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月刊カオスブレイク 2014年 3月号



PDF A4版 32ページ 

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heck it out

アクティブ・チェンジャーとは!?

アクティブ・チェンジャーの概念

アクティブ・チェンジャーの活用方法

うんこグループとうんこグループで
最もマシな台を割り出す方法(1)

うんこグループとうんこグループで
最もマシな台を割り出す方法(2)

「出玉比較」「方向性の要素」

「反動調査」がベース消去法の3本柱

パチンコ台の過去を知るには・・・

アクティブ・チェンジャーの今後の展開について


【前書き】 より

 みなさん、こんにちは〜 コウです! えっ? 月刊誌が毎月のように遅れているがテンションだけは高いなって?・・・ よく最初のご挨拶だけで私のテンションの高さがわかりましたね。みなさん、凄いです。そんな凄いみなさんを、さらに凄くするために今月号の特集がございますw

 まぁ、別にSNSで書いて済ませてもよさそうな内容なのですが、テキスト化をすることで真剣に取り組んで頂けるみなさんの割合も増えますので・・・ 月刊誌の内容になりました。では、ちゃっちゃと行きますよ〜w

【アクティブ・チェンジャーとは!?】 より

 私の勝手な脳ミソの中の英和辞典でございますが、アクティブ=活性化、チェンジャー=変化させる人・・・ くらいの意味でいかがでしょうか。活性化を変化させる? 活性化を利用する?・・・ このくらいの意味合いでお願いします。通称は、A・Cです。アダプターみたいですね。

 ただ、これまでの消去法の概念と申しますか、出発点がちょいと違いますよ。これまでの消去法は、非活性化の状況から、つまり、うんこ台からの絞り込みをその極意とした消去法でございましたが、今回の主役は、活性化をしていそうな台が基準になります。結果的には似たような流れになるのですが、その組み立て方にちょいとスパイスを加味した、ということです。


【アクティブ・チェンジャーの概念】 より

 それで、アクティブ・チェンジャーの概念についての説明です。実はこれ、Vセン(ブイセン)の理屈と似ているのです。

 そもそも、アクティブ・チェンジャーの概念からVセンが生まれたようなものでして、昔から消去選択の技法のひとつとして使っていたのですが、底辺理論としての自信が弱かったことと、やや優良ホールではその確認がわかりにくいという2点で、水面下の技術論としていました。

 ですから、古参のカオスのみなさんであれば、『ああ、それですか、たまに意識をしますよ』ってくらいの内容なですね。

 そうしたことで、電話やスカイプなどの会話の中では、時折、登場することもあった“アクティブ・チェンジャー”ではありますが、先日のたいたいさんとの密談の折に、そろそろテキスト化をしてもよいかと判断をしたしだいです。

 たぶん、たっつんさんくらいのレベルになると普通に気が付いている内容で申し訳ない気持ちもあり、もう少し枝葉で装飾をしたいところなのですけれど、Vセンと同じくその概念が単純ですから、説明も単純にしたいと思います。それでは説明に入りますが・・・ たったのニ行です。

 シマ最低のうんこグループで、唯一、当たれた台(最もマシであった台)のチェーンにおいて、活性化ができる台が1〜2台、生まれる。その割合が8割を超える。

 以上です。簡単でしょ? うんこグループで一番、マシな台のチェーンを狙えば、どれも死んでいて当たらないということはほとんどない、ということです。大抵はどれか当たります。


【事例 うんこグループの見極め 

「合計出玉量」の概念(1)】 より

 例えば、何気なくでも、AグループかCグループが酷そうだなと、そのくらいまではわかるが、実際にどちらがシマ最凶のうんこグループなのか悩むことがあります。

 座っているお客さんの数もまばらで空き台も多そうであれば、尚更、わかりにくくなります。

 このような状況のときに、ベースグループの“合計出玉量”を査定材料のひとつとして考えます。


 それで、図面で上手に表現をするのが難しいのですが、例えば、出玉なし(配色=紫)、約2000発(配色=黄色)、約5000発(配色=赤)くらいで定義をします。時系列としましては、30分〜1時間くらい前から現在に至るまで、というスパンです。

