化が作用をしている可能性として考えています。

 
ちなみに、“反応先”についての意見はわかれるのですが、普通、『強反応=チェーン』、『弱反応=ベース』というような発想を持っています。これも昔は、8対2くらいでそう考えていましたけれど、最近では、6対4くらいまで押され気味です。フィードバックそのものが少ないですから微妙ではありますけどね。もう少し白黒をはっきりさせたい話です。

 そうしたことで、いつも出ないような演出が出た痕跡がある台については、他の無表情な台と比較をしたときに、自分は打たないにしても心残しておくという考え方は大切です。油断をしたら当たるかもしれないというようなマークですね。気に掛けておいたほうがよいでしょう。


2014年4月


カオスブレイクが生み出した約20種類の”対ホルコン技術論”の相対評価から、

「防御指数」を含む「候補指数」の概念をまとめ上げる


月刊カオスブレイク 「アンダー・ザ・リアル・カオス」 2014年度 4月号 特設ページ


関連記事 【環境に順応してきたカオスの技法】 より

 さて、冒頭より、前衛や後衛という表現をしてきました。前衛や護衛とは、基本的に、護衛の“衛”という意味ですから、全般的に守りながら大きくふたつに分けた軍隊や兵隊のようなものを推し進めて行くイメージとして使いました。

 
つまり、突発的な自爆テロや無差別テロのようなイメージではなくて、基本的に、自分や親方様などを守りながら駒を進めて行く、という意味合いです。

 
そう考えたときに、前述の“サバイバルスタイル”というものは、どちらかと言えば、自爆テロや無差別テロに近い発想もあります。どうしても、「当たって砕けろ」のようなイメージがありますからね。実際のホール現場でそれらを振り返ったときに、「当て散らかしている」「食い散らかしている」というような表現になると思います。他のお客さんにしてみたら、本当に迷惑なだけです。

 そして、因果応報と申しますか、当て逃げ(連チャン即止めで放置した台)を繰り返していますと、その台の周期の移行や回収が鈍くなることがありますので、シマ内で新しい当たりが生まれにくくなります。

 そうなると、いつまでもそのシマにいたときに、当て散らかした“ツケ”が自分に返ってくることがあります。散々と当て散らかして、最終的に負けたり、たいして勝てなかったりしたら、自分が予想をするよりも虚しくなります。


 或いは、それと対照的なプロスタイルである“スナイパースタイル”ですね。もちろん、みなさんのホール環境は違いますので、使えるか使えないかの議論はできません。使えるホールでは使えるだろうと、そのくらいの話でしかありません。

 ただ、当地の魔界ホールのようなところでは、どうしても一日を通して当たりもしない台がありますので、いつまでも同じ台にしがみついておれないという事情があります。

 
そして、年々とホールの還元率は下がる一方ですから、どうしても“お釣り”が少ない台が増えてきます。ですから、できるだけ博打のような投資を避けたい、という流れになってきていると思うのです。

 そうしたことで、私もうんざりするくらいに「当て逃げ」や「深追い」をして来ましたが、もう少し、上品に立ち回りができないものかと、そう考えるようになっています。ですから、前述のふたつのプロスタイルについて、「中間ポジション」「中間スタイル」を目指したほうがよいように思うのです。理想論としてですね。昔はそれでよかったけれど、今はちょいと事情が変わった、という状況でしょうか。

 その流れに添ってか、カオスの技の数々も“安全性”を優先するような技術論に移り変わって来たと思います。つまり、攻撃主体の発想ではなくて、“手堅さ”や“慎重さ”の重視をするような発想です。攻撃力を優先していた時代から、防御力を意識し、強化する時代へ・・・ そうした変換期のようなものでしょう。

 結局、SNSでたっつんさんも発言をしていましたけれど、パチンコは“攻める技術”よりも“守る技術”のほうが大切であると、私も同じ意見を持っていますし、いかに防御力を高くできるかという努力や姿勢が、生き残るために最も必要な要素であると思うのですね。逆に、これまで中途挫折をされたみなさんや生き残れなかったみなさんのことを考えたときに、それは“防御力が弱かった”のではなかろうかと、そう考えてしまうこともあります。

 「攻撃は最大の防御である」・・・ 一理はあります。しかし、パチンコにおいては、攻撃ばかりを主体にしていても、結果的に、“差し違え”や“共倒れ”になるリスクがありますから、できるだけそこに「身を守りながら攻める」とう発想を盛り込むべきだと思うのですね。本来は、「攻撃=2」に対して、「防御=8」くらいの割合でもよいかと思います。


2014年5月


一般向け検証要項・・・ ”SS検証”スタート


月刊カオスブレイク 号外 「サザン・シルエットで活路を開け!」 特設ページ


関連時期 【SS検証への経緯】 より

 カオスブレイクでは以前からこのような発想をし、実際にSNSなどで記事を書いていたのですが、どうにもカオスのみなさんからのフィードバックが少なかったもので、私も引き出しの中のひとつの技としてしか考えていませんでした。それがここ最近で、過去の技術論の再整理をしていた折に、パチンコホールが魔界化をするのに比例をするかのように、今回の“サザン・シルエット”の適合性が高くなるのではないかと、そのように考えはじめました。

