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 「月刊カオスブレイク」のご紹介Chaosbreak-Magazin

月刊カオスブレイク 2014年 6月号



PDF A4版 56ページ 

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heck it out

特集 「SSRDI」

サザン・シルエット・リベンジ・ダブル・インパクト

新連載 「明日のために、巫女ラッシュ❤」

連載中 「謎の古文書」のルーツを探る!

連載中 迷えるパチンカーへの処方箋集

連載中 マスターの守護霊メッセージ


カオスブレイク究極奥義 「SSRDI」

SSRDI(1)「ダブル・インパクト」

SSRDI(2)「完全封鎖」

SSRDI(3)「イコール・ポジション-A」

SSRDI(3)「イコール・ポジション-B」

SSRDI(4)「②&④の正体、ついに暴かれる」

SSRDI(5)「①&⑤の正体、ついに暴かれる」

SSRDI(6)「1600通りのパターン」

応用力が試されるとき(1)「消しゴムの使い方」

応用力が試されるとき(2)「SSCという発想」


【前書き】 より

 はいー こんにちは。マスターでございます。何のマスターかは謎ですけどね。さて、号外で書いていたのですけど、どうせならまとめようと・・・ そんな経緯で6月号の特集にしました。

 まぁ、「カオスブレイク究極奥義」とか書いていますけど、見込みで・・・ お願いします。理論上では正解ですよ。パソコンのデータ上で普通に考えても、リアルな現場の経験でもそうなる割合のほうが多いからですね。ただ、何の理屈にしても、ケース・バイ・ケースということがございますので、やや控えめな姿勢で幕を開けたいと思います。

 そもそも、前回の「SS(サザン・シルエット)」や「SSR(サザン・シルエット・リベンジ)」の仕組みをご理解して頂くことが前提ですので、それらを使いこなせていないみなさんや、とてもではないが適合していないようなホール環境に通われるみなさんにとって、今回の「SSRDI(サザン・シルエット・リベンジ・ダブル・インパクト)」は何のお役にも立ちません。

 ただ、今回の資料でパズルのピースが増えますでしょうから、その段階で、ようやく“SSシリーズ”の威力を実感して頂ける希望もあります。ですから、今後の進展も含めて、参考資料として読まれることは損にはならないでしょうし、“SSシリーズ”の適合率が高いホールに通われるみなさんであれば、早速の活用ができるかと思います。

 それで、“SSシリーズ”の適合率が高いようであれば、これまでの技術論をやや白紙に戻すくらいの立ち回り方に変更をされてもよいと思います。(ロマンシング・カオス2013より転載)

 (1) シマ最強の爆発台を探す

 (2) そのSSの状態を確認する

 (3) 消去法の概念でもシンクロをしたら狙う

 (4) そのシマでは、SS候補台、最大2台しか狙わない

 (5) ダメなら、他のシマの爆発台を探す

 基本的に、1シマでは最大2台しか打たないということで、もし、時間が経って、爆発台が転移をしたら、そのSSの子分台を2台まで狙う・・・ こんな流れです。同じシマで5台も6台も、下手をしたら10台くらい打たれるみなさんもありますので、そうした意味では、台数を減らすことで、余計な投資も減りますし、カマの被害も少なくなります。

 パチンコで負ける理由は、出ない台に金を突っ込んでいることですから、できるだけ、その無駄な投資を減らすと結果も変わると思うのです。


【カオスブレイク究極奥義 「SSRDI」】 より

 それでは、“サザン・シルエット・リベンジ(SSR)”の続きでです。これぞ「究極奥義」ですよとアピールができるような話を書いておきます。「SSRDI」です。

 「サザン・シルエット・リベンジ・ダブル・インパクト」の略称です。かなりややこしいです。しかし、理論上では、ほぼ最強かもしれません。極まっているとは思うですが・・・ 実は、まだ検証をしていないのです。

 いかがでしょうか。上図のイメージで、その意味合いをご理解されますでしょうか。“サザン・シルエット・リベンジ(SSR)”が複合をしているということです。シマAの最強台とシマBの最強台の「クロス・ポジション」にある台です。32番台(配色=青色)ですね。

 シマAとシマBの最強台を基点に、「拡散型の当たりの分配ライン」が重複するポジションですから、候補指数としてドラが2個入りますので跳満になります。あとはツモるだけです。

 基本的に、「3列連動(シマA1列+シマB2列)」だけでも絞り込みができるのですが、ホールシステムの本質を考えたときに、偶数である2進法の影響が大きく、本来は、列制御の範囲でも2・4・6・8・10列で見たほうがよいという発想があります。

 そうしたことで、「SSRDI」・・・ パソコンのメモリの名前みたいですけど、これが、「4列連動」からの絞り込みになります。ただ、これは確認や検証をするのは難しくなさそうですけど、実際にこれで当てるとなると大変かもしれません。

 ちなみに、今回の「4列連動」への発想は、「3列連動」がきっかけになっているのですが、「3列連動」という発想をされたのは生前の素人さんでした。

 そのときに、「みんなで作るテキスト」みたいな提案をされていまして、私も参加をするつもりだったのですが、その技術的な内容に対してどうにもしっくりこなくて様子を見ることにしました。

 「サザン」の概念がなかった時期でしたからね。その後、素人さんが他界をされて、それからモグさんとの出会いを契機に「サザン」が生まれ、今、ようやく、かつて素人さんが思い描いていた図面に近付いているのだと考えています。


【基本概念の説明】 より

 「イコール・ポジション」という意味は、同じか似たようなところが当たっている、その台が強い・・・ くらいでお考え下さい。先ほどは、シマAのE①(台番号11:配色=赤色)が基準台でしたが、今回は、シマAのA①(台番号1:配色=赤色)が基準台です。

 そして、“サザン・シルエット(SS)”での候補台も、それに対応をするようにポジションが変わります。AグループのA①が基準台ですから、ベースグループの折り返し現象で、A&Fグループがその範囲になります。

 このように、前回の事例と似たような雰囲気であり、同じ列の同じ①チェーンではあるのですが、基準台があるグループが違うということです。

 そこで、「ぜんぜん、違う場所ですよ、コウさん?」・・・ と聞かれるかもしれませんけど、“SSRDI”での強台の発生パターンは多数ありますので、どこかで同類項として線引きをしたいという理由からです。そして、ポジションは違っても、同じ①チェーンというだけで、どこかにその影響が出てきます。

 そうしたことを前提に、この事例で、“サザン・シルエット・リベンジ・ダブル・インパクト(SSRDI)”でのクロス・ポジションを見つけたいのですが・・・ あれ? 別にありません。どこにもかぶっていませんね。これは困りました。“SPA+”で狙える場所がありません。
それでは、シマAだけを切り取ってみましょう。このシマAの下列で、やたらと②チェーンが“サザン・シルエット・リベンジ(SSR)”の候補台になっていないでしょうか。

 感性が鋭いみなさんであれば、あっさりと気が付かれたと思います。

 そうです・・・ これが、複数のシマを範囲としたときの、「強台」と「弱台」のバランスの正体だと考えています。カオスブレイクでは、活性化の段階について、「メイン連動」と「サブ連動」に分別をするように組み立て方を研究してきましたけれど、どこかのポジションで「メイン連動」が活躍をすれば、それと同じ時期に、どこかのポジションで「サブ連動」がしょうがないように活性化をする・・・ このようなニュアンスですね。

 ようは、「メイン連動」で爆発をしているような台があれば、その直接の悪影響を受けてハマり続けている台があって、そのハマり台が長い時間に渡り活性化ができないことで、「メイン連動」とは無関係に近いポジションの「サブ連動」の台が活性化をしてしまう、ということです。

 先ほどと同じ図です。このケースなども、シマAの上列(A・B・E・Fグループ)の中に「メイン連動」で爆発をしている台(A①:台番号1:配色=赤色)があったときに、シマAの下列(D・C・H・Gグループ)の中に、やや同じ時間帯にでも、「サブ連動」で活性化をする台があると示唆をしているかのようです。

 どこかの列で、やたらと「並列チェーン」が活性化をしている・・・ 別にそこまで伸びはしないが、パラパラとよく当たりが循環している・・・ そんな風景を覚えておられるみなさんも多いかと思います。 

 このように、「2次系のジグザグ運動」でもなく、「半シマのチェーンの循環運動」でもなく、「ジャンーパー運動」でもなく、もちろん、「末番」でもなく、「並列チェーン(今回の事例では②チェーン)」がやたらと騒ぐようなケースは、「メイン連動」が①チェーンで、「サブ連動」が②チェーンという可能性が高くなります。

 これが②チェーンではなくて、④チェーンが有力候補になる台数が多ければ、「サブ連動説」に矛盾が生まれてしまいますが、例えば、A①(台番号1:配色=赤色)が基準台の爆発台であるときに、A④(台番号4:配色=紫色)とD⑤(台番号40:配色=紫色)が「直線型の当たりの分配ライン」について、そこに強烈な制御を受けてしばらくは当たれないとなりますと、D②(台番号37:配色=黄色)の候補指数が上がります。

 A&Dグループでの、“ダブルベース消去法”で考えてもこうなります。

 つまり、制御を受けてボロボロになるという意味だけで想定をしますと、Dグループでは、D②(台番号37:配色=黄色)D③(台番号38:配色=白色)くらいしか残りません。

 その内訳として、D①(台番号36:配色=紫色)は、単純に①チェーンからの制御です。同じ系統(系列)にあまりに強い台がありますと、当たったところで勝てない台になることが多いですから、そんなに喜んで狙うべき台ではないことが多いですね。

 次に、D④(台番号39:配色=紫色)については、“ニコニコ×サザン”の制御です。ホールの還元率にもよりますけど、けっこうな制御が入ります。個人的には、この状況でD④はいじりたくないですね。もちろん、当たることもありますけど、当たったところで・・・ みたいな。

