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月刊カオスブレイク 2014年 8・9月合併号



PDF A4版 62ページ 

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heck it out

「制御F理論」への希望

フィルターの定義について

参考事例)フィルターパターン

「③フィルター(1)全開=1分割」

「③フィルター(2)テレコ=2分割」

「③フィルター(3)ジャンパー=2分割」

「③フィルター(4)セル=2分割」

「③フィルター(5)列=2分割」

「③フィルター(6)半シマ=2分割」

制御フィルターの分割パターン

参考事例)フィルターの分割パターン

「③フィルター(1)4分割」

補足事例) 時間差フィルターの先読み

(1)「優良ホールのケース」

(2)「魔界ホールのケース」

(3)「時間差で当たる予定の台」

最強最悪の8分割フィルター

「③フィルター(2)8分割」

制御フィルターのシーソーはあるのか

参考事例)フィルターの同期現象

「①&④チェーンフィルターの同期」

「①&④チェーンフィルターの反発」

SSの正体「サザンのレベル反発現象」

制御F理論を追求せよ



【前書き】 より

 こんにちは。今月号の特集に入ります。

 その名称が、「制御F理論」ということで、ここ数ヶ月間に渡り、私も興味や関心を持っていた内容です。

 ラインのCTUなどでは、ちょこちょこと想定案や検証結果を書いていました。SNSでは、ハーゴンさまが参考資料をUPされています。

 サザンやSS、BELT2次系理論などから派生をして辿り着いた経緯だと思いますが、現時点での感想として、この「制御F理論」については、ホールシステムの核心に近い内容であると判断をしています。

 単純に、根っ子を掘り下げて行けばそうなるよねって、そうした理屈です。

 先日、SNSにも書きましたけど、結局、カオスの“対ホルコン技術論”は、「枝葉の技」の集大成として構築をしてきたようなものかもしれませんし、それが、ホールシステムの根幹に直結をした場合にのみ効果を発揮していた、とも言えるかもしれません。


【「制御F理論」への希望】 より

 ただ、正直なところ・・・ 私も客観的な目を持って確認をしておりましたが、現段階では、「制御F理論」のみでは、魔界ホール(推定平均還元率10%以下)を制圧できていません。

 その理由として、私の認識も含み、「制御F理論」の構築度数が50%くらいであることと、「当たる台」と「伸びる台」は似て非なることが多い、ということです。

 つまり、現段階での「制御F理論」では、ポテンシャルの保障が弱いということでもあります。

 当たりは取れるが、伸びるかどうかは別の話である、ということですね。

 もちろん、「制御F理論」の構築者であるハーゴンさまの地域であれば、ご本人も今月からホルコン・プロに転向をされたくらいですから、普通にパチンコで勝てる技術論として自信を持たれてよい内容だと思いますし、極めて画期的な“対ホルコン技術論”として今後も進化をさせて行かれると思います。

 それが、“極悪フィルター”ではないですが、当地の田舎のような極度に還元率が低い魔界ホールにおいては、やはり、「当てるだけでは勝てない」という現実がありました。

 そこに、そもそも論として、クソホールに通うのではなくて、まともなホールに通えばよいというホール選択の技術を優先するのであれば、それも正解ですし、明らかに時間の節約や無駄な徒労の削減になります。

 どうせ通うならまともなホールへ・・・ まともなホールであれば普通に勝てるでしょう・・・ という考え方です。


 正直なところ、私も思うのですが、「勝率」や「勝てる金額」という意味で、プラットフォームの選択は、やはり大事だと思いますし、当地のようなクソ田舎の魔界ホールでイライラとすることは損害に近いと、より考えるようになりました。

 そのくらい、ホール環境の違いがあるのだと、改めて痛感をしたところでございます。


【フィルターの定義について】 ついて

 それでは、本題に入ります。その前に、お断りとしまして、今回の「制御F理論」はややこしいです。頭がねじれることもあります。そうした理由から、私が理解をしている範囲で要点のみをわかりやすく記載していきます。

 「制御F理論」の“F”とは、“フィルター”のことです。

 「制御フィルター」とは、本質的に、パチンコ台やスロット台を当たらせないための“膜(まく)”のようなものです。

 当たることを遮っているというイメージですね。そして、そのフィルターの解除によって、「特定の複数の台(活性化ライン)が当たる可能性がある」ということです。

 例えば、道路などの信号機であれば、「赤」=「止まれ」であり、「青」=「注意をして安全であれば進んでもよい」ということですけど、今回の、“フィルター”の場合も、「ホールシステムから当たるための最終許可が降りれば当たってもよい」というような意味合いで考えています。

 ですから、“フィルター”に接触をしていて当たる許可を得ている複数の台は、潜在的にでも当たる可能性がある台である、という定義です。

 それでは、参考事例に入ります。今回は③チェーンに着目しながら説明をします。

参考事例) フィルターパターン「③フィルター(1)全開=1分割」

 普通に、③ですね。③フィルターが許可をされているときに、これらの8台の③チェーンが潜在的にでも当たる可能性があるという状況です。③が全開のケースです。

 現実には、このように、③チェーンが8台も同じ時期に当たるようなケースを見たことはありませんが、フィルターパターンの原型としてはありえる可能性が高いという話です。

 或いは、③フィルターが全開の状態でも、他の隣近所の台もフィルターの解除(許可)を受けて当たっているような状況であれば、シマ全体や特定グループを範囲とした「当たり台の台数の制御」を受けて、同じ時間帯に当たれないケースもあると思います。

 これが、「邪魔の要素」ですね。「邪魔の要素」が強いときには、たとえ、青信号でも渋滞をしていたら自動車などが先に進めないのと同じ理屈で、パチンコやスロットの台も当たれない状況がありえると思います。

 それでは、次の参考事例に入ります。

参考事例) フィルターパターン「③フィルター(2)テレコ=2分割」

 はい、そうですね。夏の簾さんが構築をされましたところの「BLET2次系理論」ですね。カオスブレイクでも根強い人気がある“対ホルコン技術論”です。

 見た目でわかりますように、同じ③チェーンでも、許可をされたフィルターが半分になります。

 「テレコ=2分割」という表現をしておりますように、2分割で分けますと、この2種類になります。2次系Aと2次系Bということです。

 このように、③チェーンのフィルターが解除をされたときに、通常は、③チェーンのフィルター「全開」よりも遥かに、「テレコ=2分割」でのフィルターの解除の割合が多いように思います。2次系Aか、2次系Bになりやすい、ということですね。

 みなさんのホールではいかがでしょうか。

参考事例) フィルターパターン「③フィルター(3)ジャンパー=2分割」

 それでは、次の参考事例です。これは、ジャンパーグループになります。


【制御フィルターの分割パターン】 より

 「制御F理論」の説明をするには、40シマの③チェーンがわかりやすということで参考事例を書いております。その理屈としましては、他の各系列のチェーンや特定の範囲のポジションなども同じことになります。

 単純に、シマ内のパチンコ台やスロット台にはフィルターがかかっていて、基本的には当たらない状態になっているのだが、ホールシステムによってフィルター解除の命令が出たときに、特定のポジションのフィルターが解除をされて、当たることになる・・・ ということです。