 仮にこのような状況であれば、Aグループでは、出玉なし(当たっていない台)が3台と、約2000発クラスが2台ということであり、Cグループでは、出玉なし(当たっていない台)が4台と、約5000発クラスが1台ということです。

 つまり、当たっている実績のある台はAグループ(2台)のほうが多いが、ベースグループの合計出玉量としてはCグループ(約5000発)のほうが多いという状況です。

 この事例ではやや判断が難しい状況として説明をしていますが、AグループとCグループを比較したときに、Cグループのほうが約1000発でも合計出玉量が多いことから、その時点ではAグループのほうが弱いグループであると判断をしてよいと思います。


 このような考え方が、「(1) 当日だけを範囲としたときに、『合計出玉量』が最も少ないグループ」がうんこグループであると、ということです。


 今後の展開については未知数ですが、現在まではこのような状況であると分析ができる、ということですね。シマ最凶のうんこグループを見極めるひとつのモノサシになります。

 次は、「(2) 稼働率と比較をしたときに、『当たる台の割合』が最も少ないグループ」についての説明です。もうひとつのモノサシになります。いずれかのベースグループにおいて、稼働率の割には当たるお客さんの割合が少ないのであれば、それも比較材料にできるのではないか、という発想です。


【「出玉比較」「方向性の要素」「反動調査」がベース消去法の3本柱】 より

 それではまとめます。別にその順序や意識をする割合については、そこまでこだわりませんが、とりあえず、ベースグループ内での各台の「出玉比較」をして、「方向性の要素」で整理をしながら、「反動調査」で締めくくる・・・ という流れは効率的だと思います。

 慣れてきますと、さらっと見るような感じで、「あ、これ、弱っ」、「それ、弱っ」、「こっちも弱っ」ってわかるようになります。私の場合は、魔界ホールですので当たりもしない台が多いことから、ベースグループ内の各台の出玉の比較については瞬間的にわかりますので、「反動調査」に8割くらいの意識を置いています。

 その台がどのような状態で当たって、お釣りをどれだけ返したのか・・・ という観点ですね。

 
 そして、その過程で最も大切なことは、「過去」を正確に見抜くことです。その過去とは、自分がパチンコホールに入って、いずれかのシマに到着したときに、それを「現在」と過程するならば、それ以前の時間帯のことになります。そして、それは何時何分から何時何分までというような時計の時間ではなくて、最後に当たった台のみなさんたちの時間を“ひとつ前の過去”とします。

 そうですね。“ひとつ前の過去”があるならば、“ふたつ前の過去”もありえます。

 ありがたいことに、パチンコ台というものは完全にランダムな動きをしませんので、過去を正確に読めば読むほど、将来的な動向についても正確に予測ができるようになります。それが、“先読み”ということです。ですから、まったく過去の状況を考えない人よりも、“ひとつ前の過去”を考えられる人のほうが先読みも優れますし、“ふたつ前の過去”まで遡って考えられる人であれば、更に先読みの精度が研ぎ澄まされてくるでしょう。

 どれだけ過去の状況を正確に分析できるか・・・ これが命題です。

 
例えば、現在の状況だけでは、それはひとつの『点』でしかありません。その『点』から未来予測をすることは難しいですね。しかし、過去と現在がわかれば、それは『線』として繋がります。その『線』の延長線上に未来があるわけですから、それを辿ればよいですね。

 そう、人間と同じです。会社の面接などでも基本的に面接を受けに来る人の現在はわかります。目の前にいるわけですからね。しかし、その人の過去のことはわかりませんので、会社側は履歴書を見たがるわけです。過去と現在を見ることによって、会社にとって有用な人材になるかの判断をするのでしょう。ちなみに、面接官にも優秀な人とアホな人がいると思いますけど、超優秀な人はその相手の前世までも見通して採用をするか決めることもあるかもしれません。

 TVのニュースなどでも、○○○会社の社員が痴漢で逮捕されましたとか、横領で逮捕されましたとか、暴行で逮捕されましたとか・・・ 聞きますね。会社側は、「誠に不本意であり残念です」みたいな責任の所在を認めたがらない会見をすることが多いようですが、そもそも、そうした傾向性がある人を面接のときに見抜けなかった会社側の責任もあるように思うことがあります。

