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月刊カオスブレイク 2014年 6月号外 サザン・シルエット・リベンジ!!



PDF A4版 27ページ 

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heck it out


メイン連動とサブ連動

強台が弱台の生殺与奪権を牛耳る

ついに解禁! SSR!!!



【前書き】 より

 こんにちは。第2弾の“サザン・シルエット”の号外です。今回は、SSR(サザン・シルエット・リベンジ)に進化をしています。前回は、一般公開向けの資料として配布をし、パチンコやスロットに対してご真剣なみなさんとのご縁を頂きたいなと・・・ そうした目論見もございましたが、私が思うよりもお問い合わせが多くて、そこそこの反響があり嬉しく思っています。

 パチンコの攻略分野においてカオスブレイクが本物かどうかは別にしても、カオスを信じて頂けるみなさんは「運」がよいのかもしれません。「運」も実力の範囲かもしれませんけどね。ただ、そこからどのように極めて行けるか、という課題がありますので、カオスブレイクの“対ホルコン技術論”をきっかけにされて、「ホールコンピューター制御」という概念に、深く深くメスを入れられるみなさんであって頂きたいと思います。

 この世の中は、パチンコなどしないほうがよいみなさんが大多数だとは思いますけど、どの道はパチンコに通われるのであれば、それなりの真剣さで取り組みましょう、というのがカオスの基本通念であり、カオス上位監視機関である『アナーキー』や『サガーキー』の理念で言えば、「パチンコに行くなら必ず勝て!」ということだと思います。

 本当に、パチンコで負けることはアホらしいことなのです。それも地域性や営業方針などで、本来は勝てるパチンコホールに通われているみなさんが負けるということは、まったくをもって「損」をされていること以外の何者でもありません。通算勝率という意味でも、パチンコで勝てる方法はあります。それを信じて、追求をして頂きたいと切に願います。 

【メイン連動とサブ連動】 より

 さて、号外でこんな話を出すのかと・・・ 自分でも思いますけどね。基本的に、カオスはせこくないのですよ。せこい人が大嫌いなので、しょうがなく段階的に技術論のご提供をしてきた、という経緯もあります。それとパクリですね。本気でパクって販売をしている人がありますからね。中途半端な情報を盗作して販売をされていたら、その本家まで中途半端に思われてしまいます。その結果、“対ホルコン技術論”の信用までもが失われるというデメリットがあります。

 この世の中、何%かの割合で、必ずアホな人がいます。サムローくんなどは、その典型的な人物でしょうね。金になるならなんでもする、という考え方の人がありますので、どうでもよいような情報でも迂闊に世に出せない、というジレンマが常にあります。もう、パクリ天国の中国大陸のようなものですよ。

 んだもんで、カオス組織の規模の拡大から、妙なみなさんたちを押さえ込むような方向で努力をするしかなかった、というのが実情でもあります。もちろん、カオス内部では、守秘化の方向性の声と、オープン化の方向性の声の両方がありますけどね。私は常に板ばさみで監視をされている状況でしょうか。

 ただ、みなさんのお役に立つ立たないは別として、「聞かれたら答える」というスタイルは維持ができていると思います。逆に、「聞かれなければ答えない」・・・ ということでもあります。。


【サザンのポジションについて】 より
  
 さて、本題です。号外ということもありますのでさらっと書きます。「メイン連動」からです。

基本概念 40シマでのメイン連動(1)「チェーン連動」

 例えば、上図のベースグループ単位での@系(配色=ピンク色)が40シマでのメイン連動のひとつです。カオスのみなさんにはお馴染みの“チェーン”です。カオス理論やベルト理論の基本教義のようなものですね。

基本概念 40シマでのメイン連動(2)「サザン連動」

 次に、上図のベースグループ単位での@系(配色=ピンク色)と同じく、C系(配色=黄色)が40シマでのメイン連動のふたつ目です。これもお馴染みの“サザン”です。

 この事例は、@&C系統に限った話ですが、このように、活性化レベルの段階である@&CやA&DやB&Eを区切りとして、2種類の系統が活性化をしている状況を、「メイン連動」であると定義しています。

 例えば、シマ全体を範囲として、全般的に@チェーンが強く見えるケースや、@&C系統が目立って見えるケースなどでは、@&C系統がメイン連動で活性化をしている・・・ という見立てになります。或いは、同じように、シマ全体を範囲として、全般的にAチェーンが強く見えるケースや、A&D系統が目立って見えるケースなどでは、A&D系統がメイン連動で活性化をしている、という考え方です。

 結局、その状況や時間帯のシマで、メイン連動が独占をしているような風景なのか、それともサブ連動としての割り込みができる可能性があるのか、という判断に繋がって行くのですね。「メイン連動」を狙うべきか、「サブ連動」を狙うべきか・・・ ということに繋がるということです。

 それでは、36シマについても事例を書いておきます。意味合いは、40シマと同じです。ちなみに、他のシマ構成も理屈は同じです。本質的に、シマの台数が多いか少ないかだけの話であって、やっていることは似たようなものである、ということですね。