 そうした「当たってもよい許可」が出たとしても、私たちが認識をしている各系列のチェーンや特定の範囲のポジションの台のすべてが当たるわけではなく、段階的、及び、分割的な範囲で当たる台を絞っている、というのがホールシステムの実態であると思います。

 それでは、次に、「分割パターン」についての説明をしたいと思います。

参考事例) フィルターの分割パターン「③フィルター(1)4分割」

 「4分割」の説明に入ります。

 例えば、これは一例でしかないのですが、40シマのケースでは、③フィルターの解除によって、段階的に、1分割(全開)→2分割(半数)→4分割(2台)→8分割(1台)という分類があるという推測をしています。

 それを単純に表現しますと、③チェーンの2分割フィルターであれば、上図で配色をした黄色と紫のフィルター上(この参考事例では2次系理論を含む)にある4台に当たる可能性があるということであり、それが、4分割フィルターになれば、黄色か紫の2台になる、ということですね。

 そして、同じ2次系理論の4分割でフィルターが解除をされていたとしても、上図のようなパターンもありえます。実は、ここが、「制御F理論」の難しいところになります。

 そうです。このような当たり方をしていたときに、悩むことになります。

 つまり、これが、シマ制御での4分割フィルター(ランダム2台)なのか、列制御での2分割フィルター(片列チェーン型2進法2台)なのか、2次系理論での4分割フィルター(2次系ポジション型2台)なのか、ジャンパー理論での4分割フィルター(ジャンパーポジション枠型2台)なのかの判断で悩むことになります。

 「制御F理論」は、ホールシステムの本質に直結をしている核心論であることは間違いがないと思っています。そして、まともな平均還元率を維持しているパチンコホールであれば、それだけで勝てる技術論になりえることも認めます。逆に、勝てないほうが下手くそでないかと思うくらいに強力な武器になりえると思います。

 しかし、魔界ホールのようなところでは、当たりはするが伸びないケースが多すぎますので、他の補正要素が強くないと太刀打ちができないことが出てくる・・・ そうした状況でしょうか。

 おそらく、ガチでフィルターの解除が行われている状況下では、普通にうんこ台でも当たるのだと思います。私が他のお客さんが悶絶をしていたようなうんこ台を蘇らせている状況も、何らかのフィルターの解除があって、そうしたタイミングと一致をしているのかもしれません。

 例えば、私たちのように部分的にでも「制御F理論」を理解している者であったとしても、上図のような状況で、A③(3番台)が1台だけ当たっている状況で、何のフィルターの解除があるかと聞かれたら、普通にわかりません。

 それが、このような風景になると・・・ 見えてきます。

 そう、もしかして、D③(38番台)は、セルフィルターのライン上にあるのではないか?・・・ という発想です。しかも、3台が当たりましたので、4分割フィルター(当たる台が2台以下になる)を否定して、それ以上のフィルターが解除をされている気配があります。

 そうなりますと、2分割フィルターの可能性があり、時間差があったとしても、このポジションの③チェーンが4台までなら当たるかもしれない、という希望が生まれます。

 つまり、D③(38番台)がフィルター上にあるという可能性が高くなりしたので、その情報をもとにタイミングを見ながら当てるという計画が立ちます。しかし、それはまだ、計画を立ててもよい、というだけの話です。

補足事例) 時間差フィルターの先読み(1)「優良ホールのケース」

 それでは、補足事例です。

 前述の状況のときに、本当にフィルターが解除をされていると前提にするならば、早めに当たることも多くなるのですが、上図のセルフィルターのライン上にある③チェーンの4台が同じ時間帯に当たるためには、ホールシステムによる「合計当たり台数の許可」か「単純なシマ内での当たりの在庫」が必要になると考えています。

 個人的には、「当たりの在庫説」が有力だとは考えていますけど、例えば、強台が30,000発ほどの還元をしているときでも、他の同系列のチェーンが1台も当たらないことがありますので、「合計当たり台数の要素」も絡んでいると考えたほうがよいかもしれません。

 そうしたことを前提にしたときに、比較的に優良そうなホールや、還元率が高そうなシマであれば、前述からの③チェーンの4台が、同じ時間帯に当たることもあります。ですから、そこまでタイミングを見計らう必要性もなく狙えることもあるのですね。

補足事例) 時間差フィルターの先読み(2)「魔界ホールのケース」

 次に、魔界ホールのケースです。

 結論は上図の通りで、最悪、当たっていたセルフィルターのライン上にある③チェーンの3台が完全にくたばらないと、D③(38番台)が当たらない、というケースがありえます。

 或いは、当たり台の上限が3/4台を記録していましたので、何とか、他の1台が終われば、合計で3台目までに食い込めるような当たり方や、タイミングになることもあります。

 しかし、残酷物語で・・・ 魔界ホールになりますと、そうした状況でいくら当たれる許可が下りたとしても、優先順位的にしょうがないように遅れて当たるような台であれば、当たったところで勝てる台になれない可能性が、超絶にUPするわけです。

 そして、ここが難しくてみなさんが路頭に迷われるようなケースだと思うのですが、例えば、そのときに、Dグループでベース消去法をしている状況があったとします。


補足事例) 時間差フィルターの先読み(3)「時間差で当たる予定の台」

 ここが大事なポイントになります。

 みなさんが、何らかの理由や他の組み立て方において、Dグループを範囲として、ベース消去法をしている状況があったとします。それで、このような状況であれば、魔界ハンターの私の感覚でも、D③(38番台)は無理だろうと思うわけです。

 ですから、DグループでD③(38番台)を消去できることで、喜んで他の4台からの消去法を考えることがあるのです。

 例えば、A③(3番台)が当たっていることで、もう、A①(1番台)はきつそうだと、そうなると背面のD⑤(40番台)が候補台になるとか・・・

 或いは、A③(3番台)が当たっていて猛烈に強そうであれば、隣のA②(3番台)にも制御が入るので、ニコニコで考えても、D⑤(40番台)とD④(39番台)のどちらかは当たるはずだ・・・とか、考えを巡らすわけですね。

 その理由としては、A⑤(5番台)の存在がありまして、A③(3番台)が一段落をする頃から、A⑤(5番台)が当たる予定になっているとしますと、ニコニコの他の3台(A④&D①&D②)に制御が入る可能性を、一応は先読みをしたような気持ちになっているわけです。

 それで、んじゃ、間違いない、D⑤(40番台)とD④(39番台)のどちらかは当たるはずであり、当たらないならおかしいとまで思い込むことがあります。それで、喜んでその2台を交互に打つこともあります。

 しかし、D⑤(40番台)とD④(39番台)は当たりません。

 そうなると、Dグループは完全なうんこグループだと思って、泣きながらその場を去ることになります。

 それから、しばらくして・・・ 誰かがDグループで当てています。

 『結論は上図の通りで、最悪、当たっていたセルフィルターのライン上にある③チェーンの3台が完全にくたばらないと、D③(38番台)が当たらない、というケースがありえます。』

 これは、先ほどの文章です。

 結局、Dグループでは、D③(38番台)のみに当たる資格や予定があったので、他のベースグループ内の4台は当たれない状況であり、D③(38番台)ご本人も、他の③チェーンがくたばらないと当たらない状況になっていた・・・