 よい意味で、必ずしも、「過去」=「現在」=「未来」とはならないかもしれませんが、それがパチンコホールの空間となれば、うんこ台はやっぱりうんこ台で終わることが多いですからね。


【パチンコ台の過去を知るには・・・】 より

 そうしたことで、できるだけ正確に過去の情報を取ったほうが、未来予測(先読み)のレベルも上がりますので、私が思いつく範囲でそうした材料を書いてみます。SNS「ロマンシング・カオス2013」でも関連記事を書いていましたのでご参考にされて下さい。

(1) 当たった実績がある

 普通に考えて、当たれなかった台よりも当たれた台のほうがマシですね。例えば、規定回転数の確変STをスルーした台であっても、その確変にさえ入れなかった台よりはマシなことが多いと思います。

 ですから、どのような状況であっても、データカウンターで当たり実績がある台のほうが、当たり0回で絶賛ハマリ中の台よりマシなのではないかということが、たぶん、原則に近いと考えています。


 ただ、当たり0回で絶賛ハマリ中の台が底打ちをして、いきなりバンザイアタックをすることもありますので、その点は別の視点でマークをしておく必要があります。

(2) ベースグループで他の台より連チャン回数が多い

 これは、前述の(1)に関係がある内容ですが、5台なら5台、6台なら6台を範囲として、他の台よりも連チャン実績がある台が、やはり強いと考えたほうがよいです。一塊の当たりとしてその規模が大きいほうが還元率も高そうに思えるからですね。これが原則に近いと思います。

 ただ、例外として、例えば、4R×3回の台と、16R×1回の台の比較をするケースなどがありますが、連チャン回数としては前者が多く、出玉量としては後者が多いわけです。私も悩むことがあります。そう、このようなケースについては現実に悩むことが多いのですが、現場での統計論としては、出玉量よりも当たり回数を出せた台のほうが将来的な希望があることが多いと感じています。甘ちんでも、16R単発で終わる台というのは、どうもその後の状況がよくないことが多かった、という経験からです。

 ですから、数百発くらいの差があったとしても似たような出玉であれば、当たり回数の多い台のほうが強い台であると考えられたほうがよいかと思います。断言はできませんが、数千回を越える私の現場での経験ということです。

(3) 激アツリーチをスカしていない

 これも原則と例外がある話でしょうけれど、基本的に本当に強い台が本格的にその仕事をしているときには、激アツリーチをスカしません。他の台への反応をしない、ということだと考えています。反応をするくらいなら俺が当たるよって雰囲気です。強いからですね。

 そして、他の台への当たりの分散や同時当たりも少なくなります。ですから、2R確変の割合も減りますし、ST中などでも浅めの回転数で当たりますし、普通のリーチでも当たりますし、激アツリーチもスカしにくくなります。

 スカしても激アツリーチが出ない台よりは出る台のほうがマシではあるのですが、激アツリーチをスカしている時点で、本当に強い台でないことが多いのですね。激アツリーチが発生したら必ず当たっていた・・・ それで当たって単発くらいでくたばっていたとしても、そうした実績がある台は、今後も信用ができる台になりえる可能性が高いということです。
 
(4) 方向性の要素に食い込んで当たれた

 この話も大切です。“飛ばされていない”ということです。当たりの移動の方向性として、それをクリアできれば単発でも当たっていた台ということです。逆の発想で、弱々しい台はピョンピョンと順番を飛ばされて行きます。ベースの移動でもそうですし、チェーンの移動でもそうですね。

 普通、1回でも順番のようなものを飛ばされた台について怪しいと思っていたら、大抵はそうなります。現実には、「順番などなくてバラバラですよ」って言われる人もありますが、カオスブレイクが構築をしている基本移動の考え方を参考にしたときに、それを飛ばされた台は極めて当たりにくくなる割合は多いと思います。