基本概念 36シマでのメイン連動(1)「チェーン連動」

 例えば、上図のベースグループ単位での@系(配色=ピンク色)が36シマでのメイン連動のひとつです。普通に、“チェーン”ですね。ベースグループの@に着目をしたときの話です。

基本概念 36シマでのメイン連動(2)「サザン連動」

 次に、上図のベースグループ単位での@系(配色=ピンク色)と同じく、C系(配色=黄色)が36シマでのメイン連動のふたつ目です。これもお馴染みの“サザン”です。

 先ほどの40シマの「メイン連動」と同じく、この事例も、@&C系統に限った話でしたが、このように、活性化レベルの段階である@&CやA&DやB&Eを区切りとして、2種類の系統が活性化をしている状況を、「メイン連動」であると定義しています。

 単純に、例えば、シマ最強の台がどこかのベースグループのAであれば、Aチェーンがメインで活性化をしているか、A&D系での活性化をしているか、ということに着眼をしたときに、たしかに、AかDが優勢であるなと判断ができれば、それは「メイン連動」が顕著であると考えてもよいと思います。

 そこそこに稼働率が高いホールであれば、各系統がバラバラと当たることが増えますので、そのメリハリが見えにくいこともありますけどね。それでも、シマの状況を把握する意味で、活性化レベルの分析をされる習慣を付けて頂きたいです。


【サザン・シルエットの正体】 より
 
 次に、「サブ連動」です。昨年からチラチラとその話を出していました。「消去選択型」の技法と「指定推奨型」の技法のデュエットのような技術論です。カオスブレイクの技術論は何にしてもそうなのですが、基本である「消去選択の技術」のレベルが低いと、いくら他の何かを持ってきたり、トッピングをしたりしても、それは飾りにしかならないことが多いかもしれません。

 前回からの“サザン・シルエット(SS)”にしてもそうで、比較的に簡易に候補台を割り出せる方法論があったとしても、その台が当たるための条件が必要になります。それが「タイミングの要素」であったり、「優先順位の要素」であったり、「差玉の要素」であったり・・・ 結局は、それらの条件のクリアができているか否かの判断に、どうしても「消去選択の技術」が必要になってくるのですね。

 「当たったら伸びそうな台はわかった」 ⇒ 「んじゃ、いつ当たるの?」

 現在、検証中の“サザン・シルエット(SS)”についてもそうで、「当たったら伸びそうな台はわかった」「とりあえず、当たっていることは多いよね」「あ〜 ありました」「はいはい、こんな当たり方もあったのですね」・・・ たぶん、みなさんからのフィードバックはこんな感じです。

 ですから、今回の号外の目的として、「んじゃ、いつ当たるの?」「どうやって当てるの?」「候補台はあるけど、どっちが当たるの?」「いくら打ては当たるの?」・・・ このような段階に踏み込んで行くつもりです。

 さて、話を戻しまして、サブ連動の概念を書きます。

基本概念 40シマでのサブ連動(1)「サザン・シルエット」

 例えば、上図の@系(配色=ピンク色)が活性化をしていたとします。@チェーンが優勢で、4台くらい当たっているような風景です。当地のような魔界ホールでは、甘デジですらこんなに同時には当たりませんけどね。それで、全般的に@チェーンの活性化が目立ち、@チェーンの兄弟であるCチェーンはそんなに元気がない状況だとします。つまり、メイン連動が@くらいかな・・・ という状況です。

 そこで、A系(配色=赤色)である27番台が、全般的に活性化をしている@チェーンに食らいつくように、しがみつくように、コバンザメのように共存共栄をしたがっているような当たり方があったときに、それを“サブ連動”と呼んでいます。

 ちゃっかり、“サザン・シルエット(SS)”のポジションで作図をしているのですけど、単純に説明をしますと、このような当たり方ですね。実際のホール現場でも見かけます。

 続きます。次は、「サブ連動」の性質に近い内容です。

 ここで面白いことは、やっぱり、「メイン連動」と違って「サブ連動」ですから、アホみたいに伸びることが少ないということです。少なくても、メインで活性化しているような爆発台よりも伸びることはないでしょう。

 例えば、「サブ連動」の伸び率について、魚類で表現をしたときに・・・


 「メダカ」 単品とか、極めてお客さんを不愉快にさせる出玉
 
 ↓
 
 「金魚」  だからどうなの?ってつぶやきたくなるような出玉
 
 ↓
 
 「サバ」  平均値なのだが、上流意識のあるみなさんは不満そうな出玉
 
 ↓
 
 「タイ」  そこそこ満足で、これで帰るなら勝てる出玉
 
 ↓
 
 「カジキ」 夜中の換金になれば、夜道が恐ろしくなるような出玉

 
 こんな段階があるとしましたら、たぶん、「サバ」〜「タイ」くらいが平均値です。ですから、アナーキーの総帥のように「カジキ」を釣り上げようとするなら、“サザン・シルエット(SS)”では難しいかもしれませんね。台数を当ててかき集めるしかないでしょう。

