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PDF A4版 49ページ | ||
Check it out♪ なぜ、回転率が下がるのか? なぜ、回転率が上がるのか? 平均大当たり回数の調整 当たりながらハマる台の秘密 大当たり確率の状態移行のパターン 微妙な確率の変化を読み取れるのか? デッド・サイクロンとは 「疫病のように感染をする」 「疫病のように感染をする(1)チェーン感染」 「疫病のように感染をする(2)ベース感染」 「疫病のように感染をする(3)サザン感染」 デッド・サイクロンの真相 「感染経路の判断方法(1)」 「感染経路の判断方法(2)」 「感染経路の判断方法(3)」 「感染経路の判断方法(4)」 「感染経路の判断方法(5)」 蟻の眼と鷹の眼との狭間で・・・ |
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【前書き】 より こんにちは。今月号の特集に入ります。その名称が、「デッド・サイクロン」ということで、サイクロン掃除機のようなものです。 えっ? 関係ないだろって? はい、そうです。「サイクロン」=「竜巻」ですね。熊本県でもたまに竜巻注意報とかでニュースになりますけど、見たことがないという・・・ まぁ、そんなイメージでございます。 ・・・ 何度もすみません。あまりに単純な内容ですので引っ張りたくて。 そう、カオスブレイクでは、それを「回転率」の意味合いで使いたいなと、そうしたニュアンスです。例えば、クルクルとよく回る台と、お前さんアホじゃないのかって言いたくなるくらいに回らない台がありますけど、そうした台の挙動ですね。 何事にも原因があって結果がありますので、回転率が悪い台には悪い台なりのそれだけの原因があるわけです。 それを「釘の調整」として捉えることもありなのですが、どうしても回転率には「ムラ」があるのと、「回転率の悪さ」+「無表情」という感覚ですね。 まったく当たる予定がなさそうな表情や挙動というものがありますからね。 常連のおじちゃんやおばちゃんでも、このような感覚を頼りにしているところがあるかと思いますよ。 |
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「当たるかもしれない」⇒「ちょいと回してみる」⇒「うんともすんとも言わない」⇒「捨てる」・・・ 私たちでもこのような感覚を材料にしていますからね。パチンコ台でもスロット台でも当たるか当たらないかのふたつの状態しかありませんから、そこにスイッチがあるとしたら「ON」と「OFF」ということで、どうも「OFF」っぽいなと感じたときに、それを捨てることは間違いでないことが多いですね。 それを逆に考えたときに、座ってすぐによく回る台や、なんだかんだとよく騒ぐ台や、単一でない保留の変化が起きる台や、当たるようなリーチに発展をしなくても擬似連が発生をしやすかったり、背景予告やステージチェンジが頻発をしやすかったりするような台は、比較的にでもその後に当たることが多いかと思います。 ようは、これから当たる準備をしているような台と、今後もしばらくは当たる予定がない台の違いということですね。ただ、今回の「デッド・サイクロン」は、単純に、特定の判定時間(JT)などに玉の引き込みがよかった台は当たりやすいとか・・・ そんな普遍性が弱い理屈ではありません。 たぶん、「台の挙動」について勘違いをされている世のホルコン研究家のみなさんも多いかと思いますけど、そろそろ具体的な回答を出したいなと、そうした内容にします。 |
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【なぜ、回転率が下がるのか?】 より さて、「回転率」の話です。例えば、1000円でどのくらい回るのか、という意味です。 そもそも、同じ台で固定打ちをしていても、回転率は変動をしますからね。ポコポコとアホみたいによく回る時間帯もあれば、この台、壊れているのじゃないのかって言いたくなるくらいに回りが悪くなる時間帯があります。 正確には、時間帯ではなくて特定の「タイミング」ですけどね。 それは、ホルコンスタイルのみなさんでなくても、ボーダースタイルのみなさんでも、そう感じられることがあると思いますよ。 「回りムラ」ですね。 んだもんで、その台の期待値であるとか、実力であるとかの判断は、「平均値」という概念で整理をするしかないこともあるかと思います。 それで、同じ台で固定打ちをしていても、回転率が変動をするという前提で考えたときに、その理由を探りましょう・・・ という話です。 何で、回転率が悪くなることがあるのか? 例えば、先ほどまでは回転率がよかった台が、今は回転率が悪くなっている、という現象があったときに、そこにはどのような理由が考えられるでしょうか。 ついでに、例えば、かなり極端な事例ですけど、10000円で1回転しか回らない台があったときに、それでもその最後の1回転で当たれば、1/1の確率になります。 或いは、10000円で100回転くらい回る台があったときに、100回転目でようやく当たれば、その確率は、1/100になります。 同じ10000円を使い切ったときに、両者ともに当たったのですが、前者は1/1の確率であり、後者は1/100の確率になります。 いかがでしょうか。 |