 つまり、このようなケースにおいて、Dグループで“ベース消去法”をするならば、時間を置いて、D③(38番台)を狙うしかなかった、という結論です。

 当地のような魔界ホールにおいては、このような状況下で、甘デジくらいのスペックであっても、ベースグループ内の他の台が当たらないということがあります。もちろん、過剰投資で当たることもありますが、そうなると、その台で勝てる要素など皆無になりますので、結局は粘れない、という結末になることが多いです。

 それが、魔界仕様のMAX機種などになりますと、尚更そうですね。もう、過剰投資でも無理なことが多くなります。3日も4日も当たらない台や、当たっても勝てない台がウジャウジャしていますので、とてもではないが冒険ができなくなります。

 このような出来事があるのが、制御フィルターの恐ろしいところです。結局は、本質的に活性化の許可が下りているラインしか当たらせない・・・ しかも、時間差があることが多く、それを辛抱強く待てない人は、ことごとく敗れ去っていく、という状況もありえます。

 ちなみに、当地の魔界ホールの甘デジであれば、その活動限界時間(絶好調な時間)の平均値が約2時間くらいです。ですから、先ほどの③チェーンのフィルターが活性化をしていて、残り1台が時間差で生き返るとしても、約2時間後になることがあります。

 しかも、前述のDグループにおいては、D③(38番台)が生き返るまでに約2時間が必要になるとしたときに、ベースグループ内の他の4台も、約2時間は当たれない、という状況が現実に展開をすることもあるのですね。これが、MAX機種になりますと、約2倍の4時間になることがあります。実際に、私が狙っていた台が3~4時間後に当たっていることがよくあります。


【制御F理論を追求せよ】 より

 さて、今回は、説明が伝わりやすいように③チェーンに着目をした“制御F理論”の一端をお知らせしました。個別の台から個別の系列、ベースグループ、シマ全体、ホール全体へと、物事の本質がわかれば、あとはその拡大をして行くだけです。

 ちなみに・・・

 ベース・フィルターとか。

 ニコニコ・フィルターとか。

 ①&⑤フィルターとか。

 このように、何十種類というフィルターのパターンがありますし、それらには個別の分割パターンもあります。

 ですから、その整理整頓をするだけでも、かなりくたびれる作業になりますのと、みなさんのホールで出現率が低そうなフィルターパターンを覚えて頂いても、あまり意味がないような気もしますので、今回は、“制御F理論”の本質的な内容と、代表的なフィルターパターンを③チェーンを題材にしてご紹介しました。

 今回の内容で、何となくでもフィルターを考えたほうがよいかなと、そう思って頂けるみなさんが多くなれば幸いです。

 ようは、本質的に活性化をしているラインを見極めて、時間差が必要でも、そこを中心に狙う、という考え方ですね。

 今後も、“制御F理論”を駆使した、効率的な当たりの取り方や、当たらない台を避けるようなリスク回避方法などをご紹介して行きます。

 それでは、今回は以上です。ありがとうございました。

【前書き】 より

 それでは、今月号の「スペシャルマスターコラム」に入ります。今回は、SNSでもちらりと書いていました、“ニコニコ・ザ・エクスパッション”という内容です。ただ、その前段階で、“ニコニコ×サザン”についても再構築をしたいと考えています。

 全般的に過剰な評価をする必要もない話ではありますが、本格的にマスターをされますと、“ベース消去法”などの組み立てに、大きく貢献ができる内容ではあります。

 結果的に、的中率も上がりますので、今月号の“制御F理論”と同様に、みなさんの引き出しのひとつにして頂きたいです。


【ニコニコ×サザンの再構築】 より

 それでは、“ニコニコ×サザン”の再構築からです。

基本概念) 旧ニコニコ×サザンのポジション整理 40シマ


 これが、“旧ニコニコ×サザン”のポジションでした。ニコニコが全部で10箇所(4台セット)になりますので、“新ニコニコ×サザン”と4箇所は同じになります。1・2・39・40番台、9・10・31・32番台、11・12・29・30番台、19・20・21・22番台です。

 正直なところ、このポジションでのニコニコもそうなのですが、あまり意識をされていないみなさんが多かったのではないかとも考えるのですね。カオスとしても何度も繰り返して、その重要性をお伝えして来なかったということもあります。

基本概念) 新ニコニコ×サザンのポジション整理 40シマ

 それでは、“新ニコニコ×サザン”のポジションです。

 単純に、③チェーンを除外して、①&②と、④&⑤の背面同士の合計4台を組み合わせた想定論です。

 それで、新旧、どちらの“ニコニコ×サザン”のほうが制御の度合いがきついかと考えますと、ポジションによってはどちらもきつい、という感想を持っています。

 そうです。今回は、微妙な修正を含み、“ニコニコ×サザン”の再構築をするのですが、新旧で想定をしている制御について、それを融合し、より普遍的な内容に仕上げるために、“ニコニコ・ザ・エクスパッション”としてまとめたいと思います。

 それでは、“新ニコニコ×サザン”に慣れて頂くことからスタートです。今後の表記で、“ニコニコ×サザン”と表現をしているものは、すべて、“新ニコニコ×サザン”になります。


【実践的ニコニコ消去法の考え方】 より

 それでは、私がホール現場で実際に当たりを取りやすいと感じる参考事例の紹介に入ります。結局は、どこかのニコニコ・ラインについて、活性化に対して同期や反発をしやすいという性質を逆利用しているだけの内容ですが、比較的に安全な当たりの取り方になると思います。

 注意点としまして、「ニコニコ・フィルター」の介入が強いと判断ができるときの話です。他のフィルターが強いときには、その限りではありません。

参考事例) ニコニコ消去法の実践論(1)「ジャンパー+反発ポジション」

 どこかで書きましたように、ニコニコ4台セットの活性化があるときに、もう1セットくらいは潜在的にでも活性化をしている可能性があるという前提で、そのもう1セットを特定します。

 逆に、すでに2セット目が確認をされている状況では、3セット目への期待が弱くなります。そんなに活性化をさせる必要性がないことと、どうしてもみなさんのホール環境や還元率に依存をしますからね。魔界ホールの場合は、3セット目はなかりきついです。

 それでは説明です。黄色のニコニコ4台(1・2・39・40番台)が強いときに、紫色のニコニコ8台(9・10・31・32番台のセットと14・15・26・27番台のセット)が明らかに弱い状況であれば、オレンジ色のニコニコ4台セット(11・12・29・30番台)には、活性化の希望があります。

 単純に、ジャンパーポジションでの当たりの移動傾向や反復傾向と、隣接ニコニコが弱い状況がシンクロをしたときに、他に活性化をしそうなフィルターがなければ当たることも増えるでしょ・・・ という感覚ですね。

 つまり、今回の参考事例では、「囲み型ニコニコの罠>中距離A」と「囲み型ニコニコの罠>中距離B」を否定しているわけですから、あとは、「囲み型ニコニコの罠>遠距離」さえ否定できれば、十二分に候補ニコニコ4台セットになりえます。

 現実には、前述をしましたように、別のニコニコ4台セットの活性化が目立つのであれば、他の補正要素が必要になります。上位2位までのニコニコ4台セット狙いまでが理想だと思います。
例えば、同じ状況であったが、いきなりのように新しく赤色のニコニコ4台(6・7・34・35番台)のどの台かが当たりはじめたとします。