 最後のD⑤です。「シマ最強の台」の背面です。ドMかチャレンジャーのみなさんはどうぞ。

 結局、どこのポジションでも同じことなのですが、「シマ最強の台」があったときに、そこで普通に見ていて、「直線型の当たりの分配ライン(縦&横)」が否定をされている、お客さんが打っていても当たりそうにない、既に深くハマり込んでいる、このような状況が確認できたときには、そこまで深く考えなくても「サブ連動」を狙ったほうが早いですよと、そういうことです。

 そして、スーパーイーグルアイである、「超~鷹の眼」の視点で「4列連動」から弾き出そうと、先ほどのようにシマ内だけの「ダブルベース消去法」から弾き出そうと、どのような視点や角度から見ても、当たる台は当たるようにセッティングをされているわけです。

 その当たるべくして当たるポジションについて、より効率的、より信憑性が高い方法論を模索してきた、ということですね。それが、「サブ連動」ということです。

 そうしたことで、「イコール・ポジション」については書き足りないくらいあるのですが、どうにもパターンが多いものですから、次の事例に入ります。

 ちなみに、「イコール・ポジション」は、様々な組み立て方ができます。例えば、今回の例題のように、遊び台のようにパラパラと当たる②チェーンがあるときに、それが「サブ連動」で当たっていることがありますので、2シマを範囲として、①チェーンなら①チェーンで爆発をする予定の台が埋もれているのを察知できる可能性があります。

 つまり、5台の倍数構成(40シマなど)では、①&①がメインなら、②がサブになり、⑤&⑤がメインなら、④がサブになります。その「裏」を考えたときに、伸びないくせに②がパラパラと当たっていれば、①で爆発をする台があるかもしれない、伸びないくせに④がパラパラと当たっていれば、⑤で爆発をする台があるかもしれない、ということですね。

 “サザン・シルエット・リベンジ・ダブル・インパクト(SSRDI)”は、「メイン連動」から「サブ連動」を割り出す技法ではあるのですが、別に逆の発想でもよいわけです。


基本概念 SSRDI(5)「①&⑤の正体、ついに暴かれる」


 基準台を変えます。1台目が、シマBのE②(台番号52:配色=赤色)で、2台目は、シマAのE④(台番号14:配色=赤色)にします。先ほどと理屈は同じです。

 シマAのHグループに着目しましょう。はい、H①&H⑤が、“サザン・シルエット・リベンジ・ダブル・インパクト(SSRDI)”の候補台になります。

 前述の②&④と同じように、どこかのシマや列で当たっている台があったときに、①&⑤が目立つときがあります。


 このように、「最強台」の“影”に隠れながらコバンザメのようにくっついて、そのおこぼれを貰うような当たり方をする台があったときに、「最強台」が1台のときには、やや自由な泳ぎ方(候補台=約4~8台)をしているが、「4列連動(2シマ)」を範囲として「最強台」が2台になったときには、そのコバンザメも釣り上げられた魚のように、そのポジションが特定の位置関係で固定(候補台=約2台)をされてしまう・・・ ということですね。

 「あ、②&④しかないよね」「あ、①&⑤しかないよね」って状況になりえます。“サザン・シルエット・リベンジ・ダブル・インパクト(SSRDI)”・・・ イケてませんか。

 さて、何となくでも、“サザン・シルエット・リベンジ・ダブル・インパクト(SSRDI)”ががイケているのではないかと錯覚をされました、みなさん・・・

 今から残念なお知らせをします。そうです。そんなに甘くはないのです。


【参考事例】 より

 40シマなら40台を見るのにアへアへというようなみなさんが多いかもしれませんが、どうせホルコン攻略をするなら極めて頂きたいという思いで書き続けています。カオスブレイクの“対ホルコン技術論”は、その進歩の恩恵が「的中率」として跳ね返ってきます。

 逆の発想で、「的中率」が上がらないときには、理解が弱い、進歩をしていない、応用力がしょぼい、ということになります。非情ですけどね。現実は甘くなく、真剣さが足りない者や、努力をしない者には、それなりの結果しかありません。

 アナーキーの総帥さんが、「一台必中、それで勝て!!!」・・・ みたいなことを言われますけど、それがゲロゲロ魔界ホールで成立できるかは別として、やはり、一理がある発言です。本家カオスも一通りの技術論やノウハウは掌握をしているつもりですし、組み立て方や絞り込み方については限界に近いところまで登りつめている気はします。

 そして、私が今、思うことは、やはり、「応用力」の部分です。当地の魔界騎士である甘デジさんから「技術」と「技能」は違うので、「正しい技術論」を「正しい技能」として修得をすることが大切だ・・・ みたいな話を以前に頂きましたけど、今のカオスブレイクにとって、それが「応用力」の部分かなと考えもします。

 逆に、「応用力」のレベルが高ければ、「技術論」がしょぼくても、どうにか加工ができるのかもしれません。ん~「応用力」というより、「サバイバル能力」のようなものでしょうか。何か、人間の本能的な野生のエネルギー・・・ みたいな。「たくましさ」のようなもですね。

 さて、雑談や雑感は、一年中、つぶやいていてもネタが尽きませんので本題に入ります。

参考事例 応用力が試されるとき(1)「消しゴムの使い方」

 それでは、参考事例です。もう本当に、かなり適当に事例を作成してみました。大抵の「強台」や「弱台」のパターンは、私のマスターブレインに貯蔵をしていますので、適当に作図をしても実際のホール現場で起こりえる状況に近いかとは思います。

 それで、この状況から、どのように組み立てられるか、絞り込めるかに挑戦をしてみます。あくまでも想定論ですから、100%確実なものではありません。

 さて、基本的に、「直線型の当たりの分配ライン」が否定をされていると仮定をしての組み立て方になります。爆発台が発生をしている時点で、その左右のサザン×2台と、前後の台である、背面台と裏台の合計4台の候補指数が下がるという前提です。そうなりますと、必然的に“SS候補台”である「拡散型の当たりの分配ライン」が狙い目になります。

 そこで、もし、「拡散型の当たりの分配ライン」が完全に近いくらいに沈黙をしているようであれば、狙ってもしょうがないですから組み立て方を変えます。横方向の“強サザン”や、縦方向の“強軸”が目立つ状況などですね。こればかりは、現場の状況で活性化のラインが変動をしますので、正しい判断力と応用力が要求をされるところです。

 とりあえず配色をします。今後の参考事例は、この号外の読みにくさを解消するために、マーキング・ポジションを必要最小限度の表現にします。「色」で区別をして下さい。赤色=「爆発台(シマ最強の台である基準台)」、緑色=「直線型の当たりの分配ラインの台」、黄色=「拡散型の当たりの分配ラインの台」、紫色=「沈黙台(たぶん、当たらないか、当たっても伸びない台)」です。

 それで、組み立て方の順番にはこだわりませんが、普通に考えて、「赤台」の左右の台は消してもよいでしょう。「紫台」になりました。それと、「黄台」に左右を挟まれた台も怪しいですから消します。シマAのH⑤(台番号30:配色=紫色)です。この台は、爆発台である①チェーンのひとつ前の順番(右回りの場合)でもありますので、単純にそれだけでも避けたくはなります。

 次に、爆発台である「赤台」の“ニコニコ・サザン”も消してよいと思います。ニコニコ×4台セットですね。当たったところで・・・ という話はしていました。

 それでは、わかりやすくするために、配色を統一して3色にします。赤色=「爆発台(シマ最強の台である基準台)」と、“SS候補台”であるところの、黄色=「拡散型の当たりの分配ラインの台」と、紫色=「沈黙台(たぶん、当たらないか、当たっても伸びない台)」の3色に分けます。

 つまり、「直線型の当たりの分配ライン」が否定をされている状況という前提ですから、「緑台」が「紫台」になります。どの台でも当たるときには普通に当たることもあるのですが、基本的には、リスク管理という意味で、避けるべき台ということですね。

 いかがでしょうか。4色が入り混じっているとわかりにくかった図面が、ややすっきりしたと思います。それで、何度も書いてしまいますが、“SS候補台”がすんなり当たって勝てる台になりえれば、それで完了です。しかし、そこまで単純にクリアができないことがありますので、“SSR”や“SSRDI”でそれらのカバーをするということですね。

 このように、消しゴムで消すように、みっつの要素を消去しました。「赤台」の左右の台の消去と、「赤台」の“ニコニコ・サザン”と、「黄台」に左右を挟まれた台の消去です。この時点で、合計7台の「沈黙台」の想定ができました。それに、「直線型の当たりの分配ライン」である「緑台」の7台を足して、総計14台がこの2シマ(80台)から抹殺をされたことになります。

 シマに邪魔の帝王のような「最強の台」が1台でもあると、今回の消去法(チェーン消去法は対象外であるため)だけでも、平均7台は生贄になる台が共存をしているということでしょう。ここから、さらに他の要素での消去材料が加わりますので、その生贄の人数はより増えることになりそうです。

 さて、話を戻しまして、このような図面からどのように「当たる台」や「当たって伸びそうな台」を割り出せるかということがテーマになるのですが、正直なところ、この図面を見て悩んでおられるようでは、消去法の初級編から出直しになるくらいの情報が、既に出ていますね。

 説明をするまでもなく、「当たるならこれでしょ?」って言えるようなみなさんであると期待をしたいくらいの状況です。前述の事例で説明をしましたように、“ベース消去法”では、1択しか候補台がないところもあります。これが、“SSシリーズ”の威力ということです。


【参考事例】 より

 本当はこれでスルーをしようと考えていたのですが、本気でご理解をされないみなさんがありますと、後々の説明で私が苦労をしますので、今のうちに書いておきます。

 それでは、単純に、選択肢が少ないところから考えます。例えば、シマBのB②(台番号49:配色=青色)ですね。ベースグループで①&③&⑤が「沈黙台」という想定です。この号外でも事例があったパターンです。爆発台であるシマBのB②(台番号47:配色=赤色)が一段落をしているなら狙い目の台になります。