 そうであるならば、順番を追いかけたり待ったりする方法論でなくても、弱い台の見極めに特化してもよいので、「方向性の要素」を材料として頂きたいです。


 その根底が間違っている情報であればしょうがないですが、現実に私の的中率が「方向性の要素」があると証明ができているでしょうし、カオスのみなさんであってもそれなりの結果を出されていますので、「方向性の要素」についてそう深く信じなくても、参考材料のひとつにされることは間違いではないと思います。

 先日のにこるさんの実況中継にしてもそうでしたが、ベースで2回も飛ばされている台についてポテンシャルを信じて粘って頂きました。しかし、結果的には無理でした。背面の台が故障台ということであっても、隣近所の台が当たって邪魔をしていましたので、差し引きの候補指数はマイナス評価になっていたのかもしれません。

 そうしたことで、「方向性の要素」についても現在から過去へと遡ってみたときに、その順番を何回かでも飛ばされている台があったときに、比較的に飛ばされていない台よりは弱い台であると判断をしたほうがよいです。状況によっては、当たり回数やハマリ回転数でその痕跡を辿ることもできます。

 そうした情報を質の高い素材としてどれだけ生かせるかが“鍵”になります。そして、強い台は、「方向性の要素」に食い込んで当たります。そうした痕跡についてもリサーチができるようになって頂きたいです。

(5) 常連客と空き台

 常連客の動向を読むことも“対ホルコン技術論”の一環です。お客さんたちが座りたがる台にはそれなりの理由があります。どちらかといえば趣味嗜好の個人的な話でもあるのですが、そのお客さんたちが過去に楽しいか嬉しいかの想い出があったケースが多いわけですから、それらの台の還元率が高く設定をしてある可能性も出てきます。

 とくに、新台や中古台の差別化ですね。とりあえず新台に座っていれば、1回も当たらずに悔しい思いをしなくて済む・・・ 本当に、これだけの理由で新台を狙っているお客さんもいます。或いは、どうせ負けるのだから、せめて新台で楽しみたい・・・ これもありえます。そして、私の場合は、腐っても新台でしか金を返さないことがあるので、中古台に粘るよりは新台に粘るほうがマシか・・・ このように思うことがあります。

 そうしたことを前提として、逆の発想で考えてみます。やや極端な話になるのですが、例えば、稼働率90%くらいの状況があったとします。空き台は10%くらいですね。その10%くらいの空き台に希望があるでしょうか・・・ というアンチテーゼです。稼働率が90%も超えているのに、なぜ、お客さんが座らない台があるのか? なぜ、お客さんが避けているのか? という考え方であり、そう考えることが、その空き台の過去を知るための“鍵”になります。

 大抵の場合は、かなりのうんこ台か、連チャン後に即止めなどになっているケースが多いですね。

 この話についても平均値ということなのですが、どうも人間とは無難な状態のほうを選択したがる傾向性があるのかもしれません。たまには、マニアックかMっ気が強そうなお客さんが1000回転超えくらいのうんこ台を何かの使命のように打っていますけど、平均値を考えたときに、どうしても極端な事象を避けるお客さんのほうが多いように感じます。出すぎていても嫌がるし、うんこすぎても嫌がるし・・・ 

 それはそれで、長い目で見たら正解になるのだと思います。ホールによりますけどね。当地のようなぶりぶり魔界ホールでうんこ台だけを狙って打っていたら、私は数ヶ月で破産するかもしれません。そのくらい危険なものです。逆に、シマで最も強かった台だけを打っていても、結果的には似たような状況になると思います。つい先ほどまではシマ最強であったとしても、その連チャンが終われば数万発規模のハマリ地獄に突入する危険性がありますから、下手をするとシマ最弱の台に豹変をしていることもありえますからね。

 このようにパチンコは難しいところもあるのですが、稼働率が高いときの空き台については、どちらにしても注意が必要であると書きたかったのです。ちなみに、稼動率が低いときには偶然性の要素から空き台になっているケースもありますのでその限りではありません。

 そうそう、スロットなどでもそうなのですが、遠めに見ていたら当たりそうもない台について常連さんがいつまでも打っていることがあります。それは何でかと確認をすると、やたら払い出し(小役の成立)がよいことがあります。ブドウがよく揃うので粘っているとか、ありますね。