 正直なところ、カオスには、“SPA”を筆頭に様々な職人気質の高い技術論がございますので、どれかひとつでも完全に極めることができれば、普通に勝率や的中率が上がるとは思うのですが、あまりにも技数が多いですから、それが理由でカオスのみなさんの集中力が途切れることもあるのだろうと考えています。

 そうした経緯がありましたので、「月刊カオス4月号」でカオスブレイクの全体像なり、ガイドラインなりとしてまとめてみました。

 そこで再浮上したのが、今回の、“サザン・シルエット”ということです。“SPA”や“Vセン”のように専門職人になってもよいくらいの奥深い技術論のひとつです。

 ですから、“サザン・シルエット”のみを意識し、使い、極める、という方向性も大いにありだと思います。

 かなり直感的に使いやすく、お手軽ですし、当たるなら早いことが多いですから、無用な投資も少なくなると思います。カオスのみなさんも含め、今後、意識を強くして頂きたい“対ホルコン技術論”です。


2014年6月


SS検証から、「SSR」を誕生させる

「メイン連動」「サブ連動」の正体がついに明かされた


月刊カオスブレイク 号外 「サザン・シルエット・リベンジ!!」 特設ページ


~SSR概要~

基本概念 サザン・シルエットの真犯人(1)「3列連動」
基本概念 サザン・シルエットの真犯人(2)「1/4台は黄金率」
基本概念 サザン・シルエットの真犯人(3)「直線型の当たりの分配」
基本概念 サザン・シルエットの真犯人(4)「拡散型の当たりの分配」
基本概念 サザン・シルエットの真犯人(5)「SPAとの相互関係」
基本概念 サザン・シルエットの真犯人(6)「普通に、強サザン!?」
基本概念 サザン・シルエットの真犯人(7)「普通に、強軸!?」


 「3列連動」で考えたときに、基準台(1台)に対して、直属の連動台が8台あり、それが直線型(4台)と拡散型(4台)になるということです。そして、「直線型」と「拡散型」は反発をしやすい関係にありますので、どちらかが優先をされていると、どちらかが沈静化をすることが多くなることを逆利用して、消去法の材料にできる、という内容です。

 そして、そもそも論として、爆発台が発生をしている時点で、「直線型」が否定をされる割合が多くなることを活用したのが、“サザン・シルエット・リベンジ(SSR)”ということです。「直線型」のポジションの台が沈静化をしている時間帯に、爆発台を基準にした「サブ連動」での狙い目の台を割り出せる、ということですね。

 その基準台(強台)と候補台(弱台)の相互関係の特徴として、「強台」が「弱台」を引き連れ、振り回し、いつしか「強台」が廃れるときに、運命共同体のように「弱台」も廃れていくようなイメージであると説明をしました。基準台(強台)が全盛期である時間帯に候補台(弱台)を狙うことで、“サザン・シルエット・リベンジ(SSR)”は、その真価を発揮します。

参考事例 直線型と拡散型の見極め方(1)「活性化をしている台数の比較」
参考事例 直線型と拡散型の見極め方(2)「指定ポジションへの邪魔の要素-A」
参考事例 直線型と拡散型の見極め方(2)「指定ポジションへの邪魔の要素-B」
参考事例 直線型と拡散型の見極め方(2)「指定ポジションへの邪魔の要素-C」
参考事例 直線型と拡散型の見極め方(2)「指定ポジションへの邪魔の要素-D」

 結局、基準台である「強台」が「強台」として仕事をしているときにも、その候補台である「弱台」が「弱台」として当たりの分配をせがんでいるときにも、ポジション関係を整理すれば、“SPA”になることが多いのです。或いは、裏シマの台(裏台)も射程の範囲にしたときに、“SPA+”になります。

 「強台」が存在をすることで、必ず、その「影」が生まれます。その影響力や邪魔の要素で、「当たれない台」が生まれるということです。「強台」の寿命が長ければ長いほど、その影響力や邪魔の要素で被害を受ける台の沈静化の時間も長くなります。

 基本的に、“サザン・シルエット・リベンジ(SSR)”での候補台は、その影響力や邪魔の要素を受けないポジションの台であるということですから、基準台の爆発規模によって、「直線型」の当たりの分配よりも、「拡散型」の当たりの分配の割合が多いと判断ができるときには、ほぼ1/4台(拡散型のポジション)で当たる台が生まれるという想定です。そこから候補台に対しての候補指数の査定をしていくという流れです。

 常に、「強台」と「弱台」の栄枯盛衰を意識することができるみなさんであって頂きたいです。


2014年6月


SSR検証から、「SSRDI」を誕生させる


月刊カオスブレイク 「アンダー・ザ・リアル・カオス」 2014年度 6月号 特設ページ


~SSRDI概要~

特設ページで、内容の一部の公開を開始しました!


2014年6月


「迷えるパンカーへの処方箋集」 オフィシャルweb バックナンバー掲載開始!


迷えるパチンカーへの処方箋集


月刊カオスブレイクに掲載中の迷えるパチンコユーザーのみなさんへのメッセージ集です。

一般常識を含むギャンブルへの心構えやリスク管理から、「対ホルコン技術論」としての専門的な内容まで、

著者である私とカオスのみなさんの主観的な表現を交えてメッセージを発信しています。

パチンコやスロットで悩み、迷えるみなさんへ、何らかのお役に立てれば幸いです。


月刊カオスブレイクに掲載中の一部の記事は、こちらから閲覧ができます。