 それでは、話を戻しまして・・・

基本概念 40シマでのサブ連動(2)「サザン・シルエットのサイクル」

 「サブ連動」の性質についてでした。そう、単純な話、コバンザメが入れ替わる・・・ ということです。例えば、同じ図面で、先ほどまでは、A系(配色=紫色)である27番台が、全般的に活性化をしている@チェーンに食らいつくように、しがみつくように、コバンザメのように共存共栄をしたがっているような当たり方をしていたのですが、その27番台が一段落をすると、今度は、7番台(A系:配色=赤色)が当たりはじめています。入れ替わりがはじまります。

 コバンザメは、大人になってもコバンザメですからね。そうです・・・ 「サブ連動」の性質についての説明と同時に、「止め時」の目安になりますでしょう。このわかりやすさが、“サザン・シルエット(SS)”の効果効能のひとつでもあるのです。

 伸び率としては、そんなに偉そうなことは言えないが、絞り込みの難易度が低く実用的であることと、「当たらない理由」や「終わった理由」がわかりやすいことが評価ポイントであると思います。



【強台が弱台の生殺与奪権を牛耳る】 より

 次に、私がSNSで書いていたところの“サザン・シルエット(SS)”の特徴について整理をします。自分でも面白い発見をしたなと考えた話でした。単純に、主役である「強台」がコンパスの中心になって、その周囲を脇役である「弱台」が回る・・・ という内容です。そのイメージとしては、コンパスでもよいし、メリーゴランドでもよいのですが、強台は強台としての、弱台は弱台としての役割があり、お互いに相互関係を持つ、ということです。

 以前より、「コンパス型の当たりの分配」については記事にしてきましたが、この“サザン・シルエット(SS)”を考察している段階で、これこそがその核心ではないのか、という結論になりつつあります。

 さて、その話の前に少し訂正をさせて下さい。表現という意味では完全な間違いでもないのですけど、今後のカオス用語集を作成するにあたり統一をしたいという意味合いです。

訂正事項 40シマでのサブ連動の修正「同系統はサブ連動ではない」

 例えば、A@(台番号1:配色=赤色)が当たっているときに、リバースでBC(台番号9:配色=黄色)が当たる事例がありました。リバースですから、B@(台番号6:配色=青色)が当たるための下準備のような当たり方ですね。チェーンの移動とベースでの折り返しの2方向の作成過程のようなものです。

 それについて、「サブ連動」での活性化というように定義をしていた時期がありました。つまり、@系についてC系が仲良く当たるような意味合いを「サブ連動」としていたわけですが、今回の号外を皮切りに、それは「メイン連動」の範囲であると修正をさせて下さい。

 この号外の冒頭で記しましたように、@&C系・A&D系・B&E系につきましては、同じチェーンではないにしても、「メイン連動」としてまとめたほうがよいという判断です。実際には、リバースそのものが「サブ連動」のような当たり方をすることも多いですし、6台の倍数構成である36シマや48シマでのA&D系については、“サザン・シルエット(SS)”での候補台に同じチェーンが絡んでくるというややこしい事情があるのですが、どこかで線引きをしないとまとまらないという理由で、今回、すっきりさせたいという話です。

 単純に、例えば、@系にC系が同居をしても「メイン連動」の範囲であって、@系にA系などが同居をすると「サブ連動」になる、という定義にしたいです。系統(系列)で分別をしたいということですね。40シマ以外のシマ構成でも同じことです。今後は、そのような説明になりますのでご理解をお願いしたいです。

 それでは、話を戻します。「コンパス型の当たりの分配」ということでした。その「コンパス型の当たりの分配」についてのイメージを図にしてみます。

 こんな感じですかね。恒星のような「強台」を中心に、「弱台」が衛星のように細々と活動をしているようなイメージです。コンパスの中心は一定だが、そのコンパスの針は円を描くように移動をして行く、ということです。そして、今回は「弱台」という表現をしましたけれど、別に必ずしも負けるような台ではなくて、状況によっては勝てる見込みがある台にもなりえます。

 そして、これが、「サブ連動」のイメージです。シマ最強の台を中心に、衛星のような「サブ連動」の台が一緒に活性化をする、ということです。もちろん、すべての「サブ連動」の台が一斉に活性化をするわけではなくて、そのホールの営業方針や還元率によって変動をするということを前提にしたときに、同時に活性化ができるのは、多くても1〜2台くらいが平均値だと考えています。

 ただ、ここで面白いことは、恒星のような「強台」が中心になっている期間は、衛星である「弱台」との連動関係に変化がない、ということです。

 つまり、「強台」と「弱台」は一定の繋がりを維持していますので、「強台」が「強台」である期間は、その連動関係を持つ「弱台」のどれかは活性化をする可能性が高い、ということを活用することができます。