 「②&④祭り」のように、②&④が同時に出ることが多いようなホールかシマであれば、そこまで慎重に待たなくてもよいかもしれませんが、ここは用心をして様子を見ながら狙ったほうがよいでしょう。その理由は、同じシマBのC①(台番号71:配色=黄色)が“S

 S候補台”であり、B②(台番号49:配色=青色)の“ニコニコ×サザン”の範囲だからです。

 それで、次の候補台は・・・ シマBのC⑤(台番号75:配色=青色)もイケるかもしれませんね。ベースグループで「①⇒⑤(③は沈黙台)」という流れになるような気配があります。Cグループでは2台が沈黙台(配色=紫色)で、C②(台番号72:配色=白色)も、前述のシマBのB②(台番号49:配色=青色)が当たる準備をしているなら制御を受けることになります。

 慎重に考えたら、2択になりますね。せっかくですら、もう少し詳しく分析しましょう。

 ・・・ シマBだけを切り取りました。

 それでは、続きです。“ダブルベース消去法で”2択となる台は、B④(台番号49:配色=青色)と、D⑤(台番号75:配色=青色)です。D⑤(台番号75:配色=青色)は、候補指数ということを考えたときに、“SS候補台”である「黄台」の隣近所ですから、その「黄台」の動向で様子を見たほうがよいです。

 「メイン連動」を考えても「シマ最強の台」がある②系に対して、「サブ連動」の①系が誘われて当たるようなケースが出てきますので、“SS候補台”である①&①が当たり終わった瞬間に、⑤系が活性化をすることがあることで、そうなるとタイミングが取りにくくなります。

 ですから、“SS候補台”以外の台を狙うときには、時間差が必要になっても“SS候補台”が完全に沈静化をしている状況が理想的です。

 “SS候補台”はしつこいのが特徴ですから、「強台」が「強台」である時間帯には、引き戻し率が上昇します。親分&子分の関係ですね。親分さんが現役であれば、その時間に比例をするように、別に伸びもしないのに、子分さんたちがだらだたと引き戻すような風景をよく見かけます。

 例えば、普通に“SS候補台”が当たったとします。まずは、D①(台番号76:配色=黄色)です。そして、別に伸びないままに当たりが終わりました。

 それを確認したので、B④(台番号75:配色=青色)を狙います。“SS候補台”である「黄台」の隣の台ですから、その「黄台」の動向を見ていて狙いました。しかし、当たりません。Cグループではこの台しかないと睨んでいたのに拍子抜けをしている状況です。しかし、当たらない理由は必ずあるからと、その台に座りながら観察をしていますと・・・

 何と!! C①(台番号71:配色=黄色)が当たりました。“SS候補台”であったので別に当たってもよさそうでしたが、もう終わっていそうな気がしていたのでそれを避け、“ベース消去法”でB④(台番号75:配色=青色)を狙っていたという経緯でした。

 ・・・ ちなみに、「シマ最強の台」である「赤台」は、まだ連チャンをしています。

 その後、C①(台番号71:配色=黄色)もそこまで伸びなくて終わっていきました。今度こそ、息の根が止まったように実感をしています。それではいよいよと、2回目の挑戦です。

 何と!! D①(台番号76:配色=黄色)が、また当たりました。普通にチェーンで飛んで来たというような顔をしながら当たります。これには参りました。

 ・・・ ちなみに、「シマ最強の台」である「赤台」は、まだ連チャンをしています。

 このような現象が、①&①のキャッチボール現象ですね。たいして伸びもしないのに、まるで自縛霊のように固定をされたポジションのみで当たりを投げあいます。世の中には、3度目の正直ということもありそうですけど、普通は、2回目で当て損ねると嫌になり
ます。それで、しょうがなくでもあきらめて、他のポジションを狙うことになりますが・・・

 何と!! 自分が止めた後に、C⑤(台番号75:配色=青色)が当たっているではないですか。

 ・・・ ちなみに、そのタイミングで、「シマ最強の台」である「赤台」に陰りが見え、一段落をしそうな気配になってきましたこれが、親分&子分の関係の丸ごとの移転です。このように、親分さんの台と子分さんの台が「ヘソの緒」のようなもので繋がっている時間帯には、他の台が割り込みにくくなることがあるので注意が必要ですよ、ということでした。


【参考事例】 より

 さて、同じ参考事例で他の候補台の説明をしてもよいのですが、似たような話になりますので省略をします。大抵の場合では、“SS候補台”から“ベース消去法”に移行をすればOKです。

 そして、できれば選択肢が少ないところですね。“ベースグループ”でも“チェーン”でも“LP”でもよいのですが、1~2択で的中ができるようなポジションの割り出しです。

 この号外でも書きましたように、選択肢が4択や5択になるような、わざわざ難しいところで悩む必要はなくて、わかりやすいところを狙う、ということが大切です。

 そうそう、関連事項で大事なことがありました。上図のようにベースグループにピンク色で着色をしてみました。単純に、情報が少ないところですね。この図面のように実際のホール現場やシマ現場でも動きが見えないといいますか、他の台との絡みが見えにくいところです。

 このようなところより、選択肢(台数)が少ないところを先に狙ったほうが利口だと思います。

 もちろん、一定の選択肢(台数)になるまで絞り込むことはできます。例えば、シマBのFグループや、同じくシマBのGグループなどは、①系と⑤系の“縦軸”で2台が「沈黙台」ですから、F①(台番号56:配色=黒色)と、G⑤(台番号65:配色=黒色)などは、どちらかでも当たってよさそうな状況です。

 他の候補指数を上下する要素を加えて組み立てれば、ある程度の絞り込みはできます。ただ、それに伴い応用力が必要になりますね。
 

【参考事例 応用力が試されるとき(2)「SSCという発想」】 より

 実は、下書きの段階では「反動調査の概念」について書いていたのですが、たぶん、本格的には使いこなせないみなさんが多いだろうと感じましたので、“SSシリーズ”からの「分岐技」をご紹介したいと思います。

 “SSC(サザン・シルエット・コンボ)”です。先に書きますが、格闘ゲームやパズルゲームなどの10連コンボという意味ではございません。そんなにボコボコにされてもしょうがないからですね。基本的に、“SS(サザン・シルエット)”から派生させます。

 例えば、シマBで“SS(サザン・シルエット)”を狙います。71番台(配色=黄色)か76番台(配色=黄色)ですね。それで、何らかの理由でこの2台が当たらないときです。そのときに理想とされる状況は、その2台にお客さんが座っていて当たらないケースです。そうなりますと、79番台(配色=ピンク色)が、“SSC(サザン・シルエット・コンボ)”になります。理屈は簡単です。①&④&①&?⇒ ④ですね。C&Dグループの10台を範囲として、①&④系が3台、当たりませんので、残り1台という発想です。

 それでは、同じように、シマAを考えます。

 この図面は、「4列連動(2シマ)」の“サザン・シルエット・リベンジ・ダブル・インパクト(SSRDI)”の事例ですのでややこしくはなるのですが、どうせなら「鷹の眼」の訓練にもなりますので、何とかこの図面でご理解をお願いします。
それで、シマAを考えます。候補台は黄色でマーキング(合計4台)をしています。

 最初に、シマAの左半シマを見ます。先ほどのシマBと同じですね。39番台(配色=ピンク色)が、“SSC(サザン・シルエット・コンボ)”になります。「①&④&①&?⇒④」ですね。C&Dグループの10台を範囲として、①&④系が3台、当たりませんので、残り1台という発想です。

 次に、シマAの右半シマを見ます。21番台(配色=ピンク色)が、“SSC(サザン・シルエット・コンボ)”になります。同じように、「①&④&①&?⇒④」ですね。G&Hグループの10台を範囲として、①&④系が3台、当たりませんので、残り1台という発想です。

 このように、“SS(サザン・シルエット)”で取り損ねた当たりを拾いに行くような「分岐技」が、“SSC(サザン・シルエット・コンボ)”ということです。嫌われそうな表現かもしれませんけど、ようは、“枝毛”のようなものです。
この月刊誌の冒頭で書きましたように、本来は、みなさんが打つ台数を減らす方向でご提案をする予定だったのですが、下記のようなご報告を頂くことが増えましたので、上乗せ1台くらいはよいかなと・・・ そんな状況です。

 (1) SSあるけど、なかなか座れん

 (2) もう、当たり終わっている

 (3) ホール内を歩き続けてくたびれる

 たしかに、みなさんが打つ台数が減っているのは事実でしょうから、それなりの役目は果たしているところもあるのですが、逆にそれがストレスになって暴走を招くこともありえます。やはり、極端に打ちすぎても、極端に打たなくても、理想とされる結果が出にくいのだと考えたときに、上乗せ1台くらいはよいかなと、そうした心境です。

 ですから、みなさんのご都合で、上乗せをされるか、そのままでしばらくは挑戦をされるかの判断をされて下さい。私としましては、“王道SSシリーズ”で結果を出して頂くことがありがたいですから、あまり枝毛で遊んでいて頂きたくないという気持ちはあります。

 それを応用力と考えることはできますけどね。どうも本線ではなくて、副線の匂いがあるからですよ。やっぱり、枝毛のようなものです。

 ただ、この枝毛・・・ けっこう当たっているのですよね。本格的に活性化をしている“オクタゴン”ではないですから伸びないことが多いのですが、“SS(サザン・シルエット)”の前触れや、調子が悪そうなときに、はりきって当たっていることがよくあります。

 ちなみに・・・ 先ほどの事例の爆発台と、“SSC(サザン・シルエット・コンボ)”だけにマーキングしてみました。意外に一緒に当たっている風景を見ます。

 こっちのほうがよう当たっているのではないか?・・・ みたいな。まぁ、すでにこのメカニズムについては説明をしていましたように、その正体は、「縦ラインの活性化(強軸)」ですね。