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たぶん、ホールシステムの制御プログラムはかなりの発明品ですね。前述の話のように、同じ10000円を使ったところで当たるならば、別に1/1の確率で当たろうと、1/100の確率で当たろうと、そのホールにとって似たような利益になるのなら問題がない話です。 しかし、各種のパチンコ台やスロット台には、メーカー独自のオープンスペック(大当たり確率など)が公表をされています。 そこで、ホールによって、同じスペックの機種の平均大当たり確率が1/1であったり、1/100であったりすると都合が悪くなるのでは、という発想です。 例えば、ホールA店のガロの平均大当たり確率は1/20であり、ホールB店のガロの平均大当たり確率は1/800などであると、同じガロでなぜここまで大当たり確率が違うのかという疑問が浮かぶ以前に、そのホールB店に通う人はいなくなるでしょう。 やっていることは一緒かもしれません。還元率も似たようなものかもしれません。しかし、誰かがデータでも取って、明らかに平均大当たり確率の違いに気が付き、それが表面化をしたときに、そう、平均大当たり確率が悪すぎるホールには通わなくなりますので、その場合には、平均的な回転率を落とす方向で、ホールシステムが調整に入ることもありえると考えています。 |
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【なぜ、回転率が上がるのか?】 より 回りすぎるのに当たらないと確率が悪くなるので、その場合には、平均的な回転率を落とす方向で、システムが調整に入ることもありえるという話でした。次は、その逆ですね。 本当に、極端な話ですけどね。例えば、スタートチャッカーに玉が1個でも入れば当たる可能性が猛烈に高い・・・ とか。そのくらい回らない台ということです。 ハネモノのV入賞のようなイメージですかね。別にそんなパチンコ台があっても面白そうでよいのですが。 ただ、そのくらい回転率が悪いと、普通に考えて、お客さんが打ちたくなくなります。嫌気がしますわね。当地の1円パチンコなどもそうで、貸し玉が200円単位なのですが、その200円(200発)で1回転もしないことがあります。4円パチンコのほうは、もう少し回りますが。 200発で1回転もしないとですよ・・・ いくら狙っている台でもやる気を無くします。 結局、回収を目的としてそんなに酷い状態にしているとは思うのですが、そんな台はお客さんが打ちたがりませんから、余計に回収ができなくなるという悪循環になっていると思いますね。 しかし、それでも平気でそうした台を並べて置いてありますので、その理由を考えたときに、回転率が極度に悪い台でもいつかは当たることで、結果的には、大当たり確率がよいように見せかけるために、そうした調整をしているとしか思えないこともあります。 つまり、200発で1回転しかしない台と、200発で30回転くらい回る台があったときに、同じ200発を使い切って当たったときには、前者は1/1の確率であり、後者は1/30の確率になりますからね。 回転率が悪くても、それで単発の1回でも当たれば、計画的に回収をしながら大当たり確率がよくなるという小汚い話ではありますよね。 |
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このように、回転率がよい状態で当たれば、大当たり確率が悪くなり、逆に、回転率が悪い状態で当たれば、大当たり確率がよくなる、ということですね。 そうなれば、ホール全体やシマ全体を範囲として、ホールシステムが機種ごとのメーカー公表のオープンスペックを意識しているかのように、平均大当たり確率に収束をさせるべく、それらをいやらしく調整している、ということも言えると思います。 単純に考えたときに、いくらホールシステムで「当たり」や「ハズレ」の「ON/OFF」の制御をしているという話を前提にしても、例えば、MAX機種であれば、2000回転や3000回転規模のストレートハマリもありえますが、甘デジタイプの機種で、2000回転や3000回転もハマル台はありえません。 ホールシステムが本気で当たらせたくない状況であれば、別に甘デジであろうといつまでも当らせなくてもよさそうですが、現実には、1000回転も回せば1回くらい当たります。 その理由を考えたときに、機種ごとの“スペックの差”くらいしかありません。 そうした意味で、ホールシステムがパチンコ台やスロット台の基本確率や合成確率を意識し、それらとの帳尻を合わせるような特殊な制御が存在をしていると考えるのです。 |