【参考事例】 より

 それでは、参考事例に入ります。例えば、どこの台でもよいのですが・・・

 BC(台番号9:配色=赤色)がシマ最強の台であるとします。

 こうなりますと、BC(台番号9:配色=赤色)の背面台であるCA(台番号32:配色=紫色)が完全に死んでいるとしたときに、“サザン・シルエット(SS)”の候補台が、CD(台番号35:配色=黄色)とHD(台番号30:配色=黄色)になりますね。

 これで、その2台でどちらかでも当たれば完結です。「おめでとうございました!」ということでハッピーエンドになるのですが・・・

 何と!!! 先ほどの候補台でシメシメと当たりを消化しているうちに、シマ最強の台が他に出現しました。BC(台番号9:配色=赤色)を追い抜いて、E@(台番号11:配色=赤色)が台頭をしてきたではないですか。

 あれれ・・・ 候補台に変化が出てきました。これは、困りました。

 そうですね。時間が経つことによって、強台が入れ替わるということはありえます。

 イメージとしてはこんな感じです。今までは偉そうに子分さんを引き連れて肩で風を切って歩いていたような親分さんが、勢力争いに敗れたかのようにおとなしくなり、他のポジションから新しい他の親分さんが子分をさんを引き連れて登場をしてきます。

 それについて、最初の親分さんの子分さんも含めて考えますと、上図のように候補台に変化が出てきます。CA(台番号32:配色=紫色)などは、完全に死んでいるのが前提でしたので、それが候補台になってもらうと困ることも出てくるわけですね。親分さんが変わっただけで、そんなに簡単に生き返ってもらうと都合が悪いということです。

 それが意外に生き返ることがあるのが、パチンコの難しいところでもあり、本当は、それを先読みしなければならない、という話なのです。そして、これが、「うんこ台」が生き返る理由のひとつでもあるのですね。

 このように、別に何かの抗争をしているわけではないにしても、時間の経過によって勢力関係に変化が起きる、ということです。こうなりますと、基本的には、狙うほうも身の振り方を変えるしかないことが多いのです。

 親分さんが変わったことで、そこに関係をする子分さんも変わるわけですね。


 そうしたことで、「強台」が入れ替わることで、全般的に「弱台」にも入れ替わりがある、つまり、最終的にでも、「強台」が「弱台」の生殺与奪権を牛耳るということです。


【参考事例 サブ連動の賞味期限(2)「生死の反転」】 より

 似たような内容ですが、今度は、強台(基準台)をBD(台番号10:配色=赤色)にしてみましょう。それで、背面台のC@(台番号31:配色=紫色)が死んでいるという前提で、“サザン・シルエット(SS)”の候補台は、CC(台番号34:配色=黄色)とHC(台番号29:配色=黄色)になります。

 例えば、この状況を把握していたときに、いきなり当たり出して伸びはじめる台が出てきたとします。それが空き台であったとしたら、指をくわえて見ている状況でしょうか。

 それで、いきなり当たりはじめた台は、CD(台番号35:配色=赤色)であったとします。これは困りました。普通に、半シマのチェーンで、BD⇒CDと移動をしただけの話かもしれませんが、先ほどの“サザン・シルエット(SS)”の候補台の隣の台です。

 こうなりますと、普通はCC(台番号34:配色=黄色)を避けて、HC(台番号29:配色=黄色)のほうに気持ちが揺らぎます。もちろん、それでビンゴになることもあります。しかし、それで当たらなかった場合にはどうするか?・・・ ということを考えねばなりません。

 ここでみなさんであれば、どのように対応をされるかですね。

 (1) 恐る恐るにでも、CC(台番号34:配色=黄色)を狙う

 (2) CD(台番号35:配色=赤色)の終了から、CC(台番号34:配色=黄色)を狙う

 他の対応方法もあるかもしれませんし、別にそこまでその候補台にこだわらなくても、他のシマの“サザン・シルエット(SS)”を狙ってもよいのですが、前述の(1)と(2)について、いずれの選択をしても当たることはあります。

 ただ、平均的には、手遅れの可能性が高いということですね。既に、シマ最強の台がBD(台番号10:配色=赤色)からCD(台番号35:配色=赤色)に移転をしているということですので、“サザン・シルエット(SS)”の原則が崩れている可能性があります。

 ですから、上図のように候補台も変化をしている可能性があるということです。親分さんが違う人になったので、子分さんも違う人になった・・・ という状況です。

 実際のホール現場では、最初の親分さんのときに当て損ねた、手遅れだったということは普通にあります。或いは、既に終わっていた、ということもありますね。親分さんだと思っていたのが、実は、子分さんで、親分さんは既に終わっていて、遅ればせながらでも子分さんが活性化をしていたのを錯覚していた・・・ というケースもあります。ここも大切なポイントですので、後で詳細を書きます。