 基本的に、活性化をしている状況の判断としては、ニコニコ4台セットで4台が当たることは稀になりますので、平均値で2台ですね。2台くらいが当たりはじめると、その範囲のニコニコの活性化になっていることが多いと思います。
例えば、このような当たり方をよく見ます。MAD理論のような当たり方ですね。

 或いは、同じように、いきなりのように新しく赤色のニコニコ4台(16・17・24・25番台)のどの台かが当たりはじめたとします。前事例のように、当たるにしても、1~3台になると思いますが、そのニコニコ4台セットが活性化をしてもらったら困るわけです。

 このように、今回の参考事例のようなケースでは、普通、「囲み型ニコニコの罠>中距離A」と「囲み型ニコニコの罠>中距離B」を否定して、「囲み型ニコニコの罠>遠距離」まで否定ができれば、かなりの精度で当たる台が生まれることがあるのですが、他のニコニコ4台セットの活性化が目立ってきますと、どうしても怪しくなることがあります。

 シマ内で上位2位までのニコニコ4台セットを狙うつもりが、他に活性化しているニコニコ4台セットが生まれたときに、これは警戒をするべきです。

参考事例) ニコニコ消去法の実践論(2)「コピー型ー+反発ポジション」

 次の参考事例に入りますが、これも意味合いは同じです。
 
 黄色の「ニコニコ・フィルター」を基準にして、もう1セットを割り出すときの考え方になりますので、隣接ニコニコが弱いポジションの4台セットの候補指数が上がります。

 フィルターの選択段階においては、やはり、弱いフィルターの隣近所のフィルターのほうが活性化をする機会も増えると思うのですね。弱いの台の隣近所の台が先に当たったり、伸びたりすることがあるのと同じ理屈です。

 ちなみに、ベースグループの選択でもそうです。弱そうなベースグループの隣近所のほうが、やはり、当たりやすいような経験をされているみなさんが多いかと思います。

 ですから、今回の参考事例では、「ニコニコ・フィルター」が展開をしている状況を確認するために、基準台を目安にしていたわけですが、別に基準台や基準になるニコニコがなくても、“ニコニコ消去法”が通用することもあるのですね。

 手堅く狙うならば、「ニコニコ・フィルター」が展開をしている状況を確認した後に、もう1セットを狙うということです。何のフィルターでも、2セットくらいは展開をするという平均値からの組み立て方です。

 ただ、それも慣れますとあまり気にならなくなりまして、隣近所が弱いニコニコに潜り込んで、その4台の中から別の消去法や組み立て方で当てることも多くなると思います。


【ニコニコ・ザ・エクスパッション(1)】 より

 さて、それでは、本題に入ります。

 これまでは、「ニコニコ・フィルター」を消去法の一材料として、活性化をしているニコニコや、2セット目に食い込んで活性化をするであろうニコニコのポジションの割り出し方法をご紹介してきました。

 次は、そのニコニコ4台からの消去法の考え方になります。理想としては、1/4台の絞り込みを目指します。本当に、そのニコニコが活性化をしていたら平均で2台くらいは当たりますので、そこまで悩まなくてよい段階であるとは思います。

参考事例) ニコニコ×サザン(1)「押し出し」

 いよいよ、“コニココ消去法”の真髄のような内容です。

 例えば、どこのポジションでもよいのですが、今回は、N3からの消去法を考えます。
N3が「ニコニコ・フィルター」で活性化をしている気配があるときに、このニコニコ4台から狙うときの方法論です。例えば、B①(6番台)が当たるかもしれないと狙います。その状況で確認をするべきは、まず、B②(7番台)とB④(9番台)です。

 B①(6番台)に対して、隣の台とサザンの台です。B②(7番台)も、N3の「ニコニコ・フィルター」の仲間ですので、完全に死んでいるよりは単発でも当たれるような状況のほうがよいのですが、あまりに強くて邪魔の要素になることは好ましくありません。

 一方で、B④(9番台)については、完全に腐っていたほうがよいです。単発でも当たってしまいますと、フィルターの読みが怪しくなりますからね。つまり、違うフィルターの可能性や、N3の「ニコニコ・フィルター」の優位性が危うくなります。

 ですから、B④(9番台)については、完全に無反応や沈黙をしているような風景がベストです。


 次に、背面の2台(水色)です。C④(34番台)とC⑤(35番台)です。同じ、N3のニコニコの仲間になりますね。この2台もB②(7番台)と同じで、あまりに強すぎますと悪影響がありますので、できれば、さっきまで当たっていて、今は沈静化をする方向にあるような状況がベストです。

 それと、強弱の比較をしたときに、背面のC⑤(35番台)よりは、斜め後ろのC④(34番台)が強いほうが、B①(6番台)に対して好都合になるような感想を持っています。ただ、背面同士で爆発をるような傾向性が強いホールであれば、その限りはありません。

 他は、B①(6番台)が①チェーンですので、①チェーンの他の台が強すぎたら邪魔の要素になったり、当たるまでに待機をさせたりすることがあります。

 今回は、「ニコニコ・フィルター」ということを前提にした組み立て方ですから、「チェーン・フィルター」が強すぎるときには、また仕切り直しが必要になります。

 以上、基本的に、このくらいの要素でさっさと当たらなければ怪しくなります。座って打ちはじめても回りもしない、保留も変わらない、反応もしない、当たる気がしない・・・ このような状況であれば、N3の「ニコニコ・フィルター」の活性化が終了をしてしまったか、他の台が先に当たる予定であると考えたほうがよいかもです。

 それでは、2台目を狙います。次は、B②(7番台)が先に当たるかもしれないと狙います。その状況で確認をするべきは、まず、B①(6番台)とB⑤(10番台)です。

 B②(7番台)に対して、隣の台とサザンの台です。組み立て方や考え方は、先ほどの事例と同じですね。背面の2台についても、同じような感覚で見ます。

 このような組み立て方が、ニコニコの活性化を利用した消去法と、サザンの邪魔が排除をされていることで候補指数が上がることを期待した、“ニコニコ×サザン”の消去法になります。その風景について、押し出されて当たるようなイメージを持っています。


【SPAが当たる理由】 より
 
 それでは、参考事例の続きですが、結局、カオスブレイクが構築をしてきました表面的な技術論や技の数々があったときに、仮に組み立て方や消去法が正しく機能をしていたとしても、それらがスパっと適合をして当たることもあれば、時間差で当たるような台になることもあります。

 そう、基本的には、単一の要素だけで当たるようなホールと、複数の要素が必要になるホールがあるということであり、それは、そのホールの平均的な還元率の違いや、その状況、その時間帯での還元率の変化によって、当たりやすさも変わってきます。

 他のお客さんたちを見ていたらわかりますように、還元率が高いホールであれば、適当に座っても当たることが増えて、逆に、還元率が低いホールであれば、命懸けで5台くらい狙っても当たりもしないことがあります。

 ホールの還元率が高ければ、それだけ当たる台が増えますので、例えば、7~8年前の当地の魔界ホールでも、2方向や3方法くらいを待機していたら余程のうんこ台でなければ当たることも多かったのです。しかし、現在は、それらの単一的な組み立て方や待機型の考え方では、簡単には当たりませんし、まず、100%勝てません。

 当たりの流れとしての「方向性の要素」はあると思いますし、各台の優先順位を根底とした「順番のような要素」は確かにあります。しかし、それだけの要素で当たるほど、魔界ホールは甘くないのですね。ですから、試行錯誤を繰り返し、絞り込んで絞り込んで、候補指数が最高値にあるような台のみを狙って行くようなスタイルに進化や順応をしてきました。