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【平均大当たり確率の調整】 より また、話を戻したときに、各台の「回転率」そのものまで、ホールシステムがコントロールをしている可能性が高いと、そう考えるようになっています。その理由が、ホール全体やシマ全体での「平均大当たり確率の調整」ということです。 上図のエクセルファイルは、プロの解析人からちょいとお借りしたものです。詳細の説明はできませんが、単純に、「特定のパチンコホール店舗において、一定の期間内で確率が収束をした」という実証データです。カオスのみなさんが好きなチェーン系列でまとめてあります。 このようなデータを見ている限りでは、やはり、意図的に確率の収束を義務付けるような介入が、ホールシステムによって行われているとしか思えないこともあります。 ただ、遊戯台の1台1台が、一定の期間、稼動をしたときに、自動的にでも確率の収束が行われるようにプログラムをされているのであれば、ホールシステムからの全般的な介入ということが怪しくもなります。 しかし、私の感覚で、1台1台が独立をしながら確率の収束をしているというよりも、今回の資料(エクセルファイル)にありますように、特定のチェーン系列でのまとまった確率の収束が浮き彫りになっていますので、やはり、ホールシステムからの特定系列の範囲(カオス定義)への影響力は、“強レベル”ではないかと考えています。 しかるに、特定の範囲の複数の台について「平均大当たり確率の調整」を実行するとなれば、「大当たり」そのものの発生の有無の調整をするか、「2R確変」「2R通常」「規定回転数のST」などで「空当たり」の調整をするか、前述の、「回転率」の調整をするか・・・ そのくらいになるかと思うのですね。 例えば、卑近な事例として、ある台が当たる前まではよく回っていたのに、何連チャンかしてその当たりが終わったあとに、極端に回りが悪くなることがあります。これなどは、「大当たり確率のキープ現象」だとも考えることができないでしょうか。 そう、回転率が悪い状態で稼動をしたら、確率そのものは悪くならない方向にあります。 |
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逆に、連チャンなども含み、初当たり確率が1/50くらいになっていた台が、連チャン終了後などに、とにかくよく回るのだが、まったく当たらなくなったとなれば、いきなり大当たり確率が悪くなることもあります。 今まで大当たり確率がよかったものがいきなり悪くなることは不自然でもないのでしょうが、どうしても、「確率」にしても「差玉」にしても「放物線」を描くようなイメージで状態の変化をしていると思えるからですね。 ですから、長い目で見たときに、「確率が悪くなる」⇒「確率がよくなる」というような対照的な変化ではなくて、「確率が悪くなる」⇒「一定の確率に収束をする」⇒「確率がよくなる」⇒「一定の確率に収束をする」・・・ このような4段階式での変化をしている可能性を考えています。この4段階の繰り返しということですね。 これについては、「差玉の部分的な収束現象」に似ているかもしれません。基本的には、「回収」⇒「収束」⇒「放出」⇒「収束」・・・ の4段階式の繰り返しで想定をしてきましたけれど、大当たり確率についてもそれと似たようなことが言えるかもしれません。 ちなみに、ホールシステムは、パチンコ台やスロット台に対して、「当たれ」という命令を発信しているわけではありません。「当たるな」とも命令をしません。 内部確率の変更を命令しているだけなのですね。 そのパチンコ台やスロット台の内部確率の変更とは、普通、確率変動状態ということです。次の当たりが保障をされるということですね。見た目では通常モードのように見えますが、内部では当たっているという状態です。 ですから、「確率の変化や操作」ということを考えたときに、今回のテーマについても、あながち的外れな話でもないように思うのですね。 |
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【当たりながらハマる台の秘密】 より それでは、次のテーマに入ります。当たりながらハマる台の秘密ということを考えます。 右の波グラフを見て下さい。3日間を通して、ハマり傾向が強い台の波グラフではあるのですが、赤丸の範囲では、約10000発を飲み込むまでに、数回しか当たっていません。 一方で、黄丸の範囲においては、同じくハマり傾向にあるのに、小刻みな単発などを繰り返しながら飲み込まれています。 結果的に回収をするにしても、当たりながら回収をするケースもあれば、ほとんど当たらなくてストレートに近い状態で回収をするケースもある、ということです。 次です。ライトミドルのガロなのですけどね。 ストレートで-20000発とか普通にあるのが怖いのですが、同じように飲み込むにしてのその状態が違います。 赤丸の範囲では、約20000発を飲み込むまでに、1回も当たっていないのでしょう。5回の当たり履歴がありますから、後半で少し還元をしたのかもしれません。 私がこれまで「確率の収束現象」について肯定的でなかった理由がここにありまして、確率がよかった台(強かった台)はたしかに収束する方向に移行をするが、逆に、確率が悪かった台(うんこ台)は、別によくなっていない、という感想を持っていたからです。 ただ、今回の波グラフなどをマジマジと見ていますと、結果的に回収をするにしても、当たりながら回収をするケースもあれば、ほとんど当たらなくてストレートに近い状態で回収をするケースもある、ということであれば、その回収を続行しながらでも当たっているときに、一応は、確率の収束をしているのかもしれないと、そう考えるのですね。 