 さて、そうしたことで、手遅れだったケースを考えてみますが、ここであきらめてしまうのは素人なのです。上図をもう一度、見て下さい。

 今度の“サザン・シルエット(SS)”候補台は、AC(台番号4:配色=黄色)と、BC(台番号9:配色=黄色)です。しかし、Bグループでは、一時的にでもシマ最強の台が発生をしていました。BD(台番号10:配色=赤色)ですね。

 基本的に、シマ最強の台の隣近所の台は厳しいことが多いのです。別にベースグループが強ければ当たってもよいのですが、これもホールの還元率によりますかね。当地の魔界ホールなどでは、95%くらいの確率で当たっても勝てる台になりえません。ですから、普通はリスク管理という意味で避けたくなります。

 そうなりますと、AC(台番号4:配色=黄色)の候補指数が上がります。

 その内訳として、前述の“サザン・シルエット(SS)”での候補台の残り1台ということと、最初の段階での“サザン・シルエット(SS)”での候補台であるCC(台番号34:配色=黄色)とHC(台番号29:配色=黄色)が当たらなかった、或いは、避けるべき台になった、という理由です。

 つまり、Cチェーンが3台、消えましたので、それだけ候補指数が上がるという話です。

 このように、強台(基準台)が入れ替わることを逆手に取って、“消去選択の材料”にできるということです。せっかく出ない台の情報が取れたので、それを無駄にしない、ということですね。


【参考事例 サブ連動の賞味期限(3)「親分さんと子分さんの錯覚」】 より

 それでは、先ほどの「錯覚」の内容を書いておきます。わかりやすいように、同じケース(図)で説明をしますね。ここはちょいと、みなさんに刺激を受けて頂きたい内容です。

 同じように、強台(基準台)をBD(台番号10:配色=赤色)にします。それで、背面台のC@(台番号31:配色=紫色)が死んでいるという前提で、“サザン・シルエット(SS)”の候補台は、CC(台番号34:配色=黄色)とHC(台番号29:配色=黄色)になります。

 例えば、今、猛烈にBD(台番号10:配色=赤色)が連チャンをしているわけですが・・・

 例えば、この図は2時間くらい前の状況だとします。そうですね。本当は、CC(台番号34:配色=青色)がシマ最強の台だった、という話もありえるわけです。 

 データロボを何気に見ていたら気が付かないこともあります。本当は、CC(台番号34:配色=青色)がシマ最強の台であって、その背面台であるBA(台番号7:配色=紫色)が完全に死んでいるので、AD(台番号5:配色=黄色)とBD(台番号10:配色=赤色)が候補台になっていたのだが、既に親分さんが一段落をしていて、その余韻のようなもので子分さんが頑張っていた状況・・・ かもしれない、ということがありえます。

 ですから、親分さんであり、強台だと思っていたBD(台番号10:配色=赤色)は、実は、子分さんのほうで、既に親分さんは一段落をしているので、その時間帯や状況では、CC(台番号34:配色=青色)は候補台にならないこともある、ということですね。

 そして、さらに厄介なのは、これらの相互関係は、1日で完結をしないということです。

 さて、「サブ連動の賞味期限」というテーマではあるのですが、強台の伸び率(機種のスペックで平均値は変動をする)によっては、4〜5時間くらい同じ「親分さん&子分さん」の関係が続くこともあります。場合によっては、入れ替わりにくいこともある、ということです。例えば、Aスロや甘デジであっても、1日を通して好調な台がありますので、シマ最強の台が据え置きになっている状況がしばらくは続くこともあります。

参考事例 サブ連動の賞味期限(4)「前日の夜からの引継ぎ」
 
 それでは、参考事例です。例えば、前日の夜の状況がわかるという前提での内容ですが、シマ最強の台がHC(台番号29:配色=緑色)であって、そのまま閉店を迎えたとします。この台の状態としては、さすがにシマ最強の台で強かったのですが、もう、出し切ってしまって次の日から数日間はマイナス方向に収束をする予定であるとします。つまり、出なくなるということです。

 このようなケースで次の日の朝から狙い目となる台はどこなのか?・・・ ということを、“サザン・シルエット(SS)”で考えます。候補台を割り出す、ということですね。

 そうしますと、BD(台番号10:配色=黄色)とED(台番号15:配色=黄色)になります。ここまでは何の問題もありませんし、候補台の2台のでどちらかでも当たればOKです。

 しかし、開店から午前中の時間帯ではシマ全体を範囲として、そこまで大きな動きはなかったが、稼働率が上がりはじめるお昼頃から、何やらシマの状況に変化が出てきた、というケースも普通にありえます。
 