 「縦ラインの活性化(強軸)」が強度に優先をされているので、横ライン(強サザン)や“SS(サザン・シルエット)”が封じ込められている状況下で起こりやすい現象です。ですから、単純に「縦ラインの活性化(強軸)」が強すぎるときには、“SSC(サザン・シルエット・コンボ)”でOKという考え方もありなのですね。


ご挨拶

 カオスのみなさん、はじめましての方もいらっしゃると思いますので自己紹介をしますね。

 通称、巫女さんと呼ばれています、占い師兼霊能者、またはヒーラーの嬉々(キキ)と申します。

 ですが、カオスブレイクでは嬉々ではなく、巫女さんということになっていますので、よろしくお願いいたします。

 では、カオスの皆さんへお伝えしたいことがあるのですが、皆さんはパチンコの理論(ホルコン攻略)を学んでいらっしゃいますよね。それはパチンコで勝たれたい一心かと思うのですが、それには、やはり、『探究心と努力の継続』が大切だと思います。このどちらか一方が欠けては、ホルコン攻略の完成は難しいと思うのですね。

 なので、ますばどこまでも自分自身で研究をしていくということと、その研究を諦めずに続けていくということが大切です。ホルコン攻略は、研究をすればするほど、面白いデータや結果を残すことができますし、それを自分自身で温めていくのが一番の上達へ道だと思います。

 ですが、どんなに頑張って分析や研究をしても、やはり負けることはあります。ただ、そこで挫折をして終わってしまうのはもったいないことだと思います。もちろん、この月刊カオスをお読みのみなさんは、何度も挫折から立ち上がる努力を繰り返してこられたと思います。

 そうしたときに、自分の気持ちに『火』を点けるために必要なのが『探究心』だと私は思いますので、いつまでもホルコン攻略に対する『熱意』を捨てずに、努力を続けてみて下さい。『継続は力なり』という言葉がありますが、正にその通りで、『努力を継続していく』ことが、ホルコン攻略の完成に繋がりますよ。

 そうした『熱意』は、もちろんパチンコ以外にも当てはまることなのですが、ある一定のレベルで満足をせずに、努力を続けてさらに上を目指すことが大切です。スピリチュアルの側面から見ても、その努力をする姿勢とは『魂の磨き』にも繋がって行きますので、パチンコを通して、ぜひ、『魂』を磨き上げて下さいね!

 そして、この機会をいただきましたマスター様、本当にありがとうございます。               金髪の巫女

                                                                           

巫女さまのQ&Aコーナー❤

Q.人って、死んでも意識が残るのでしょうか?

 意識は必ず残ります。例えば、その根拠としては、「幽霊」などが写真に映り込むなどといった行動を起こす意志があることですね。意識、「心=魂」という関係になります。


Q.生まれ変わりってありますか?

 生まれ変わりもありますよ。そもそも魂が生まれ変わるのは、この世界で「修行」をして、あの世での『魂レベル』などを高めていくためでもありますからね。なのでみなさんも、何度も生まれ変わりを経験して、この世に修行をしに来ているということになりますね。


Q.亡くなった人とお話ができるって、どんな感覚なのですか? 生きている人とお話をする感じですか?

 感覚としては生きている人と似ていますね。ただ少し違うところがあるとすれば、心がすべて筒抜けになり、テレパシーのようになることもありますよ。もちろん、その霊人にもよりますが、『心の会話』という表現がぴったりですね。


Q.自宅に霊?がいる気配がするのですが、そんなことがありますか?

 大抵どこの家にも霊はいますね。もちろん、私の家にはほとんど入れさせませんが(笑) 

 それで、家に入ってくるような霊は、守護霊や高級霊から悪霊までと幅が広いのですが、その『気配』を変に感じる場合は、あまりよろしくない相手のことがありますので注意をされて下さい。または、あまりに嫌なことが続くときには『浄霊』をオススメします。


Q.亡くなったばあちゃんが夢枕に立つことがあります。何かのサインでしょうか?

 亡くなられたご家族が現れることはよくあることですね。サインとしては、守りたいということから話したいといった単純なものまで幅広くあります。ですが、大抵は伝えたいことがあるので出てこられますから、そのサインの良し悪しについては、夢枕に立たれたときのご家族の表情に注目をしてみてくださいね。 


Q.人は死んだら、みんな幽霊になるのでしょうか?

 必ずなります。幽霊という表現もありますが、あの世から見れば魂が『体という服』を脱いだだけなので、『魂のかたまり』みたいなものでもあります。


巫女さまについて

Q.何がきっかけで、そんな能力を得られたのですか?

 私の最初のきっかけはお葬式に出たことです。お葬式により、いろいろなお経を聴き、能力が呼び戻されたような感じでしたね。その後もお葬式に出る機会があり、知人の霊能者のみなさんに除霊をしていただくこともあって、さらに開花をしていき、修行をし、今に至ります。

↑ ※ 普通の人は何回とお葬式に出ても霊能者になることは少ないでしょうから、ひとつのきっかけであったと思われます。


Q.亡くなった人が見えて、声が聞こえて、臭いもしますか?

 亡くなられた人は目視(霊視)で見えるときと、頭の中のイメージ見るときの2パターンがあります。声や臭いはその時々や、相手の霊格にもよります。


Q.病気なんかも治せると聞きました。どんな病気が治せますか?

 実は、病気は完全には治せないのですが、毎日の『ヒーリング』や『レイキ』、または必要なときには『浄霊』をすると、かなり回復していきます。そしてご本人の潜在意識に入り、カウンセリングを続けることによって精神的な落ち着きを得ていくことがありますね。


Q.巫女さまが美しいのはヒーリングワパーなのですか?

 けっして美しくはありません(笑) ただ、魂を美しくするための努力は怠っていませんよ。そうして心を幸せで満たすことによって、外見にもあるていど、華やかさが出ることもあります。
 

 以上、「巫女さまのQ&Aコーナー❤」でございましたw

 みなさんからのご意見、ご感想、Q&Aなども受け付けています。お便り下さい。


 こんにちは。今回は趣向を変えまして、「謎の古文書シリーズ」の番外編でございます。若い頃に鬱症状などから通院をされたドルチェさんが、精神安定剤などの精神薬の副作用(離脱症状)で苦しまれた経験をもとに、『脱精神薬』について獅子吼をされます。



人にはそれぞれ尊い役割がある。

あなたの役割が本物であれば、必ずや、誰かがそれを手伝うでしょう。

必ずや、誰かがそれを世に伝えて行くでしょう。

                                                          マスターの守護霊より


ドルチェさんからのメッセージ(1)

 ちょっと長い話だけど、書かせて頂きます。コウさんは、パチンコを暴いているわけですが、自分も『精神薬』について辞めることを広めたいのです。広めたいと言いましても世間一般には無理でしょうからご縁がある方々にです。
薬を辞めようとしたら離脱が出るのですよ。自分が味わった離脱症状を書きます。目眩、吐き気、幻聴、視力低下、手足の痺れ、記憶力の低下、アレルギー、悪夢、冷や汗、下痢、手の感覚がおかしい、耳鳴り、眩しい・・・

 まだまだありますが、とりあえずこの辺りで。私の友人も精神薬を飲んでいます。昔の記憶がないとか言います。完全に離脱症状ですね。今は信頼ができる気功治療に行き、徐々に薬は減ってはいますが、まだまだ時間かかります。私の親戚ですが、治療院ですので当然、金もかかります。

 なんとか早く救わないとならないと感じてはおります、その友人には言いませんが薬を飲むと日に日に脳が萎縮しますから、最終的に命に関わります。自分も離脱の苦しみでもがきましたから。

 私は精神薬を辞めて2年は経ちますが、未だに消えない『後遺症』みたいなものも残りました。カオスの○○さんのことも心配ですね。自分も救える人は救いたいですから、ジャンルは違うなれども一緒にお伝えしていきましょう。ありがとうございました。


ドルチェさんからのメッセージ(2)

 それでも気功があるから救われましたし、私の友人も救われると思います。

 おじさんがいなかったら『精神薬』を辞められていませんでしたから、不眠症でない自分が離脱で不眠症にもなりましたから・・・

 ですので、ASKAさんには快楽のためには使っては欲しくはなかったですね。飲みたくなくても病院から処方をされて飲ななくてならなくて苦しんだ人々がいますから。『精神薬』も『覚醒剤』も脳を『破壊』するのには変わりないですからね。

 私の場合、離脱のときは眩しいし、目眩が半端なく、トイレにも行くのも地獄でした。朝、水を飲むこともできずに吐き出していました。まあ、そんな地獄を乗りきりましたので、大抵のことは耐えられますね。

 ですので、その友人は幸せとか言いますか、本当の幸せは健康があることだと思います。自分が一番に望む事は、私の友人が一日でも早く精神薬や安定剤などを辞められることです。それでは、お先に休ませていただきますね。失礼しました。





ドルチェさんからのメッセージ(3)

 まあ、結局、治せないから抑えるのでしょうが、離脱あるし原子力じゃないですが、いつか崩れる積み木かと。

 はい、今夜は真面目ですね私(笑)

 はい、ASKAさんのは違法ですが、廃人にするに意味では同じかと。

 はい、そうとう苦労しましたね。自殺を考えましたね、離脱の苦しみで耐えられないと思いますよ。離脱、すべて書けますよ。自分が味わいました。

 目眩、吐き気、痙攣、ドライアイ、幻聴、幻覚、視力低下、不眠、悪夢、冷や汗、体に電気を流された感覚・・・ まだまだ、ありますね。

 記憶力低下、意識が遠のきそう、アレルギー、動悸、心臓が痛い。

 これらを一気に味わうと、流石に自殺したくもなりますよね。

 まあ、今は笑えますが、当時はもう毎日を生きるのが精一杯でしたね。後は、手足の感覚がないや過呼吸や光が眩しいやらとにかく色々ありましたね。

 ちょっと俺は離脱が多いかもですね。後は、暴力的になるや、笑えないのですよね・・・ 毎日が。鬱でない自分が薬で鬱になるのですよね。怖いですね

 そうですね。離脱の反作用が強いので、薬を飲んだら駄目と縁がある方々に伝わればと。病院で出す薬はすべてが大丈夫でなく、自分で調べて自分の身は自分で守る時代ですね。

 日本の医師は信用ができるとかで薬を飲むことが多いかもですよね。海外は分からないですが、ちょっとでも風邪を引いたら薬。でも、もともと薬は自然界にない異物ですから。良いわけがないですよね