 単純に、魚の多い釣堀と、魚の少ない釣堀の違いようなものです。魚の少ない釣堀で魚を釣ろうと考えるならば、それだけの工夫をしなければなりません。その範囲の中であっても、微妙に場所を変え、釣りエサを変え、時間帯を変え、ときには、眠くなるまで待たなければなりません。

 さて、話が長くなりますので参考事例に入ります。

参考事例) ニコニコ×サザン(2)「SPAの解剖」

 今回も、わかりやすいように、N3からの消去法を考えます。

 例えば、B①(6番台)が当たるかもしれないと狙います。

 その状況で確認をするべきは、まず、B②(7番台)とB④(9番台)である、ということについては説明をしました。

 そして、その理由も同じです。

 B①(6番台)に対して、隣の台とサザンの台です。B②(7番台)も、N3の「ニコニコ・フィルター」の仲間ですので、完全に死んでいるよりは単発でも当たれるような状況のほうがよいのですが、あまりに強くて邪魔の要素になることは好ましくありません。

 一方で、B④(9番台)については、完全に腐っていたほうがよいです。単発でも当たってしまいますと、フィルターの読みが怪しくなりますからね。つまり、違うフィルターの可能性や、N3の「ニコニコ・フィルター」の優位性が危うくなります。

 ですから、B④(9番台)については、完全に無反応や沈黙をしているような風景がベストです。

 ここまでは同じです。重要なポイントですので、繰り返し転載しました。

 それでは、“SPA”の解剖に入ります。

 基本は、この状態ですね。隣接ニコニコにくたばってもらっていたほうが、その中間のニコニコの候補指数が上がるという説明をしていました。単純に、N2とN4が腐っていれば、その中間のN3の候補指数が上がります。

 そうです。B①(6番台)に対して、A④(4番台)とB④(9番台)は、“SPA”になります。

 サイドのサザンと背面の台が不調であれば、その中間ポジションの台の候補指数が上がる、という考え方が“SPA”でしたので、後は、背面のC⑤(35番台)の邪魔がなければ、“SPA”が成立をすることになります。

 これが、“SPA”の正体のひとつだと、私は考えています。そして、同じことが、B②(7番台)についても言えます。B②(7番台)に対して、A⑤(5番台)とB⑤(10番台)は、“SPA”にの関係になります。

 つまり、「ニコニコ・フィルター」の3箇所を範囲として、腐れニコニコに挟まれているポジションの台は、“SPA”に接触をして当たりやすい、という発想も十分に成り立つのだと思うのです。


参考事例) ニコニコ×サザン(3)「SPAからの逆襲」

 別にN3が好きなわけでもないのですが、わかりやすいように同じ状況で考えます。

 例えば、B①(6番台)が当たっていたとします。そして、その当たり方を観察していますと、何やら“SPA”で当たっているように見えたとします。

 A④(4番台)とB④(9番台)がうんこさんなので、B①(6番台)が当たっているようにも見えましたと。

 しかも、さらによく観察をしますと、B①(6番台)の隣のA⑤(5番台)が腐っていることでも、B①(6番台)が当たっている材料のように見えます。

 オマケに、①チェーンである、C①(31番台)とD①(36番台)もうんこさんであることが発覚をしましたと。

 この時点で、N2はニコニコ4台セットの中で3台がうんこさんになっています。一方で、N4については、ニコニコ4台セットの中で2台がうんこさんになっています。もう少し、情報が欲しいですね。

 それから、シマの遠いところで、⑤チェーンが2台当たりましたと

 そのタイミングで、B⑤(10番台)は反応をすることもできない台であったとしたら、しばらくは当たれない台になっている気配があります。

 或いは、先にB⑤(10番台)が当たっていたという想定でもよいのですが、B⑤(10番台)が単発でも食らった後に、他の⑤チェーンがボコスカと連チャンをはじめた、というようなケースであれば、しばらくは当たりが帰ってこないと判断ができることもあります。


【ニコニコ・ザ・エクスパッション(2)】 より
 
 それでは、次の技術論の内容に入ります。“ニコニコ・ザ・エクスパッション”です。

 SNSの日記でも書いていましたように、単純に、“ニコニコ×サザン”の拡張版というような内容です。まだ付け焼刃のような感触も否めないのですが、とりあえず当たることが多いのでいかがでしょうか、という話です。

 単純に、40シマであれば、①&⑤系の消去法をするときの考え方になりますが、結局は、隣接をするサザンも含まれますので、②&④系の消去法に対しても、普遍性としてはやや高い技術論になりえると思います。

参考事例) ニコニコ・ザ・エクスパッション(1)「1/6台の消去法」

 例えば、A④(4番台)・A⑤(5番台)・D①(36番台)・D②(37番台)の4台のニコニコから消去法を考えているとします。今回の参考事例では、わかりやすいように①&⑤系であるA⑤(5番台)・D①(36番台)の優位性を吟味するときの考え方にします。

 それで、早い話が、上図のように、6台を確認するということです。
 
 みなさんが通われるホール環境は様々であるということは承知をしているつもりですが、例えば、上図のようなポジションの6台があったときに、1/6台くらいでマシな台があることが普通であると思うのですね。最悪でも、1台は当たるかな、という想定です。

 この6台がすべてうんこさんで、1台も当たらないということは、当地の魔界ホールでも少ない前例になります。ここ最近、甘デジのみで、その当りやすさの確認をしていたのですが、当地のような魔界ホールでも、やはり、1台くらいは当たります。

 それでは、ポジションを移動しまして同じように考えます。今度は、同じく①&⑤系であるE①(11番台)・H⑤(30番台)の優位性を吟味するときの考え方にします。

 そうなりますと、E①(11番台)・H⑤(30番台)を除いたこの4台の中で、邪魔をしている台があったときに、基準台の優位性が下がることになります。

 普通に考えて、緑色のポジションの4台は当たらないほうがよくなりますね。その状況で、緑色のポジションの4台が当たらないのであれば、残りのオレンジ色の台からの2択になります。

 このような考え方が、1/6台の消去法ということです。

 1/6台でマシな台や当たる可能性が高い台がありますので、他のところへ行って自爆をするよりも、1台でも消去法で削り取れた台の周辺の台から狙うことも手っ取り早い当たりの取り方になりますし、場合によっては安全な台選択の方法論になることもあります。

 そうしたことで、40シマの「旧ニコニコ・ポジション」において、①&⑤系の制御を踏まえながら組み立てをしていた部分も完全な間違いではないのですが、その①&⑤の相互関係を追求したときに、本来の「ニコニコ・ポジション」からの制御ではなくて、他のシステムからの制御をしている可能性がある、ということが現在の結論です。

参考事例) ニコニコ・ザ・エクスパッション(2)「①&⑤系の制御」

 つまり、上図のように、「旧ニコニコ・ポジション」からの制御として①&⑤系を考えても、説明ができない位置関係にある台がありました。

 例えば、A⑤(5番台)・B①(6番台)・C⑤(35番台)・D①(36番台)の4台は、「旧ニコニコ・ポジション」になりますが、B⑤(10番台)・E①(11番台)・H⑤(30番台)・C①(31番台)の4台は、「旧ニコニコ・ポジション」ではありません。