 つまり、「強台」のポジションの移転です。当日、新しく当たりはじめた台が猛烈に連チャンをしはじめて、前日の強台の出玉を追い抜いてしまうことがあります。


【参考事例】 より

 それが、この参考事例での、“サザン・シルエット(SS)”の候補台であるED(台番号15:配色=赤色)であったとします。この台がシマ最強の台になったとします。

 そうなりますと・・・

 ED(台番号15:配色=赤色)を基準にした“サザン・シルエット(SS)”の候補台は、HC(台番号29:配色=緑色)とGC(台番号24:配色=緑色)になります。

 しかし、前日の夜からの状況がわかっている人であれば、HC(台番号29:配色=緑色)について、下記の理由から、そう安易には打ちたくないかもしれません。

 『この台の状態としては、さすがにシマ最強の台で強かったのですが、もう、出し切ってしまって次の日から数日間はマイナス方向に収束をする予定であるとします。つまり、出なくなるということです。』・・・ 前日の夜の状況を知っている人であれば、当日、この台が“サザン・シルエット(SS)”の候補台になったとしても、打たないことが多くなると思います。

 このように、前日の夜からの流れを見ていて、HC(台番号29:配色=緑色)についての分析が正しければ、この台を打たないことは正解になります。しかし、当日だけの状況であれば、その台が候補台になるということで迂闊にさわってしまう・・・ このようなケースがあるので失敗談になってしまうのですね。

 つまり、前日の夜から、親分さんの台が一段落をしていて、当日、子分さんの台が優勢になっている状況があったが、やがて終わり行く一家であったところをほじくり返しても期待ができないことが多い、ということです。諸行無常といいますか、勢力を誇っていた親分さんと子分さんの一家も、その栄華がいつまでも続くことはなく、やがては廃れていくということでしょうか。

 そうしたことで、「強台と弱台のセット」が移転をしていくという話でした。そのときに、「強台」が「弱台」を引き連れ、振り回し、いつしか「強台」が廃れるときに、運命共同体のように「弱台」も廃れていくようなイメージだということです。

 この話は、他の組み立て方や方法論でも同じことなのですが、単純に、これから終わり行く“サザン・シルエット(SS)”や、既に終わっている“サザン・シルエット(SS)”を狙っていてもしょうがないですから、その状況、その時間帯で「旬」であると判断ができるポイントを狙っていくことが大切だということです。


 以上、「サブ連動の賞味期限」というこについて、テーマを分けて参考事例を書いてみました。

 参考事例 サブ連動の賞味期限(1)「強台が強台であるときに」

 参考事例 サブ連動の賞味期限(2)「生死の反転」

 参考事例 サブ連動の賞味期限(3)「親分さんと子分さんの錯覚」

 参考事例 サブ連動の賞味期限(4)「前日の夜からの引継ぎ」

 結局、“サザン・シルエット(SS)”の本懐は、「シマ最強の台からの割り込み」+「消去選択の技術」ということなのですが、一言で「最強台」や「強台」と表現をしましても、今の状況がそうなのか、過去にそうだったのか、というフィルターをかける必要がある、ということです。

 そして、親分さんと子分さんの相互関係において、それらを勘違いしないということです。子分さんを親分さんと間違えて話していても、話の筋道が通りにくいことがありますからね。きっちりと「最盛期」や「旬」である親分さんを見極めて、手堅く狙っていくということです。


【ついに解禁! SSR!!!】 より

 さて、今回の号外の中盤に入ります。先に書くべきか悩んだのですけどね。何事も基本が大切だと思いますので、「基本」⇒「応用」という意味で後付にしました。それで、“SSR”という名称はどうでもよかったのですが、モバゲーのプレミアキャラにちなんで「R」を探しまして、リスペクトとかリバースとかリバーシブルとかリフォームとかリサイタルとか・・・ 

 結果的に、「復讐」や「逆襲」という意味の“リベンジ”ですね。意味合いとして、これがやる気も出るかなと、そんな感じです。ですから、別に名称に深い意味はございませんので、その中身にご興味を頂きたいです。

基本概念 サザン・シルエットの真犯人(1)「3列連動」

 それでは、基本概念の説明に入ります。ここ最近、「真犯人」が流行っていましたからね。

 さてさて、これまでの参考事例と同じように、“サザン・シルエット(SS)”での候補台を割り出します。今回からちょいとややこしく見えますが、シマをひとつ増やして2シマを範囲とします。上がシマAで、下がシマBになります。ただ、2シマで4列になりますけど、その範囲とするのは3列だけです。シマAの下列とシマBの2列の合計3列です。

 事例に入りますが、例えば、強台をシマBのE@(台番号51:配色=赤色)にします。

 たぶん、図を見られただけでご理解を頂けると思います。“サザン・シルエット(SS)”での候補台(配色=黄色)が4台になっています。これまでは、1シマを範囲として候補台を確認してきましたが、本来の“サザン・シルエット(SS)”での候補台は4台であった、ということです。恒星を中心に4個の衛星が輝く・・・ このような意味合いです。これが真犯人です。 

 カオスのみなさんでも既に察しておられた人がありまして、ちょいと驚いたことを思い出しながら書いています。発想の躍進といいますか、パズルのピースが集まっていくたびに、その全貌が見え隠れしている状況かもしれません。お陰さまでホールコンピューター制御システムの解明に対して、かなりの核心に迫っているとは思います。