(6) 常連客が嫌がる台

 これも似たような話です。常連客から取れる情報です。実は、私も常連のおじさんやおばさんから情報を取られます。私が取られるということですね。私が止めた後には座りたがりません。当たらなかったときのほうが多いですが、当たった後でもあまり喜んで座る常連さんはいません。出ないか終わったかと思われるようで、私の動向で台の選択を変えてきます。

 つまり、他の常連さんが座って直ぐに止めるようなケースです。何らかの理由で止めたくなるのですね。極端に回転率が悪かったり、演出などで当たる気配がなかったり、常連さんですから何となくでもわかる人が多いのです。稀に、ハンドルがぶっ壊れていたり、プッシュボタンがへこんでいたりという理由から止める人もいますが、大抵は、当たりそうにないので止めるわけです。

 そうした常連さんが2〜3人くらい代わった台というのは、やはり、当たりが遠いことが多いように思います。

 これなども過去の情報として参考にすることができます。普通、そこには、何人かお客さんが入れ代ったことによる候補指数のUPがあるような気もしますが、何人とお客さんが代わっても当たらない台というのは、あまりよい状態でないと思われます。

 「あ〜 あの台は何人か座ったけど、当たらんかった」・・・ このような情報ですね。その人数の目安については難しいですが、平均値で考えたときに、3人くらいだと思います。3人くらいお客さんが代わって当たらなかった台は、その後も当たりにくいように思います。同じパチンコホールでもスペックの違いや還元率そのものが違うことがありますので断言などできない話ですが、大雑把な平均値を考えたときに、3人目くらいまでで当たらないと、やっぱり弱い台のように思うことが多いです。

 座って当たるなら2000円まで・・・ みたいな感覚ですね。早めに当たらないとうんこ台でなくても金がかかる台になったり、当たってもお釣りが少ない台になったりすることが多いかと思います。

(7) いつも出ない演出が出る

 その台が強いか弱いかについては微妙な話なのですが、同じ機種でもいつも見ないような演出が出ることがあります。キャラ系で喩えれば、別にプレミアムなどではなくて、通常モードのときでもSTのときでもめったに出てこないようなキャラのセリフが出たり、喋ったりするような演出ですね。それが近い頻度で1〜2回は出ることがあります。出るなら2回くらいのセットで出やすいと思います。

 ん〜 実際の私の経験では、そうした台は前半に好調になるより、どちらかといえば後半で好調になるようなケースが多かったと思います。

 それでも、他の台はいつものありきたりな演出で当たりそうもないので、妙な演出が出た台については何気なくでも気に掛けていることがあります。正直なところ、騙し演出だったという結末が半分で、後半にやや好調になったという結末が半分です。それじゃ使えんでしょ?って思われるかもしれませんが・・・ 

 そうしたときに、どこのグループが活性化をしているのかと見ているのですが、8対2くらいでベースグループが活性化をしていることが多かったように思います。8割がベースで、2割がチェーンとして考えたときにですね。

 これは噂なのですが、新台として導入したときの演出設定と中古台に成り下がった後での演出設定の変更ができるとかの話を聞いたことがあります。

 新台のときにはプレミアムの演出などがよく出ていたが、中古台になる頃にはそうした演出も減ってしまう・・・ 意図的に設定を変えるということでしょうか。


 そうなると、新台の頃の刺激のある演出を見たがるお客さんがあったときに、中古台になってもその稼動率を減らさないためには都合が宜しいという話です。新台の頃には刺激のある演出が多かったよなと思いつつ、中古台になっても、いや、中古台になったからこそ、余計にでも金をつぎ込んでくれるようにとの苦肉の策なのかもしれません。

 ですから、新台として導入したときの演出設定ということがあったときに、別にプレミアムでなくても、当たらなくても、いつも出ないような演出が出るということであれば、普通、新台はベースグループ単位で導入をされることが多いでしょうから、そうした妙な演出については、ベースグループに対しての何らかの活性化が作用をしている可能性として考えています。