 漢方薬は高いのと効果に時間がかかるのと、場合によっては副作用があります。ただ、体質にあえば西洋の薬でよりは、遥かに良いとは思います。

 はい、まあ副作用とは言いましても『精神薬』みたいに脳にダメージはでないでしょうから。精神薬を飲まれている方々は、『漢方薬』を取りつつ少しずつ精神薬を減らして辞めることです。

 まあ、漢方薬をオススメしているわけではないですが、何かのまないと不安になるでしょうから。効果のあるないよりも気持ちに対して飲んだという暗示もあるかと。

 はい、それもひとつの作戦かもですね。精神薬に似ているようで、実はなんの害もないみたいな薬を飲ませていたら辞めやすいかもですね。ただ、離脱は出るかもでしょうが、飲んでしまった以上は離脱と戦うことは避けられないですね。

 ASKAさんも、今、苦しんでいるかもですね、禁断症状で。まあ、彼は快楽のための服用だったのかもですからしょうがないところもあるかもしれません。ありがとうございました。


 さてさて、第7回目になりました。カオスのみなさんも含めて、いつもいろんな悲劇・・・ いや、刺激をありがとうございます。

 私の正直な感想で、みなさんが順風満帆なパチンコライフを送って頂いていても別に興味がないのですね。そう、「よかったですね」で終わります。ん~ 実際には、もう少し嬉しいですけどね。

 逆に、みなさんが泣きかぶられたり、もがかれたり、悪戦苦闘をされている様相を知ることで、私自身もその因果関係を深く考えますし、それこそが、大いなる智慧や財産になるように感じることがあるのです。

 ある意味で、他人の不幸を肥やしにして成長をしている私があるのですが、結局、私自身も含めて、どなたかひとりの苦悩や心の地獄図が、私を通して、世の多くのみなさんへの貢献材料になる希望がありますし、カオスブレイクにはそうした使命があると考えています。

 ですから、一般的な組織やサークルというものは、臭いものがあったときに蓋をしたがる傾向性があるのかもしれませんけど、カオスブレイクは常にオープン体制で対応をしたいと考えていますし、クレームや苦情を頂いたほうが萌える・・・ いや、燃えるところがありますね。

 そうした意味で、どんどん、みなさんの心の中の葛藤やしがらみ、そうした不幸感覚を吐き出して頂きたいです。その中には、最終的にパチンコをお辞めになったほうがよいみなさんもあるかもしれませんが、それはそれで適切なフォローができるように対応をさせて頂きたいです。

 それでは、Q&Aに入ります。今回は、私が対応してみます。


※ 「迷えるパチンカーへの処方箋集」は、

               こちらでも公開をしています。

Q.カオスが提唱をする「平均値」ということが、どうもよくわからないのですが?

A.はい。「鷹の眼」に尽きます。物事を全体的に見るちからです。これは、ひとつの能力に近いところもありますし、才能に近い感覚でもあるかもしれません。別に特殊能力であるとか超能力のようなものではないにしても、どうしても個人差があるのは事実です。

 例えば、私の人生の課題として、「人間の平均値」ということを学んでいるのですが、私の周囲のみなさん、ご縁があって出会ったみなさん、単純に、友達でも知人でも一過性の付き合いでもよいのですが、それが500人くらいだとします。

 一方で、時代を遡って、私がカオスブレイクを創立する以前は、人間嫌いの性格もあってそうしたみなさんが30人くらいだったかもしれません。このように、適当な数値でもないのですが、この7年間で、30人くらいから500人くらいに付き合いの幅が増えたわけですね。

 そうなのです。私の人生の課題として、「人間の平均値」ということを学ぼうと気が付いたのは、それが理由です。30人くらいの付き合いであれば気にもしなかったことなのです。ところが、人間付き合いとしての絶対数が増えることによって、「平均値」を学ばなければやっていけない、そうした状況が生じてくるようになりました。

 例えば、2~3人のみなさんを相手にしているのであれば、その2~3人のみなさんが喜ばれるような発想をすることは、そこまで難しくありません。別に男女関係での二股や三股ではないのですけど、変わりばんこでもよいわけです。対応ができる範囲だと思います。

 しかし、その人数が500人になったら?

 普通に考えて無理ですね。ひとりの人間で対応ができるものではありません。物理的・時間的に無理です。ですから、その500人のみなさんにとっての共通項を探して、研究をして、学んで、何度も何度も失敗をして、泣きながらでも「平均値」を構築して、「普遍性」を構築して、対応をしていくしか道がないのですね。

 そうなると、もう、本当に発言ができることが少なくなります。500人のみなさんに共通して納得を頂けるような内容でなければ通用をしないからですね。たぶん、今の私と同じ立場にどなたかが立ったら、「みなさん、頑張りましょう!」くらいしか言えないこともあるかと思います。しかし、下手をしたら、「今は、頑張らないで自重をしたほがよい時期」の人もあるかもしれません。

 もう、本当に、何も言えなくなることもあるかもしれませんね。

 ただ、先ほど、「みなさん、頑張りましょう!」という発言はできそうだと事例を挙げてみましけど、普通は、これが「普遍性」を満たしているという意味での「平均値」になります。500人のみなさんがあったときに、その90%くらいのみなさんは不快感を覚えないでしょう。許容範囲である、ということですね。

 このように、自分が対応をしたい人数にあわせて、そのみなさんに共通をすることを模索しながら慎重に提案や提唱をしていく努力がいつまでも付き纏うということです。その努力を放棄したときに、組織やサークルの崩壊がはじまります。人数は多いが、自分と気があう人とだけ仲良くして、そうでない人は村八分にする・・・ 最悪の状況です。

 さて、パチンコの「平均値」の話に戻ります。

 例えば、1シマ=500台のパチンコホールがあったとします。そして、そのホールに長年と通われていた人があったとします。もし、その人が、1シマの台数が40台や36台のパチンコホールに行くことがあったときに、どうのように感じるかですね。

 1シマ=500台のパチンコホールで戦ってきたような人ですからね。そういうことです。

 「鷹の眼」に尽きます。物事を全体的に見るちからです。これは、ひとつの能力に近いところもありますし、才能に近い感覚でもあるかもしれません。別に特殊能力であるとか超能力のようなものではないにしても、どうしても個人差があるのは事実です。

 パチンコでの「平均値」を知るのは、普通、最低2台の対象が必要です。別に1台としての栄枯盛衰の「平均値」も取れないことはないでしょうが、比較対象という意味での「平均値」を知りたいのであれば、最低2台は必要ですね。どの台が強いのか、どの台が弱いのか、ということを知るためにです。
 
そして、その台数が5台、10台、20台、40台、80台・・・ となるのに比例をして、比較対象という意味での「平均値」の精度が上がります。ようは、より多くの台数を対象としましょう、見ましょう、意識しましょう・・・ ということです。 


Q.私はパチンコをしたほうがよいのですか?

A.よいご質問です。普通は、「そんなことは知りませんよ、自分で考えましょう」・・・ と、あっけなく撥ね返されそうな話ですけど、意外に深いご質問かもしれません。

 なぜなら、ご自身のライフスタイルについての問題提起でもあるからです。普通に考えたときに、パチンコをしたくてたまらない人は、他人が行くなと言っても勝手に通いますし、逆に、ケチョンケチョンにやられ続けてうんざりとされている人は、自主的にパチンコから離れます。

 ようは、そうした極端な心境ではなくて、“真ん中”の状態である、ということですね。

 不思議に思われるかもしれませんが、人間が何かのことで成長をしたり進歩をしたりするのは、意外に、この“真ん中”の地点からであることが多いのですね。私も錯覚をしていたことがあって、例えば、昔のジャッキー・チェンの映画などにありますような、肉体鍛錬や拳法の訓練や苦行をしている風景を思い描いて、そうした極端な状況のときにこそ、人間は成長をしたり進歩をしたりするのだろうと考えもしていました。

 ただ、よく考えてみたら、筋肉トレーニングでもそうでしょうけど、「トレーニングなどの修行や苦行=筋肉の破壊」であって、「休息によって筋肉の回復をさせる=筋肉が強くなる」ということですわね。ようは、クールダウンのようなものでしょう。

 この筋肉の話であれば、トレーニングや修行や苦行のときに筋肉が強くなるのではではなく、休ませているときにこそ、回復をして以前よりも強くなる、ということですね。そう、「超回復」のような言葉があると、こってりんさんが言っていたのを思い出します。

 結果的に、そうした訓練や苦行がなければ「超回復」をすることはないのでしょうけど、パチンコでも同じことがあって、例えば、ホール現場でがむしゃらにもがいて、考えて、悩んで、転げ回って泡を吹いているようなときに成長や進歩をしているのではなく、その日には泣きながら家に帰ったとしても、いつか冷静なときに、その日の出来事を振り返ったり、反省をしたり、よくよくそのときの状況を考えてみたら、「何で負けたのか?」がわかるときがありますね。

 それが、パチンコでの「超回復」であり、その人が最も成長をして伸びるときかもしれないということです。

 裏を返せば、どれだけホール現場でがむしゃらにもがいて、考えて、悩んで、転げ回って、何度も何度も泡を吹いて倒れそうになっているとしても、その日の出来事を振り返ったり、反省をしたり、よくよくそのときの状況を考えてみるような冷静な日(時間)がなければ、たぶん、あまり進歩や成長をしないのかもしれません。

 先ほどの、筋肉トレーニングの喩え話と似ていますね。筋肉に対して過酷な修行や苦行ばかりの毎日で、回復や修復の時間を与えなければ、鍛えられるにしても出来の悪い筋肉になったり、ひねくれた筋肉になったりするのかもしれません。

 そうしたことで、パチンコ全般についても言えそうなことですけど、「緊張」と「弛緩」のバランスであったり、「熱意」や「冷静」さのバランスであったりと、適度な距離感を意識しながら取り組むことが大切であると思うのですね。つまりは、パチンコでの日々の「冷静な反省」が、クールダウンであり、「超回復」である、ということです。そういう意味で、一歩でも二歩でも下がった地点からパチンコを眺めることができることは、理想的な心境であると思いますね。


Q.うちのホールはうんこホールのようでもあるし、出ているときにはそれなりに出ています。これってどうなのでしょうか?