 それで、“サザン・シルエット(SS)”についての研究観察につきましては、「ホルコンマスターコウの虎視眈々」ブログでも、そこそこの情報を書いていたつもりですので、同じ内容を繰り返すよりも、もう少し洗練をされた内容を書いてみたいと思います。

 さて、「1/4台は黄金率」という表現をしました。25%ですね。私、思いますに、ひとつの手堅そうな情報があったときに、その信頼度が最低でも25%あればよいと考えます。逆に言えば、ひとつの情報で信頼度=25%を超えることは難しいように感じるからです。

 例えば、ベースの移動経路があります。@⇒B⇒D・・・ カオスにはベースフェチのみなさんもありそうですけどね。それでも、1/4回くらいで当たればよいほうです。対象が優良ホールのみであればすんなりと当たる可能性も増えそうですが、普通、全国のホールでの平均値を考えたときに、信頼度=25%を超えることは難しいと思います。

 そそ、チェーンでもそうですね。A@⇒B@・・・ なかなか素直には流れません。A@⇒B@ではなくて、他の@チェーンに飛んだときに、B@の優位性が弱いと判断をして材料に組み込めるからまだ使えるのですが、そうした材料にもならなければ、余計な知識になるのが関の山です。

 「コウさん、A@⇒B@って来ませんでした(泣)」

 誰も、100%そうなるとは言っていませんし、来ないことを織り込み済みで対応ができる実力が必要になるということですね。

 来なかったら終わりで撤退ではなくて、当たりが素通りをして行く前兆くらいから、第三の道の確保をしておけるような、そうした用意周到さが必要です。


【基本概念 サザン・シルエットの真犯人(2)「1/4台は黄金率」】 より

 さて、長くなりそうですので結論です。別に多くを語る必要もないくらいに、この候補台の4台については、黄金率をキープできていると思います。たぶん、どれか当たります。ですから、皮切りとしては、「指定推奨法型」の台選択ではありますが、最低ラインで、25%からスタートができます。そして、そのバックアップが「消去選択法型」の台選択ですから、もっと伸びますね。

 次に、「直線型」と「拡散型」の当たりの分配について説明をします。虎視眈々ブログでも書いていましたので参考にされて下さい。

基本概念 サザン・シルエットの真犯人(3)「直線型の当たりの分配」

 理屈としてはこのようになります。当たりの分配については、「直線型」と「拡散型」があるように説明をしてきました。直線型とは、縦方向や横方向への直線的なラインです。図のように、今回は“サザン・シルエット(SS)”での連動台についてのマーキング(配色=緑色)です。

 シマBのE@(台番号51:配色=赤色)が基準台です。配色=緑色の4台です。“サザン・シルエット(SS)”で候補台を狙うときに、この4台が活性化をしていますと、「直線型」が優先をされていますので、「拡散型」が否定をされる流れになりやすい、ということですね。

基本概念 サザン・シルエットの真犯人(4)「拡散型の当たりの分配」

 そして、同じように、シマBのE@(台番号51:配色=赤色)を基準台にしたときに、配色=黄色の台が“サザン・シルエット(SS)”の候補台になるのですが、これが、「拡散型」の当たりの分配ラインです。「十字架ポジションのライン」と「斜めポジションのライン」のようなものですね。

 このように、「直線型」と「拡散型」の当たりの分配ラインがあって、基本的にはお互いが反発をしているような状況が多くなる、ということです。


基本概念 サザン・シルエットの真犯人(5)「SPAとの相互関係」

 ちなみに、SPA(サクリファイス・ピラミッド・アライバル)との関係はあるのか?・・・ という発想をしたときに、シマBのE@(台番号51:配色=赤色)が基準台(シマ最強の台)になっている時点で、配色=紫色の台が腐敗化をしていることが多いわけですから、「直線型の当たりの分配ライン」が塞き止められていることで、同時に活性化ができるとしたら、「拡散型の当たりの分配ライン」になっているのではないのか、という“SPA”の発想なのです。

基本概念 サザン・シルエットの真犯人(6)「普通に、強サザン!?」

 参考までに、発想を変えて考えましょう。同じように、シマBのE@(台番号51:配色=赤色)を基準台にしたとに、上図のような状況であれば・・・ そうですね。シマ最強のアクティブラインであるところの「強サザン」になりえる気配が出てきます。

 「直線型の当たりの分配ライン」が横方向に特化をしている状況です。実際のホール現場で意識的にこのような状況を把握して狙えるかと考えたら、かなり難易度が高いですけどね。これが、「強サザン」の正体になると思います。

 「3列連動」での封鎖パターンです。

 しかるに、“サザン・シルエット(SS)”の候補台を狙う場合で、背面台や裏台について細心の注意をする必要があるというのが、このような理由からなのですね。


【参考事例 直線型と拡散型の見極め方(2)「指定ポジションへの邪魔の要素−D」】 より

 それでは、流れが前後しましたが、そもそも論です。先ほど、『裏シマの51番台が基準台ということで邪魔になっている』『51番台がサザンで邪魔をしている』という表現をしました。緑色の台ですね。