 ちなみに、“反応先”についての意見はわかれるのですが、普通、『強反応=チェーン』、『弱反応=ベース』というような発想を持っています。これも昔は、8対2くらいでそう考えていましたけれど、最近では、6対4くらいまで押され気味です。フィードバックそのものが少ないですから微妙ではありますけどね。もう少し白黒をはっきりさせたい話です。

 そうしたことで、いつも出ないような演出が出た痕跡がある台については、他の無表情な台と比較をしたときに、自分は打たないにしても心残しておくという考え方は大切です。油断をしたら当たるかもしれないというようなマークですね。気に掛けておいたほうがよいでしょう。

(8) フォースで読み取る

 はい、冗談です。すみません。


【 “年貢”と“エサ”の関係】 より

 パチンコホールで時間が経過するということは、それだけ回収が進行しているということでもあります。お客さんたちからの“年貢”を貯蓄しているということですね。ですから、時間あたりの売り上げをよくすることがホールマネージャーの仕事でもあるでしょう。

 そして、お客さんたちの欲望を上手に刺激するために宣伝をする必要があります。そう、アピールですね。当たったら儲かりますよ〜というような“エサ”が必要になります。

 その“エサ”は大きければ大きいほど効果的です。そうなると、普通に考えて、そうした“エサ”をたくさん用意しておけば、それだけたくさんのお客さんを獲得することができると考えます。

 しかし、今回の事例のように、その“エサ”が“ミジンコ”のように小さいパチンコホールがあります。釣竿に“エサ”が付いているのですか?・・・ というような風景かもしれせん。

 何でそうなるのでしょうか。前述しましたように、平均2時間に1回、平均1/40台で5000発クラスの台が出る・・・ とか、“エサ”にもなっていないですね。

 結局、“年貢の取立て”に比例をしたかのような“エサのばら撒き”が行われるのでしょうが、どのくらいの時間を範囲として、どのくらいの“エサ台”が生まれるのかを逆算したら、そのパチンコホールの人気のようなもの、つまり、基本体力や基本勢力も見えてきます。


【時間と見せ台の関係】 より

 それでは、実際のホールの風景写真を見てみましょう。

 ・・・ こんな感じです。普通に怖いですね。椅子に上着がかかっている台がご本人さんの台です。よう、当てますよね。

 「平均2時間に1回、平均1/40台で5000発クラスの台が出る」という風景です。文章では伝わりにくいですけど、写真を見たらわかりますでしょ。

 そう、“エサ台の発生周期”ということですね。平均2時間に1回くらいのエサの時間ではきついということが伝われば幸いです。
 みなさんのホールであっても曜日や時間帯によってはこのような状況もありえるでしょうから、別にそこまで極端な事例でもないのですが、パチンコホールが年貢の回収に満足をしていないような状況ですから、それに比例をするかのように、稼働率が高いホールと比較をしたときに、エサが“おあずけ”になることが多いという話です。

 たぶん、10〜12時までを範囲としたときに1台、12〜14時までを範囲としたときに1台、14〜16時までを範囲としたときに1台、16〜18時までを範囲としたときに1台、18〜20時までを範囲としたときに1台、20〜22時までを範囲としたときに1台・・・ 平均5000発クラスの台が生まれるということですね。それをゲットできなければ“オゲゲのゲ”になってしまうかもしれない、という恐ろしい話です。

 それでは、次に、別のパチンコホールの風景写真を見てみましょう。36シマです。
 
 ちょいと遠目ですけど、けっこうな稼働率がありますね。それで、“エサ台の平均値”を考えてみます。5000発クラスの台が5〜6台くらいはあるかもしれません。

 ただ、時間あたりで何台くらいのエサ台が発生しているのかという話になれば、そうしたデータを準備していませんのでわかりませんが、5000発くらいであれば3〜4連チャン(ミドル機種)くらいなものですから、入れたり出したりして当たる台もあれば、少なくても1時間あたり5000発クラスの台が5〜6台くらいは発生している気配があります。

 そうしたことで、平均2時間に1台、5000発クラスの台が出るパチンコホールと、平均1時間に5〜6台、5000発クラスの台が出るパチンコホールがあったときに、エサの時間の発生周期を含み、まったく違った風景になるということです。