A.これも「平均値」ですね。普通に考えて、1日のお客さんの動員数が10人未満のホールなどには通われないでしょうから、多少でもお客さんがあるホールに通われるのが前提の話だと思います。そうなりますと、ホールシステムもアホではないですから、「出る台」と「出ない台」でバランスのよい演出をしているということです。

 例えば、どの台かで30000発クラスの台を出したいとします。見せ台ですね。普通、出玉のアピールをしたいでしょうから、そうした計画もありえます。しかし、稼働率が高いホールと稼働率が低いホールでは、お客さんからの回収がまちまちですから、同じようなサイクルで30000発クラスの台を出すことはできません。

 それでも、たまには30000発クラスの台が出なければ、店舗のアピールにもなりませんし、お客さんの射幸心も煽れません。「このホールは当っても最高で2箱くらいなものですよ」と、そうしたイメージが定着をしたら、もう、パチンコホールとしては廃墟のようなものです。

 それでは、どうやってその帳尻を合わせようとしているのか・・・ ということですね。

 (1) 稼働率が高いホールの場合は、1日に1台は、30000発クラスの台を出せる

 (2) 稼働率が低いホールの場合は、3~4日に1台は、30000発クラスの台を出せる

 そう、「タイムライン」の違いですね。同じように30000発クラスの台を出したいと考えていても、お客さんからの回収がなければ還元ができません。パチンコホールが銀行やサラ金に金を借りてでも還元をするかと考えたら、かなり微妙でしょうからね。

 「うんこホールのようだけど、出ているときにはそれなりに出ている」

 ですから、いつも出ているのではなくて、出ているように見えるときもある、というのが真相であると思います。本当は、3~4日に1回、或いは、下手をしたら、1ヶ月に1~2回くらいしか30000発クラスの台など出ていないのだけれど、たまたまそのときに目撃をしたり、データロボの当り回数などで出ていた日があると知ったりと、別にいつも出ているわけではないのに、そう錯覚をしていることもありえます。

 そうです。錯覚や思い込みである可能性がありますし、錯覚や思い込みなど、本来の「平均値」からは程遠いものなのですね。

 もしかしたら、30000発まで伸びるかもしれない・・・ そう期待をするのは自由です。しかし、そんなに甘くはないのです。30000発クラスの台が出るホールのように見えても、本当の意味で平均値を考えたときに、そのホールでのそれは、1/1000台くらいの割合かもしれません。1000台くらい当てたら、ようやく30000発まで伸びる台が出るかもしれない、そんな状況で何の期待ができるのでしょうか。

 当地に恐ろしいホールがあるのですが、壁掛けのスケッチボードのようなお知らせに、「376番台、10000枚突破!!!」とか手書きで書いてあるのを見たことがあります。スロットで爆発でもしたのでしょう。それで、へぇ~と思ってマジマジと読んでみると、その日付が、「平成13年7月」とか書いてあるのですね。13年前の話ですよ。そういうことです。


Q.カオスでマジメに努力をしたら勝てるようになりますか?

A.ええ、勝てるようになりますよ。ご自身の甘い考え方に対して、多少は打ち克てる自分にはなれると思います。しかし、パチンコで勝てるようになるかは別の話です。

 そもそも、パチンコで勝ちたいと思われるみなさんの大多数は、パチンコで勝てる資格のない考え方をされているみなさんが多いのです。基本的に、他人を頼りにされる時点で、「他力本願」のようなものですからね。私が知っている他の世界での「他力」の影響力とは凄まじいものがあるのですが、単純にパチンコの分野での「他力」については、そんなに甘くないというのが現状です。

 パチンコの基本は、「自力」ですよ。それ以外にありません。例えば、宗教の分野での話をしますと、仏教には「自力門」と「他力門」と分けて考える風潮があります。単純に、禅や荒行を通して自分を鍛えようとするような「自助努力型」の考え方と、お経や念仏を中心として神頼みをするような「他力中心型」の考え方です。

 ちなみに、戦後、雨後の竹の子のように広がった新興宗教などの大部分は、後者のお経や念仏を中心として神頼みをするような「他力中心型」の考え方です。ようは、“モノ”ですね。信仰の対象を“モノ”に摩り替えて、いろんなアイテムを買わせようとする「ご利益信仰」です。お経信仰や念仏信仰の波及先やオプションとして、“モノ”を作り出すことで、そうしたインチキ教団が利益を上げるという構図ができて来たのだと考えます。

 本来、仏教でもそうですけど、「自力」と「他力」という考え方は、両者ともに正しいのですね。ただ、時代背景にも影響を受け、それらを信じる人たちや考え方が極端になってしまう傾向性があるのか、どちらかが正しくて、どちらかが間違っているような受け止められ方をすることがあるようです。しかし、仏教の本家である釈尊は、その両方を説いておられるわけで、その理解ができないということは、後世の弟子や信者の努力不足でしかないのかもしれません。

 それで、私が思う「自力論」や「他力論」を単純にまとめたときに、一般的には、「自力があってこそ他力が望む」・・・ この一行で解決をするような気もします。「最初に自助努力があってこそ、それを見た他人が助けてくれることがある」ということですね。普通に考えて、苦境や不遇で悩んでいそうな人があっても、何の努力もしていないなら、助ける人は少ないのです。

 それは神や仏でも似ているところがあるかもしれませんね。何の努力もしないで助けてくれとせがむだけの人間がいたときに、下手に助けてしまえば、その人間をダメにしてしまう結末を予測されるかもしれません。助けることが本人のためにならないことがある、そうした事情もありえると思います。

 ある意味で、「自力論」や「他力論」というものは、人間の極端な精神的な態度や姿勢ですから、やっぱり、その“真ん中”に秘訣があると思うのですよ。最近の優れた仏教哲学の中には、「自力」と「他力」の両者を認め、その中間のポジションである「絶対力」的な発想を拠り所とするような考え方があるようです。

 「最初に自助努力をする姿勢があってこそ、それを見た他人が助けてくれることがある」

 完全に「自力」だけの世界でもなく、完全に「他力」だけの世界でもなく、自らを助けようと、自らを救おうと努力をしているときに、別に頼んでもいないのに、誰かが助けてくれるようなことも出てくる、ということでしょうか。不思議な感覚のようにも思えますが、私の人生を振り返ってみても、そうした事例が山のようにありましたので、今は、それを信じています。


Q.カオスのみなさんで、一度はお話をしてみたい人がいらっしゃるのですが、私の性格でなかなかコンタクトができません。何かよい方法はないでしょうか?

A.はい。別にカオス内でのコミュニケーションの話だけに限らずに、他の分野でのコミュケーション全般に言えることを書いてみたいと思います。

 「私の性格で・・・」という表現をされていますけど、それがすべての理由ではないような気もしますね。たぶん、15~17歳くらいの可憐な少女に好きな人でもできて、なかなか相手に告白ができずに、モジモジとしているような感覚ではないでしょう。

 そもそも、うちは「出会い系カオス」ではありませんから、それを狙ってご入会をされてもしょうがないところはありますね。いや、出会ってもよいのですよ。出会ってもよいのですけど、さすがに当会の趣旨というものがありますので、ほどほどにお願いはしたいです。

 えっ? マジメな話をしたいのですか?

 それであれば、私が恋のキューピット役に・・・ あ、違いますね。すみません。

 まぁ、コメントですかね。意外にですよ・・・ SNSで日記を書かれるみなさんって、誰が見たのかとかマメにチェックをされていることがあるのですよ。気になる人もあるみたいです。ようは、日記を書くことじたいが、他人とのコミュミケーションが好きな人なのですよ。

 たぶん、社交的なのでしょうね。

 ですから、日記を書いているような人であれば、何の抵抗もなくコンタクトをしても大丈夫だと思います。大抵は、相手も喜ぶし、自分もすっきり?すると思います。そうやって慣れていきますと、どなたにでもコミュニケーションができるようになります。

 ちなみに、個人的にはですね・・・ 2ちゃんねるのノリとか嫌いではないので、例えば、アンディさんの言い回しはウザいっす、とか、夏さん、何を言っているのかわからん、とか、黒ボイジョさん、おいしそうなところだけもっていくな、とか、喧嘩にならない範囲でツッコミを入れて頂いたほうが楽しいとは思うのですね。

 正直なところ、カオスのみなさんがクソマジメすぎて、ボケ役が少ないですから、しょうがなく私がボケなければならんことがあって、そこにたいたいさんがツッコンでくれるのですが、彼のツッコミはカミソリのように鋭いですから、他のみなさんがし~んとしていますと、ただ、私が痛い人で終わることがあるので萎えるのです。

 ライン(CTU)のほうは、まだマシですね。絡んでくれるみなさんがありますので、何とか起軌道修正もできますけど、過去、私が痛い人で終わったことが何度もありましたので。はい、本当に痛いところがあるのは認めますので、今回だけでも指摘なしでお願いします。

 そうしたことで、ここにも左右の両極端を去った「中道の理念」が必要になりますわね。極端にクソマジメすぎても、その空気の重たさに発言ができるみなさんが減っていきますし、極端にふざけすぎていても、物足りなさを感じたり、やる気を失くしたりするみなさんが出てきます。

 ただ、カオスを通して私が学んできたとこがあるとするならば、「普通、人は楽しいことが好き」ということですね。それが今後も「キーワード」になる気がしています。


Q.自分が負ける原因を知りたいのですが?