 基本的には、最強台や強台の深刻な影響を受けていると考えたほうがよいです。

 基本概念上で、「直線型の当たりの分配ライン」という表現をしているのですが、みなさんのホール環境ではいかがでしょうか。当地の魔界ホールなどでは、致命的なダメージを受けているケースが多いです。正直なところ、あまりいじりたくない台の候補台になっています。
 
 そういう経緯がありましたので、「拡散型の当たりの分配ライン」である“サザン・シルエット(SS)”の研究開発をしていたのですね。

 この号外の冒頭で・・・ 『今回の号外の目的として、「んじゃ、いつ当たるの?」「どうやって当てるの?」「候補台はあるけど、どっちが当たるの?」「いくら打ては当たるの?」・・・ このような段階に踏み込んで行くつもりです。』という目標を掲げていました。

 そうしたテーマでございましたが、今回の説明を通して、何となくでも、ご理解を頂けたみなさんもあると信じて・・・ いたいです。ただ、「活性化と邪魔の要素」については、本当に難しいテーマですからね。なかなか伝達も難しいというジレンマがあります。ですから、ケース・バイ・ケースでお伝えをしていくしかないかと、そう考えています。


 以上、「3列連動」の公開から、2種類の「当たりの分配ライン」の説明、SPAとの相互関係、「当たりの分配ラインの見極め方」について書いてみました。

基本概念 サザン・シルエットの真犯人(1)「3列連動」

基本概念 サザン・シルエットの真犯人(2)「1/4台は黄金率」

基本概念 サザン・シルエットの真犯人(3)「直線型の当たりの分配」

基本概念 サザン・シルエットの真犯人(4)「拡散型の当たりの分配」

基本概念 サザン・シルエットの真犯人(5)「SPAとの相互関係」

基本概念 サザン・シルエットの真犯人(6)「普通に、強サザン!?」

基本概念 サザン・シルエットの真犯人(7)「普通に、強軸!?」

 「3列連動」で考えたときに、基準台(1台)に対して、直属の連動台が8台あり、それが直線型(4台)と拡散型(4台)になるということです。そして、「直線型」と「拡散型」は反発をしやすい関係にありますので、どちらかが優先をされていると、どちらかが沈静化をすることが多くなることを逆利用して、消去法の材料にできる、という内容です。

 そして、そもそも論として、爆発台が発生をしている時点で、「直線型」が否定をされる割合が多くなることを活用したのが、“サザン・シルエット・リベンジ(SSR)”ということです。「直線型」のポジションの台が沈静化をしている時間帯に、爆発台を基準にした「サブ連動」での狙い目の台を割り出せる、ということですね。

 その基準台(強台)と候補台(弱台)の相互関係の特徴として、「強台」が「弱台」を引き連れ、振り回し、いつしか「強台」が廃れるときに、運命共同体のように「弱台」も廃れていくようなイメージであると説明をしました。基準台(強台)が全盛期である時間帯に候補台(弱台)を狙うことで、“サザン・シルエット・リベンジ(SSR)”は、その真価を発揮します。

参考事例 直線型と拡散型の見極め方(1)「活性化をしている台数の比較」

参考事例 直線型と拡散型の見極め方(2)「指定ポジションへの邪魔の要素−A」

参考事例 直線型と拡散型の見極め方(2)「指定ポジションへの邪魔の要素−B」

参考事例 直線型と拡散型の見極め方(2)「指定ポジションへの邪魔の要素−C」

参考事例 直線型と拡散型の見極め方(2)「指定ポジションへの邪魔の要素−D」

 結局、基準台である「強台」が「強台」として仕事をしているときにも、その候補台である「弱台」が「弱台」として当たりの分配をせがんでいるときにも、ポジション関係を整理すれば、“SPA”になることが多いのです。或いは、裏シマの台(裏台)も射程の範囲にしたときに、“SPA+”になります。

 「強台」が存在をすることで、必ず、その「影」が生まれます。その影響力や邪魔の要素で、「当たれない台」が生まれるということです。「強台」の寿命が長ければ長いほど、その影響力や邪魔の要素で被害を受ける台の沈静化の時間も長くなります。

 基本的に、“サザン・シルエット・リベンジ(SSR)”での候補台は、その影響力や邪魔の要素を受けないポジションの台であるということですから、基準台の爆発規模によって、「直線型」の当たりの分配よりも、「拡散型」の当たりの分配の割合が多いと判断ができるときには、ほぼ1/4台(拡散型のポジション)で当たる台が生まれるという想定です。そこから候補台に対しての候補指数の査定をしていくという流れです。

 常に、「強台」と「弱台」の栄枯盛衰を意識することができるみなさんであって頂きたいです。