 それを時系列で共通させますと、パチンコホール(A)は2時間に約1台、パチンコホール(B)は2時間に約10〜12台ということになります。

 単純に考えても、10倍の違いがそこにある、ということです。

 これは見た目でわかる話でもあるのですが、一定の時間帯を範囲としてエサ台(見せ台)の平均台数を割り出すことができれば、実際に自分がそのシマにいたときに、今後、勝てる要素が高いか低いかを予測するモノサシのひとつになるということです。

 ちなみに、当地の魔界ホールの平均値は、2時間に約2台です。甘ちんのケースですね。ミドル以上の機種でも伸び率が変わるだけで台数が増えるわけではありません。逆に、スペックが辛くなると余計に当たる台数が減ることが多くなります。

 ですから、甘ちんでも5000発クラスは1時間あたり1台くらいですので、時間をかけて単発の400発くらいから4000発くらいまでの台を漁りながら5台くらい当てれば1台くらい伸びるかなと、そうした状況です。

 そして、ここからがポイントなのですが、1時間あたり1台くらいの割合であれば、例えば、午後からの話ですが、12〜13時の範囲で既に5000発クラスの台が1台でも発生をしたとなると、もう、そのシマでは“落ち葉ひろい”になることがあって、シマ内の他の台について希望そのものが消え失せることがあります。次に5000発クラスの台が出るしたら、早くても、13〜14時くらいになるだとうと・・・ やがて萎えてきます。

 そこそこに当たる台が発生するホールであれば気にもならないことかもしれませんね。しかし、魔界ホールでは致命的な状況になることもあるのです。

 みなさんのホールでも、やはり平均値はありますので、ご自身のホールの平均値がどの程度なのかということを知ることと、その平均値に応じて、過剰な期待をしない取り組み方をすることが大切だと思います。


 「たしかに、自分のホールでも、5000発クラスの台が出るのは、1時間あたり2〜3台かもしれない、そうであれば、4台目を狙うことはリスクがあるので、そうした現場を確認したらできるだけ控えるようにしよう」・・・ このような考え方です。

Ill Be Back?

伝説の『ホルコン古文書』・・・ 再びw

“年貢”と“エサ”の関係

時間と見せ台の関係

ニコニコ×サザンでのバランス

狙えと言われたら狙いますけど

ニコニコ・クリーナー

アナザー・D2

ベース・クリーナー(1)

ベース・クリーナー(2)

消しゴムや洗剤の種類は多いほうがよい

【消しゴムや洗剤の種類は多いほうがよい】 より

 そうしたことで、『謎の古文書U』についての分析が完了しました。今回の組み立て方の基本柱は、できるだけ“邪魔がない台”の絞り込みということでした。

 “安全な台の確保”ということでもありますね。そして、古文書の分析のついでに、マスター消去法の核心に近い内容をご紹介できたと思います。

 えっ? 第6段階目まで教えないのか!って? もう、必要ないでしょう。

 まぁ、組み立て方の方向性や順序についてはいろんなスタイルがあると思いますので、それについてはシマの状況やみなさんのご都合で再構築をされるとよいと思います。

 結局、消去法の根幹は、どれだけ正確にうんこ台のクリーニングができるか、ということなのです。


 ですから、消しゴムや洗剤の種類は多いほうがよいのです。消し込める材料が多ければ多いほど、生き残れる台の台数も少なくなりますし、より安全な台が残るようになります。

 そう、的中率の低さに悩まれるみなさんがいらっしゃるかと思いますけど、それも候補台が多すぎることによる弊害なのです。
 極端な話かもしれませんが、この35台から選ぶのと・・・

 この5台から選ぶのとでは、やっぱり的中率が違って当然だと思うのですね。実際にはこれからまだ絞り込めます。図面だけの情報では難しいですけどね。しかし、現場であればその限りではありません。

 そして、私のこの第1段階目から第5段階目までの査定時間は・・・ およそ30秒ていどであるという恐ろしい話を付け加えて、『追撃第二弾!!「謎の古文書を解読せよ!?」』を完結します。ご要望があれば、追撃第三弾も検討しまーすw


連載第四回 「迷えるパチンカーへの処方箋集」です。

【コンテンツ】

Q.パチンコに行くたびに腹が立ちます。自分には向いていないのでしょうか?
Q.パチンコで負ける夢を見たときに、次のパチンコは高確率で負けます。霊感ですか?
Q.パチンコホールに長くいたら、その日の夜に金縛りにあいます。やばいですか?
Q.私がパチンコで負けるのはギャンブル浮遊霊のせいですか?
Q.最近、パチンコで勝っても負けて虚しさがあります。引退でしょうか?