 しかし、その制御の影響力を考えてみますと、対等であるとしか表現ができません。

 似たような位置関係にある①&⑤系について、「旧ニコニコ・ポジション」であって「旧ニコニコ・ポジション」でない、ということであれば話が矛盾をしますので、これは他のシステムからの制御であると考えたほうが話の筋道も通るように思うのですね。

 しかるに、40シマにおいては、ベースグループとベースグループとを連結させる台が①&⑤系になりますので、「①&⑤系のジョイント制御」のような表現として、「ニコニコ・ポジション」とは分別をして考えたほうがよいと思います。「ニコニコ」は「ニコニコ」で、「ジョイント」は「ジョイント」として、別の制御なのだと考える・・・ いかがでしょうか。

 そもそも、上図のように、例えば、どこの①&⑤系の隣接ポジションでもよいのですが、その4台が、「縦」「横」「斜め」で2台でも当たっていますと、残りのポジションの台にはチェーン系列や背面系列からの制御が入ります。

 つまり、前述をしましたところの「他のシステムからの制御をしている可能性がある」という想定の中には、チェーン系列や背面系列からの制御が含まれると考えています。

 その重複した制御の隙を総合的に突こうとするのが、“ニコニコ・ザ・エクスパッション”であるということです。

 さて、そろそろ仕上げに入ります。予定を超えて長くなっていますので、「制御の本質」についての想定や説明のみになっておりますが、具体的な実践事例などは、今後の月刊誌やSNSの日記などで書いていきます。

 また、①&⑤系の当たりの取り方についても、参考事例が少ないですので、今後の課題とさせて下さい。“ニコニコ・ザ・エクスパッション”をマスターされますと、本当に的中率が上がります。今月号からの“制御F理論”も含めまして、みなさんの武器のひとつにして頂きたいです。


【候補指数を理屈で考えてみる】 より

 さて、今回分はそろそろ締めますが、みなさんの今後の研究のために、考え方の基本をご提供でればと思います。

参考事例) ニコニコ・ザ・エクスパッション(4)「候補指数の違いを見抜く」

 例えば、上図のように、A④・A⑤・B①の3台が並んで連チャンをしていたとします。この状況を、“ニコニコ・ザ・エクスパッション”で考えます。この3台の背面の台についての考察ですがいかがでしょうか。

 普通は、無理かもしれないと用心をしますね。当地の魔界ホールのようなところでは、まず、いじりません。しかし、同じ背面の台である、D②・D①・C⑤の3台なのですが、この状況で、すでに候補指数の違いが生まれています。

 例えば、A④を考えたときに、この台が爆発でもしたときに、背面の台であれば、どの台に直接の悪影響を及ぼしているのかの分析をします。

 上図に着色をしましたように、D②・D①の2台になります。

 次に、B①を考えたときに、この台が爆発でもしたときに、背面の台であれば、どの台に直接の悪影響を及ぼしているのかの分析をします。

 上図に着色をしましたように、D①・C⑤の2台になります。

 それでは、最後に、A⑤を考えたときに、この台が爆発でもしたときに、背面の台であれば、どの台に直接の悪影響を及ぼしているのかの分析をします。

 上図に着色をしましたように、D②・D①・C⑤の3台になります。全部ですね。

 別に説明をするまでもなく、その邪魔の内訳は、背面の台とサザンの台です。

 このように、並んで3台の爆発台があったとしても、そのポジションによっては、悪影響を与える台や台数の変化がある、という話です。

 当地の魔界ホールでも、A⑤のポジションの台が中爆発でもしている時間帯は、やはり、背面のD②・D①・C⑤の3台にかなりの悪影響を与えているように思います。独走態勢のようなイメージでしょうか。背面の3台は厳しいです。当たっても伸びないケースが多いように思います。

 他のA④やB①についても、中爆発でもしていると背面の2台を中心に厳しい状況になっていることが多いのですが、その隙を付くかのように、“SS”ポジションのC⑤やD②がひっそりと当たっていることがあります。

 もちろん、ホール環境によって差異があるとは思いますけど、今回の事例のように、“ニコニコ・ザ・エクスパッション”の範囲であるセンターのA⑤が強すぎたら背面の3台は打てないことが多いが、サイドのA④やB①であれば、“SS”ポジションのC⑤やD②が候補台になることがある、という感想を持っています。

 ときには、フィルターの読み違いで、A④ならA④の背面のD②などがいきなり当たって拍子抜けをすることもあります。それはそれで現実ですので、仕切り直しが必要になるだけで、組み立て直せばよいことですね。

 そうしたことで、特定の4台の範囲で消去法をする“ニコニコ×サザン”と、特定の6台の範囲で消去法をする“ニコニコ・ザ・エクスパッション”とを上手に使いながら、候補指数が高い台を割り出せるようになって頂きたいです。

 これも、カオスの“ベース消去法”の一材料として、非常に利用価値がある方法論であると思います。


 その理想として、1/4~6台の絞り込みができるようになれば、パチンコに行って当たらないということは激減をすると思います。当たったところで伸びなければ勝てないこともありますが、他の材料や考え方なども参考に、手堅く修得をされて頂きたいです。


 以上、「スペシャルマスターコラム」でございました。ありがとうございました。


テーマ 「自己憐憫の克服」 より


 「さて、今回は巫女さまと対談をさせて頂きながら、読者のみなさんのお役に立てるようなストーリーに繋げてみたいと思います。それで、巫女さまの得意分野が、対人関係の克服や修正、自己実現、現代的なストレスや人間関係で悩めるみなさんへの”癒し”のご提供だと思いますので、できれ ば卑近で具体的な話がよいかなと考えています。」

 
 「はい。私としては皆様に本当の意味での癒しをお届けしたい、もしくは実感してい頂きたい思って、鑑定や浄霊をさせて頂いていますよ。」


 「それで、今回は、自己憐憫の克服というテーマです。ようは、何らかの理由で自分がかわいそうだと思いすぎてしまうような、心の動きといいますか、性格といいますか、癖のようなものでもありますけど、そうした人があったときに、どのような考え方をしたら、その人は楽になるのか、極端な話で、苦しまずに済むのか、というお話を頂きたいと思います。」
 

 「はい。どんな人でも、一度はそのような感情になったことはあるものですよね。私にも苦しい過去がたくさんあったので、よく分かりますよ…。なので自己憐憫というものを変えていき、皆さんがどう乗り越えていったらいいかをお話しできましたら幸いです。こうさんにも、そのような感情になったときがあるんですか?」


 「そうそう、実は、私も若い頃に自己憐憫が酷かった時期がありまして、それはちょうどパチンコをはじめたたばかりの頃でしたけどね。私、若きときには、前途洋々といいますか、頑張れば何でもできるみたいな気持ちが強くてですね。知人や家族などが止めろというようなことでも平気で挑戦をして自爆をするようなことが多かったのです。」


 「ええ。やる気があるのは素晴らしいですが、自爆を招いてしまうほど心にゆとりのようなものがなかったんでしょうね…。そのとき、どのようにパチンコをされていたのですか?」