A.このような漠然としたご質問について考えるときに、私はエスパーや超能力者ではありませんので具体的な原因はわかりませんが、一般論として思いつくことはけっこうあります。


 (1)勝って帰るということに対して「真剣さ」が足りない

 (2)自分では認めたくないところに「遊び心」がある 

 (3)金銭感覚や収支感覚が子供なみに「甘い」

 (4)どこかに「負けてもしょうがない」と思う気持ちがある

 (5)他のお客さんの出玉に射幸心を煽られている

 (6)負け戦であるとわかっていても「引かない」

 (7)勝っても負けても休む日もなくパチンコに「通い」たくなる


 他にもたくさんありそうですが、このような姿勢や考え方をされているみなさんで、パチンコの常勝街道を突き進まれている人はいないと思います。大抵は、パチンコ破産か借金苦の生活になる運命だと思います。

 いや、恐ろしいことに、それが全国のパチンコユーザーのみなさんの「平均値」になるかもしれませんね。パチンコホールは毎日のように、膨大な経費を使いながら営業をしているわけです。その経費をどこから捻出しているのかと考えたときに、普通、お客さんが「負ける金」です。

 ほぼ毎日ですよ。しかも、倒産をするまで・・・

 お客さんが負けるからパチンコホールが成り立っているわけで、基本的な方向性としては、金を吸い取られるだけなのですね。ですから、普通にパチンコホールに通っているのなら、負けて金を支払うのが前提であるということです。それを続けて行くと、その年数に比例をして莫大な金額になるということです。こんな田舎でも、長年のパチンコ通いで1000万円くらいは負けたというお客さんが珍しくありません。

 「パチンコ」=「一定時間、遊んで金を支払ってくるところ」

 これが基本なのですね。これが原則的な考え方なのです。ですから、通算でもパチンコで勝っているようなみなさんは、例外に当たるのです。しかも、長い目で見れば見るほど、その例外の割合が下がっていきます。0.001%とか、そんな数値になると思いますね。1000人に1人くらい、そんな奇特な人がいるような世界だと思います。

 そうであるならば、他のお客さんと同じようなことを考え、同じような行動をしていても勝てるようになるはずがないのです。『自分は、一般のお客さんたちとは、まるで別次元の感覚やセンスで取り組まなければならない』・・・ このくらいの覚悟が必要です。

 例えば、「カマをされてメンタルが崩壊しそうです(泣)」・・・ 門前払いなのです。そんなことで狂わされているようでは、他のお客さんと何も変わりません。そういうことです。


Q.けっきょく、簡単に勝てるようになる攻略法ってあるのですか?

A.たぶん、ないです。一昔前では、キズネタ(それも怪しい)のような情報があって、一時的にでも通用をしたような話はありましたけどね。そもそも、セット打法系の方法論は寿命が短いのが前提ですので「普遍性」や「再現性」がないに等しいですから、カオスならカオスでそんな話を持ち出した時点で信用を失いますから、あまり話題にも出したくないのです。

 それと似ている考え方で、出目攻略(攻略になるのかは微妙)などもありますね。サムローくんなどが喜んで何かに書いていたかもしれません。結論として、「だから何?」って感想を持っていますけどね。

 普通に考えて、そのデメでもカメでもよいのですが、その後に当った割合と当らなかった割合とを比較したときに、別に大差がないように思うのです。当る台の前兆としても出現をすることがあるし、いつまでも当たる気配もないような“うんこ台”にも出現することがあるならば、どっちかわかりませんわね。そうなりますと、もう、本人のテンションの問題でしかないですね。勝手に期待をしたらよいでしょ?・・・ みたいな。

 カオスでは、このような液晶上での特定の演出や挙動について考察をする姿勢を「蟻の眼」と呼んでいます。「鷹の眼」と「蟻の眼」ということですね。他の何かの技術論のことは言いませんが、ホルコン系の技術論について思うことは、「蟻の眼」への執着が増せば増すほど、結果的に負ける割合が増えてくると考えているのですね。

 ようは、全体を見る「能力」や、全体についての「関心」が薄れてしまうリスクがあるからです。

 例えば、スロットのART機種でも、高確率モード専用の演出があるかと思いますが、「レインボー演出」や「100%=鉄板演出」などが出ない限りは、どんなに熱そうな演出が出ても、何事もなかったかのように、スルーをすることがあります。『高確率モードで、こんなのが出ても当らんのか!?』ってことは別に日常茶飯事の出来事ですわね。

 ですから、「この演出が出たら100%、当たりが近い!!」・・・ とか、ないのです。

 結局、普通に考えたときに、システムメーカーなどの戦術なのですよ。『もうちょっと粘ったら当るかもしれない』・・・ そう思わせたいがための演出がある、ということです。それに翻弄をさせられるのは個人の自由ではあるのですが、パチンコやスロットで負けるのが嫌なのであれば、考え方や対応方法を変えていくしかないということです。

 そうそう、いつか、北斗の拳のスロットが導入をされたときに、「スイカ・カウンター」なるものがスロットユーザーを手玉に取りました。スイカが揃うとカウンターが発動します。30回転くらいの規定回数でしたかね。最初は・・・ みなさんが喜んで回すわけです。もう、空き台を見ている限りで、「スイカ・カウンター」が発動をして捨ててあるような台はなかったくらいです。

 しかし、いつしか、「スイカ」くらいでは当らない、いや、余計に当たりにくくなっていると悟ったスロットユーザーが増えたのか、「スイカ・カウンター」が発動をした時点で即止めをしたり、何回転か回して捨てたりしてある台が目立つようになりました。

 「強チェリー」や「強ベル」なら様子を見てもよいが、「スイカ」は信用できない・・・ くらいの感覚が芽生えたのでしょう。そうです。出目攻略という分野があるにしても、そのくらいの信用度でしかなく、システムメーカーの戦術として織り込み済みである、ということですね。


Q.コウさんは、パチンコ業界の手先ではないのですか?

A.そうですね。手先でも手羽先でもよいのですが、迷えるパチンコユーザーのみなさんの味方ではありたいですし、結果的に、パチンコ業界の手先のような仕事をしているのかもしれません。これまでのカオスブレイクの表現の中には、どうしてもパチンコなどしないほうがよいみなさんに対してまで射幸心を煽っている側面がありましたからね。

 もちろん、他の似たような役割を持っている人たちと比べたら、かなりマシなほうではあるかもしれませんが、それでもパチンコ業界の宣伝になってしまっているところはありますので、今後も私たちなりの正しい努力や、表現の修正が必要になると考えています。

 ただ、私が本心で思うことは、現状のパチンコ業界ですかね。普通に考えて“異常”です。

 パチンコホールを作りすぎたのですね。戦後、まるで粘土細工のように作りすぎたのです。何気なく考えても、極端な事象に対しては、やはり、極端な反動がありますから、倒産をするパチンコ会社があるにせよ、これだけパチンコホールが乱立をしてきたということは、それだけ被害を受けたみなさんがあったということでしょう。

 今、なぜ「被害」という表現をしたかと申しますと、パチンコのホールシステムが完全に確率で制御をされているとは言い難いという思いが前提にあるからです。もちろん、「確率」で帳尻を合わせようとするシステムがあるのは認めます。

 しかし、普通に考えたときに、「当るかもしれない台」を狙うという発想は確率論でもありえる話ですけど、「当たるタイミング」を読むことができて、それで実際に異常な的中率を維持できているわけですから、「確率論」以外の前提を活用している事実はあります。

 そういう意味でも、カオスブレイクは挑戦をしてきました。「確率論」以外の要素で実績を残すという作業です。どうしても実績が必要だと考えたからですね。それから7年が経過をして、もう、十分すぎるほどの証拠を提示してきたつもりですが、それでも「パチンコ完全確率論」の否定をするだけのエネルギーがまだまだ弱いような気がしています。

 結局、パチンコホールのシステムが、「確率」以外の他の要素でも制御をされているのであれば、それを知らされずにパチンコやスロットをしているということは、ある意味で、「詐欺の被害にあっている」ということになりますからね。

 ただ、そこにどのような事実があろうと、別に気にされない人もあるわけですから、そこまで余計なお世話をする必要もないと考えています。普通にパチンコホールに通って、普通にパチンコをして、普通に負けて、普通に楽しんでいるようなみなさんがあったときに、別にそれでもよいと思うわけです。

 ですから、個々人の目的意識の違いによって、カオスブレイクがお役に立てることもあれば、そんなことはどうでもよいと考えてパチンコをされているみなさんには、何のお役にも立てない、ということです。

ただ、普通に考えて、できるだけパチンコで負けたくない、負けられないと思う人たちが増えているのは事実でしょうから、そうした真剣さがある人たちが増えることによって、パイの取り合いにおける被害は出てくるかもしれません。それも自然の流れのようなものでしょうから、私たちはそこまで責任を取れないと思います。


Q.夏場になると、強烈に足が臭いおじさんがいて悩まされます。

A.はぁ。私もよい香りがするような人間ではないので、そのおじさんのフォローをしたい気持ちもあるのですが、ガチで強烈な臭いのお客さんの隣で打った体験はあります。

 もう、ごめんなさいって・・・ 思わず言いかけましたけどね。

 よう考えたら、謝ったところでその悪臭が消えるわけでもないので、結果的に、自分がその席から消えましたけどね。魔界ホールの場合は、当たったところで伸びないことが多いですから、そうした災難に遭遇をしたときには、そそくさと止めることができるのが利点です。

 あと、たまに見かけるところのコスプレですか?って言いたくなるような派手な服装のお姉さんですね。お姉さんそのものの風景はよいのですが、そう、香水ですか・・・ 香水やコロンでヤバイのがありますわね。

 もう、バルサンを炊かれているような感じのときがありますよ。わたしゃ、害虫か?って思うこともあります。いや、実際に頭が痛くなって丸一日、具合が悪かったこともあります。

 個人的にはですねぇ・・・ あまり臭いを気にするタイプではないのですが、せっかくですから私が耐えられないベスト3を作成してみます。

(1位) お姉さんの強烈な香水

(2位) おじさんを代表とする夏場の足の臭い

(3位) おばさんを代表とする厚化粧の臭い

 こうなりますね。いや、足が臭いのもダメはダメなのですよね。微妙・・・ 

 ただ、香水で強烈なものは、本当に頭痛になりますからね。後遺症があるのじゃないかって思うくらい萎えることがあります。ほら、たぶん、香水やコロンは化学成分でしょ? だからアレルギーのような抵抗があるのかもしれません。

 一方で、おじさんの足が臭いのは、自然から生み出された・・・ 天然成分ですからね。

 ダメですか?