※ 「迷えるパチンカーへの処方箋集」は、こちらでも公開をしています。


Q.最近、パチンコで勝っても負けて虚しさがあります。引退でしょうか?

A.そうですねぇ・・・ 逆に、「パチンコができて幸せ一杯!! 今日も閉店まで頑張るぞー!!」って心境よりもマシなのかもしれません。何事もそうですけど、よい意味で、“倦怠期”ということはあります。男女間の話でも、夫婦間の話でもそうですが、あまりにも束縛をしたりされたりするとお互いが不幸になることが多いでしょうからね。

 ですから、一日中、パチンコのことばかり考えていても、いつかはその人の人生や生活がおかしくなりますし、逆に、1〜2ヶ月に1回くらいしかパチンコに通わなくても、それでパチンコの技術が上達をするかと言えば、それはかなり難しくなると思います。

 ですから、何事も中ほど(中庸・中道)がよいということでもありそうです。


 そもそも、なぜ、“虚しさ”という感情や感覚が発生をするのか、という観点も大切ですね。私、虚しさの定義については詳しく知りませんが、単純に考えたときに、“そこに希望がない状態”とでも定義をしてみたいです。

 私たち人間も含めて、動物とは面白い生き物であると思うのですが、例えば、ワクワク・ドキドキするような“希望”や“期待感”があるときに、それと同時に、“虚しさ”という感情を持つことはできにくいと思います。パチンコホールの通路などで、笑顔でスキップをしながら、うなだれているような感じですね。どっちなんですか?・・・ って思いますわね。

 そうしたことで、“虚しさ”とは、“希望や期待の不在”として考えることができそうですし、パチンコそのものに対して、勝っても負けても“希望や期待が薄い”ということであれば、その方向性として、ギャンブルから足を洗うための“心の準備”をしている気配もあります。

 自分の本心と言いますか、正直な“心の声”のようなものが、「そろそろ潮時じゃね?」って訴えはじめているかのようです。

 本来は、その人にとって、パチンコなどのギャンブルをすることが“正しい生き方”や“正しい人生”ではなくて、何らかの理由で、狐につままれたようにパチンコホールに通っていた、というケースもあると思うのですね。それは、趣味嗜好として十人十色の話であるし、人間関係や時期の要素もあることですが、国内でのパチンコ人口が多いことに反比例をするかように、パチンコなどしないほうがよい人の割合が圧倒的に多いかと思いますので、そうした“心の声”や“叫び声”が聞こえたときには、素直に自分を見つめ直すということも大切だと思います。

 そもそもですね・・・ パチンコなどしている暇があれば、もっと他にしなければならないことを抱えているみなさんが大多数だと思いますよ。もし、会社や家庭や人間関係での“嫌なこと”から逃げるようにパチンコホールに駆け込んでいるような人生があったときに、そこで上手に金を稼げたり、してやったりと思うことがあっても、それは蜃気楼のような成功や満足感でしかないかもしれないと、そう思うのです。

 さて、長くなりそうなテーマですのでまとめますが、そうしたことで、今後もみなさんがパチンコをされるなら、“現実逃避”や“惰性”ではなくて、それなりの目的意識を持って取り組んで頂きたいです。カオスブレイクでは、それを“納得の追及”というように捉えています。パチンコやスロットに対して“一定の納得”ができるようになることで、パチンコやスロットから足を洗うか、さらに極めるかの選択ができるようになると思います。

 どうか、一時的なことでもよい、自分自身を“納得”させてみて下さい。そうした考え方や、その考え方に基づいた日頃の努力によって、また違った景色も見えてくるようになると、私は信じます。