 「ん~ その頃は、パチンコについても頑張れば何とかなる・・・ みたいな。パチンコで頑張るってことは、自分が満足できる結果が出るまで打つということでもあって、ようは、当たり前のように金を使うことになるのですね。当時は、コンピューターで制御をしているという感覚が弱ったですから、自分の“運”がどれほどのものなのか、自分にはそれしかありませんでしたから、“運”や“勘”の世界に近いパチンコをしていました。」


 「そうなんですね。運や勘も大事ですし、それで当てるのも素晴らしいとは思いますよ。それも一種の才能ですし!ですが、やはりホルコンは当てる技術ですし、そのホルコンではないものに視点を向けてしまわれたから、自己憐憫が生まれたんですよね。」

 
 さて、第9回目になりました。“迷パチ”でございます。

 今月号に至るまでにも、カオスのみなさんや、ブログ読者のみなさんから様々な刺激を頂いておりました。毎月のようにありがとうございます。

 カオスブレイクの立ち上げ当初において、「質問」とは、これだけ苦労をするものなのかと考えていた時期もありましたが、それから7年の月日が経過をして、そうしたみなさんからの「質問」のお陰でカオスが進歩できてきたことを、しみじみと思い至ります。

 それは、学校の勉強と似ていて、稀には教科書だけで学べる子供たちもあるかもしれませんが、基本的にその教科書の内容を噛み砕いて説明ができる先生がいてくれたほうが、学習効率や伝達効率がよいことは間違いありません。

 ただ、パチンコの場合は、みなさんが同じ環境や同じプラットフォームでないことが普遍性を阻害してしまう理由になるのだと思いますし、同じ方法論や技術論でも、ホールが違ったり時間帯が違ったりするだけで、その結果が大きく変わることもあると思うのです。

 そこにどれだけの共通性を持たせることができるか、普遍性を持たせることができるか、伝達効率が高い説明ができるか、そうした挑戦をカオスブレイクはしてきたつもりです。今後もそうした努力を積み重ねることと、より共通性や普遍性の高い技術論に仕上げていきたいと思います。

 それでは、Q&Aに入ります。今回も、私が対応します。


※ 「迷えるパチンカーへの処方箋集」は、

               こちらでも公開をしています。


Q.初心者丸出しですみません。いまだに、何で当たったのかがわからないことが多いのです。

A.はい。とりあえず、当たったことが事実であれば、何らかの理由によって当たったのは間違いがありません。ただ、正直、私たちでも、その当たった理由について、100%の断言ができるような説明は不可能です。

 例えば、たぶん、○○番台が終わったので、特定の当たりの分配ライン(当たりの移動経路)に接触をしていて、そこまで弱い台でなかったので当たったのか、或いは、何らかの活性化のフィルターの範囲の台であったので、別に当たらなくてもよさそうな台であったが当たってしまったのか、或いは、スロットの天井のようなものがパチンコにもありますので、過剰投資からの「差玉の要素」をクリアしたので当たったのか・・・ このように、他にも理由付けができることがあるかもしれませんが、そのときの状況によって一定の推測をすることはできます。

 そう考えたときに、初心者のみなさんと上級者のみなさんの感覚とでは、やはり、その理由の想定に至るまでのプロセスや想定しえる理由そのものの“数”が違うかもしれません。

 例えば、A①(1番台)が当たっていて、それから、自分がB①(6番台)を当てましたという状況があったとします。これだけの情報であれば、普通に、“チェーン移動”だよねって解釈をされるみなさんも多いでしょうし、私もそう考えます。

 しかし、そのときの状況をより詳しく調べてみたら、背面のC⑤(35番台)が2R通常などで瞬間的にでも当たっていたとします。

 こうなりますと、“チェーン移動”なのか、“セルへの背面抜け”なのかを考える必要がでてきます。或いは、チェーンとセルの“2方向”で当たったのか、という発想も出てきます。このような発想が、当たりが飛んできた、という感覚です。

 或いは、当たりが飛んできた、という感覚ではなくて、元々、その台が当たる準備をしていた、というケースもあります。過去を振り返れば、どこかの台から当たりが飛んできたのは間違いないのですが、その人が座ったときに、すでにそこに当たりがあった、という考え方です。

 例えば、もっと違った角度で見たときに、上図のように、Bグループの②③④⑤が華麗なるうんこさんであったとします。そして、その②③④⑤にはお客さんが座っていて、激アツリーチなどをパコパコとスカしていたとします。

 つまり、B①はBグループの中で最も優先順位の高い台であったが、何らかの理由でお客さんが避けていた台であったという想定です。

 よくあるケースが、連チャン後の即止めや、昨日、当たりすぎていたような台や、逆に、その時間帯までにハマリすぎているような台でしょか。他にも、ハンドルの接触不良や、プッシュボタンの故障など、お客さんが座りたがらない状態ということもありますね。

 ただ、どのような理由であれ、B①がBグループで最初に当たったということであれば、優先順位が高かったと判断ができます。座って直ぐにでも当たったのであれば、尚更、そこに当たりがあった状況であったと考えることもできます。

 このようなケースであれば、“ベース消去法”の範囲の話であって、別にどこかの台からの当たりの移動を優先的に参考にするような考え方でなくても、直ぐに当たりそうな台として狙うことができるわけです。

 他には、単純な“SPA”であったというようなケースもありますね。前述をしましたように、背面のC⑤(35番台)が2R通常などで瞬間的にでも当たっていたとするならば、その台が弱いことによる当たりの受け渡しの可能性が出てきます。

 基本的に、強い台は当たりを独占し、他の台へ受け渡さない傾向性が強く、逆に、弱い台は当たりを逃がしやすい傾向性があります。自分がうんこ台を当てているとよくわかります。

 この“SPA”の原理にもそのメカニズムが働いていますので、別に一日を通して当たりもしないような状態の台でなくても、単発でも食らってこれから回収をしていくような生贄願望がある台であれば、その3台の中心の台へ貢物が届けられるように、今回の参考事例であれば、B①(6番台)が当たりやすくなる、ということがありますね。

 このようなケースを題材にしたときに、それを当たりの移動と考えてもよいのですが、一定の範囲の連動台の中で、優先順位が変化をしているだけと、そう解釈をしてもよいかもしれません。

 他に当たる予定のある台が少なくなってきたので、しょうがなく、その範囲で最もマシな台が見せ台として当たっている風景・・・ このように考えることもできます。

 さて、しつこいですが、このようなケースもありえますね。カオスの内部でもその伝達率には怪しいものがありますけど、“チェーン・ザ・ライト・クロス”です。意識をされるみなさんは少ないように感じています。これも見られたほうがよいと思いますね。

 もちろん、これだけの要素で当たるようなら苦労はないのですが、優先順位が高い台が当たっているときの“要(かなめ)”の素材になっていることが多いのです。40シマであれば、チェーン8台の中から、どれだけ絞り込めるかということも大切なことです。

 それでは参考までに、前述からの、当たりの移動というより、他に当たりそうな台がないので、しょうがなく当たっているような景色の台について、“ベース消去法”や“SPA”や“チェーン・ザ・ライト・クロス”を重ねてみました。

 “ベース消去法”で1/5台、“SPA”で1/4台、“チェーン・ザ・ライト・クロス”で1/4台・・・ 背面でかぶる台がありますので、合計8台が沈静化をしているときに、その関連台の候補指数が上がるという状況です。