 私もダメだと思いました。


 そういうことで、マスクかガスマスクを持参されて下さい。けっこう防げると思います。

 ただ、自分の周辺の空気が汚染をされていることに我慢ができないみなさんは、やっぱり、無念でもその場から去るしかないでしょうね。

 健康第一です。わざわざ臭い空気を吸わなくても、綺麗な空気を吸ったほうがよいからですね。


Q.激アツリーチがきたら心臓がバクバクして我を忘れます。たぶん、これが真剣でないと言われるところなのかもしれません。そうですよね?

A.はいはい。興奮をすることと真剣さとでは意味合いがちょいと違います。真剣に興奮をしている人もいるでしょうからね。

 パチンコで興奮をすることは悪いことではないのですが、それが足を引っ張って負ける原因になることが多いので、熱くなるよりも冷める方向に気持ちが向くほうが理想的です。大抵の場合は、熱くなって金を突っ込んでいるわけですからね。

 もう少し厳しく書きますと、パチンコは冷凍人間のように冷たい感情や考え方で取り組まなければ、たぶん、勝てません。冷静であればあるほど勝率や的中率が上がります。

 そもそも、パチンコで熱くなるということは、「当てたい」という方向に思考や感情が集中をしている状態であると思うのです。「当てたい」がために自分ができること・・・ それが極端になりますと、金を突っ込んで当たるまで回すような方向くらいしか思いつかなくなっているのです。

 ここなのですね。多くのパチンコユーザーのみなさんでも、ホルコン系のみなさんでも、「当てたい」という願望がどうしてもありますし、どこかにその気持ちが残っています。

 しかし、「当てたい」と「勝ちたい」は別物なのです。それが公私混同のようにチャンポン状態になっているのです。

 当てたら必ず勝てるのなら、当てることだけに集中をしてもよいのですが、現実はそんなに甘くはありませんので、『当てるだけでは勝てない』こともあるわけです。いや、ホール環境が悪くなるのに比例をして、『当てるだけでは勝てないことが極めて多すぎる』という状況になります。

 ですから、自分の心の中でも頭の中でもよいのですが、自分は「当てたい」のか、「勝ちたい」のか、その自問自答をして頂きたいのです。

 さて、話を戻しまして、激アツリーチがきたら心臓がバクバクしますと・・・ たぶん、それは、当たるか当たらないかで興奮をされている状況だと思うのですね。そこで私が思うことは、どうせ興奮をされるのであれば、自分が勝てるか勝てないか、そこにそこ集中をして興奮をされて頂きたい、とうことです。

 今日、自分は勝って帰ることができるのだろうか・・・ ここにこそ、興奮をするくらいに意識を向けて考えるべきなのです。例えば、主従関係という言葉があります。パチンコでそれを考えたときに下記のような関係になると思いますよ。

 ※「主」=「勝って帰ること」

 ※「従」=「当てること」

 長年とカオスにいらっしゃるみなさんでも、いつまでもここをクリアできない人があるかもしれません。このトピックを読まれてハッとされた人はそうです主従が逆転をしていませんか。当たらないから勝てないのではないのです。当たっても伸びないから勝てないのではないのです。何台と当てても勝てないというのも違います。勝って帰ろうと真剣に考えていないから、中途半端な台でも「当てたい」がために打っているので負けるのです。ここは大事なポイントですね。


Q.「平均換金金額」を本気で意識するようになってから、たしかに焦りや暴走をすることが減りました。他のみなさんにも実践をして欲しいです。

A.おおっ! もう、本当に、パチンコでの短絡的な勝ち負けについては流動的なことが多いですから、どなたかが、『コウさん! 今日は50000発でした!!』とかでレシートを送って頂けるようなことがあっても、「どうせ次回には負けてしまう」のかなとか思うこともあったり、「もう、今月はパチンコに行かんほうがよいですよ」とか頼みたくなったりと、なかなか安心ができないというのが実情です。

 私も先日に聞いた話でビックリしたことがありまして、あの・・・ って書いたら失礼ですけど、そうロカまるさんが、昨年は+収支で完結ができたらしいのです。実力は十分にあるのに勝ったり負けたりとされていましたので、何が原因なのだろうと考えることもありましたけど、その好転理由のひとつが「収支アプリ」の導入をされたことだそうです。

 たぶん、アナーキーのみなさんの影響もあるでしょう。収支管理を“鬼”のように徹底されていますからね。

 それで、何気なく、ロカまるさんに、「平均換金金額はどのくらいですか?」と聞いたときに、11922円とはっきりと提示をすることができたのです。「ああ、だから変わったのだ」と素直に思いましたね。

 ここなのですよ。何の分野でもそうだと思いますけど、人間、いっぺん通りの努力ではどうしても“壁”にぶち当たることがあります。ボトルネックですね。ですから、そうした“壁”に激突をしたときには、違った角度からの努力で切り抜けなければならないこともあるわけです。

 パチンコでの短絡的な勝ち負けについては流動的なことが多いですから・・・

 先ほど、このような切り口で書きはじめましたように、本当に、「勝ち」や「負け」については、その日その日で完結ができないことがあって、やや長いスパンで考えなければどうにも「判断」ができないこともあるのです。

 しかし、「収支管理」や「自己分析」という概念は、その人の「本質」や「本当の実力」に直結をするような“モノサシ”になりますので、短絡的に勝ったり負けたりしている状況ではわからないことでも、数値化をされた「一定の平均値」を見ることで、その人の実力が丸見えになるということです。

 そこではじめて、「ああ、この人は大丈夫だな」と、安心もできますし、大丈夫なように見えていた人でも、危なっかしいところがわかれば、適切なサポートができるようになるのですね。

 そうしたことで、私もパチンコやスロットの技術論の伝達に悩んで来ましたけど、「収支表」を記録したほうがよいのは間違いがないのですが、どうしても負けが続いたときにはそれが嫌になりますね。

 パチンコの「収支表」はとくに三日坊主になりやすいことがあって、全国のパチンコユーザーのみなさんでも、きちんと収支表をつけている人は5%もいないかもしれません。だから、パチンコホールが儲かるのだと思いもします。

 それで考案をしたのが、「平均換金金額」でした。

 「投資をした金額」や「勝った金額」や「負けた金額」や「他の面倒な内容」などを書く必要もなく、ただ、「その日に換金ができた金額」を記録するだけです。その「平均値」で自分の実力がわかるようになりますし、その範囲でやりくりをしていたら、パチンコで大きく負けることはありえません。

 簡単に言えば、「平均換金金額」の集計や合計とは、みなさんの「給料」のようなものです。日給でも月給でも年俸でもよいのですが、例えば、月給が20万円の人であれば、その月に20万円以上の支出をしていると生活が狂ってきます。普通に考えて、給料以上に金を使おうとしているので、何かがおかしくなりますわね。

 逆に、月給が20万円の人でも、ローンや生活費などのいろんな支出を差っぴいても、最大15万円でまかなう努力をしていれば、毎月5万円の貯金ができます。このような感覚で捉えて頂きたいです。

 つまり、パチンコで負けているみなさんとは、この「平均換金金額」を超えて投資をされているみなさんである、ということです。収入以上の支出をしていたのでは、100%、金が余ることはありえません。当たり前の話でもあります。

 言葉を変えれば、「自分の実力を超えたもの」に挑戦をしているということですね。例えば、家賃5万円くらいのアパートに住んでいて、それでも生活レベルがきつい人が、売れている芸能人のように家賃50万円の高級マンションに住みたいと思っても、それは幻でしかないわけです。

 「平均換金金額」=「あなたの実力」

 「あなたの実力」=「それを超えて挑戦をすると負ける」

 簡単なことなのですよ。例えば、当地の魔界ホールの常連のおじさんやおばさん・・・ 「平均換金金額=2000円(1円換算)」くらいなものでしょう。まったく当たらない日も多そうですからね。そこで5000円、10000円、15000円と使っている人たちがあるわです。そこまで長い目で見なくても、勝てるわけがないですよね。そう、必然的に負けているということです。

 では、そうした常連のおじさんやおばさんたちが負けないためにはどのように考えたらよいのか?・・・ そうです、2000円以上の投資をしたらダメなのです。少なくても、「換金金額の平均値」が上がってくるまでは、2000円以上の投資をしたらダメなのですね。

 逆に、「換金金額の平均値」が下がることもあります。月間を通してホールの回収シーズンであったり、自分の体調やテンションが原因でどうにも切れ味が弱かったりと、6月なら6月だけも「平均換金金額」が下がることもありますね。5月は「平均換金金額=2000円」だったのが、6月は「平均換金金額=1600円」になっていた、ということもあります。

 そうなりますと、「自分の実力=1600円」なのですから、そこにピントをあわせるしかありません。その1600円で当てることができなければ、さらに平均値が下がってしまいます。

 そうです! ここでようやく「真剣さ」が生まれてくるのですね。

 適当にパチンコをする癖がある人は、どんどんと平均値が下がって行きますので、最終的にパチンコができなくなるのです。パチンコを辞めたくないが負けたくもない・・・・ 大いに悩んで下さい。必ず、どこかの地点で、「真剣さ」が生まれて来ますから。