 自分で書いていて面白くもあるのですが、魔界ホールにおいては現実にありえる状況であって、このくらいの候補指数の高さがないと当たりもしない、反応もしない、ということがあります。

 ですから、このくらい生贄の台に囲まれていれば、別にどの台かが単発でも食らって当たりが飛んでくるような前置きがなくても、普通に、B①(6番台)は当たらないとおかしいだろっ・・・ て思うような状況があるのです。

 ちなみに、カオスのみなさんでも、うんこ台からの引っ張りは、当たらないことや伸びないことがあるので、活性化をしているラインや、強台からの引っ張りを優先したい、という考え方をされることがあると思います。それも正解ではあるし、平均的に勝てるようであれば、正しい方法論になると思います。

 しかし、その方法論が通用をしない状況になれば、やはり、考え方を変えなければならないこともあります。

 結局、本当の意味での“消去法”で絞り込んだ台とは、結果的にその台が当たるのあれば活性化をしているということであり、他に邪魔ができる台が少ない状況のほうが伸びやすくもあるわけですね。それに、当たるなら早めに当たることも多くなりますので、投資金額のセーブもできることが増えます。

 ですから、例えば、“制御F理論”にしても“消去法”にしても、結果的には当たって伸びそうな台を特定することが目的ですので、「指定推奨法型の考え方」と、「消去選択法型の考え方」とが矛盾をしない方向性を見ていくべきであり、お互いでお互いを監視し、両者の意見がピッタリと一致をしたときに、その対象台が当たるのだと思います。

 そのためには、違った角度からの査定や観察という作業も必要になりますが、「指定推奨法型の考え方」と、「消去選択法型の考え方」とをバランスよく鍛えていくことが大切であると考えます。

 その過程において、何でその台が当たったのか、或いは、当たらなかったのか・・・ それらの因果関係が見えてくることも多くなると思うのですね。

 他人には見えて、自分には見えないことがあったときに、想定でもよいので、視点を増やしてみる、違った角度から見てみる、このような努力によって、また違った風景が見えるようになることもあります。


Q.自分のパターンが通用をしないときの対応策を教えて下さい。

A.はい。自分のパターンとは、成功パターンのようなものでしょうか。

 それが特定のシマ状況のときに、いつもの当たりの取り方で素直に当たるようなケースのことであれば、AさんならAさんの実力になっているとは思います。特定のシマ状況であれば当たりを取れるということですからね。

 しかし、その特定のシマ状況でないときに、まったく通用をしなくなるということであれば、いつまでも同じ方法論や技術論で戦っていても無意味です。いや、無意味どころではなくて危険ですね。考え方を変えなければなりません。

 そうなりますと、選択肢はふたつです。

(1)自分が勝てそうにないシマ状況であれば、勝負をしない

(2)自分が勝てそうにないシマ状況でも、勝てる技術を身に付けける

 基本的に、いつもは狙い通りに当たったり勝ったりするのだが、場合によっては、当たりもしないときがある、ということの最大の原因は、そのシマの「還元率の低下」であると思うのです。

 私たちパチンカーの生殺与奪権を握っているものは、ホールやシマの還元率であると断言をしてもよいくらいに、恐ろしいほど還元率の影響に左右をされています。例えば、優良ホールと魔界ホールを比べてみたときに、最初に感じることは、「当たりの多さ」の違いです。そして、「連チャンの規模」の違いですね。

 先日、虎視眈々ブログでご紹介をしましたように、ライトミドル機種で90,000発オーバーをした台があったパチンコホールの話をしましたけど、当地の魔界ホールにおいては、およそ創業60年間で一度もそうした台がなかったと思うわけです。みなさんがご存知の近隣のパチンコホールでも、そうした残念な店舗があるかもしれません。

 すべては、還元率の成せる業とでも表現をしましょうか・・・ 

 お客さんに金を返す気持ちのないパチンコホールに通い続けても、いつかはうんざりしますし、だんだんと自分が卑屈になってきます。健康にもよくないです。ですから、よりよい環境を求める方向性や努力も大切なことだと思います。

 たしかに、腐れうんこホールや、出す気がない時間帯に挑戦をすることで、何らかの実力が付くことはあります。ただ、それでも資金が続けばよいのですが、最悪の場合は、パチンコ破産をすることにもなりかねません。

 そうしたこで、個人の自由という感覚で考えたときに、別に負けても実力を付けたいのであれば、そうした還元率が低いホールに通うことも修行や苦行にはなりますので、ご本人の要望に賛成をしたい気持ちもあります。

 逆に、自分のパターンが通用しないケースでは、そうなると結果的に負けてしまうので、長い目で見たときにでも負けることが困るみなさんであれば、やはり、分不相応な状況に挑戦をしない、という考え方や行動が必要になると思うのです。


Q.カオスのみなさんやコウさんの技術的な内容はだいたいわかりました。ですが、まったく予想をしなかった台が当たることや、当たると自信があった台でも当たらないことがあります。その理由は何でしょうか?


A.はい。一言で「査定能力」の不足だと思います。

 ちょいと話が脱線をするかもしれませんが、例えば、「当たる台がわかった件数」と、「当たる台がわからなかった件数」とを天秤にかけたときに、「当たる台がわからなかった件数」のほうが多ければ、たぶん、パチンコでは勝てないのです。

 逆も似たようなものですね。「当たらない台がわかった件数」と「当たらない台がわからなかった件数」です。

 全部で4種類の台の査定結果があるのです。この4パターンで、私たちはパチンコを考え、悩まされているわけです。


 ちなみに、現在の私の状況を指数表示してみます。

 ??% 「当たる台がわかった件数」

 20% 「当たる台がわからなかった件数」

 70% 「当たらない台がわかった件数」

 10% 「当たらない台がわからなかった件数」

 自分で配分をしてみて不思議に感じているのですが、たぶん、私はこんな状況でパチンコ台やスロット台を当てていると思います。

 ??% 「当たる台がわかった件数」・・・ これは、何らかの試行錯誤の結果でわかるだけの話であって、消去法などの組み立て方や削り取りをしている最初の段階では未知数になりますので、「??%」と表現をしてみました。


 もちろん、波グラフなどで強台を狙う場合や、“制御F理論”で活性化をしているポジションばかりを狙う場合には、当たってもらわねば困るような狙い方をしますので、当たるという意味での候補指数の数値化はできます。それでも、どうしても「邪魔の要素」などを吟味しますので、私の場合、結局は、“+消去法”となります。それが基本にある、ということですね。

 そして、私が最も重要視をして、鍛えて、追求をしていることが、「当たらない台がわかった件数」ということです。これが、カオスの消去法の真髄であり、基本教義のようなものなのです。

 当たらない台さえわかれば、それを消すだけよいのです。そう、1台だけじゃダメですね。2台でもダメです。必要な数を消します。10台とか、15台とか・・・ 普通に消します。

 みなさんには、想像が難しいかもしれませんが、30台くらい消すこともあります。

 例えば、ある時間帯において、3000発以上でも出る台が、1シマに2台しかありませんでしたと。魔界ホールにおいては、現実にありえる風景です。それが40シマであれば、38台を消さなければ、その2台を突き止められません。

 私がブログの日記などで当てている風景をご紹介していますけど、私が当たっているときには、ベースでもチェーンでも、ほとんど死んでいます。多くの場合、当たっても伸びません。そのような状況で絞込みをしているということです。