うんこ台であればうんこ台であるほど、単発の1回でも当たれば大幅に大当たり確率がよくなりますからね。 そして、上図の黄丸の範囲のように、どうせ回収をするのであれば、別に当たらせる必要もないのに、やや規則的な回転数などの範囲で、ちゃっかりと単発を引くような味なことをすることがありますからね。 結局、このライトミドルのガロがしたいことは、通算で-40000発の回収をしたかったわけですし、現実にその仕事を遂行しています。このように、どうせ回収をするつもりなのに、当たりながらハマるケースと、当たりもしないでストレートにハマるケースがある、ということです。 ですから、この場合に限っては、別に「一定の差玉の収束」や「一定の差玉の反動」とは無関係として捉えてもよいかもしれないと考えるのですね。 ようは、1日目も2日目も3日目も、差玉としての「底打ち状態」に入っていない、ということです。 まだまだハマりますよと、そんな状態です。宵の口みたいなものでしょうか。 しかし、それでも当たるときがあるわけですね。何度も書いてしまいますが、別に-40000発までストレートで落ち込んでもよいのだが、途中、途中で、悪あがきをするように単発などを引いている状態を考察したときに、これは、「確率の収束現象」に伴う「調整の当たり」ではないかと考えてしまうのです。 つまり、あまりにもハマりすぎて、大当たり確率も悪くなっているので、ホールシステム上で都合が悪いと判定をされたときに、しょうがなくでも単発を何回かでも当たらせて、そのうんこ台が確率的には、“よい子”であるかのようなカムフラージュをするか、そう、逆に、貧乏ホールなので金が足りなくて、当たりを生み出せないときには、前述からのテーマである「回転率」を引き下げて、回転率が悪ければ、そこまで確率も悪くならないので、それで済ませましょう・・・ みたいな。ありえる話だと思われませんか。 |
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【大当たり確率の状態移行のパターン】 より それでは、関連をするテーマに入ります。 先ほど、「確率が悪くなる」⇒「一定の確率に収束をする」⇒「確率がよくなる」⇒「一定の確率に収束をする」・・・ このような4段階式での変化をしている可能性を考えています・・・ と書いていましたが、これはあくまでも原則的な話であって、ホールによっては例外もありえるという内容を考えます。 右図を見て下さい。 この台は、先日、おみさんが遊びに来られたときに、私が当 てた台なのですが、5日前からハマっていました。 「龍が如く」の甘デジタイプですよ。バカだろって思いなが ら狙いましたけど、こんな台を見ていると確率もクソもないだろうと思うのは置いておいて、どんなうんこ台でも稼動さえあれば、平均確率が変動をしているということを実感できました。 それを単純に考えたときに、いくらなんでも、そこまで悪く はできないはずだ・・・ という発想ですね。 現実には、それを遥かに超えて想像を絶するうんこ台が並んでいることがありますので、それは危険な考え方にもなることがあるのですが、他の「当たる要素」ですね。それとシンクロをしたときには、狙い目の台になることがあります。 それで、この波グラフの表面的な事象だけを見ていますと、ストレートで15000発くらい落ち込んでいるようにも見えますが、実際には、前日に13回は当たっています。この3日間で、私も何回かは当てていますからね。 そう、この台の本来の目的としては、約-40000発に向けて絶賛旅行中なのでしょうけど、その途中、途中で、他の台の隙を付くかのようにしょぼい当たりを表現している、ということだと思うのですね。 |
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ようは、他の強台などと比較をしての確率の変化のように、「確率が悪くなる」⇒「一定の確率に収束をする」⇒「確率がよくなる」⇒「一定の確率に収束をする」・・・ このような4段階式での変化をしているのではなくて、「確率が悪くなる」⇒「一定の確率に収束をする」⇒「確率が悪くなる」⇒「一定の確率に収束をする」・・・ このような4段階式での変化をしている可能性です。 つまり、「悪すぎる」⇒「少しマシになる」⇒「悪すぎる」⇒「少しマシになる」・・・ このような変化でしかないかとも思えます。これが、慢性的なうんこ台の正体だと言えるでしょう。 その台にしてみたら、たしかに、確率の変化があり、当たることもあり、“よい子”のふりをすることもあるのでしょうが、他のまともな台と比較をしたときに、打ち手からしてみたら、決して許されるような台ではないこともありえる、ということでしょうか。 ですから、この事例のように、必ずしも、「確率が悪くなる」⇒「一定の確率に収束をする」⇒「確率がよくなる」⇒「一定の確率に収束をする」・・・ とはならないことがある、ということです。 |
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【微妙な確率の変化を読み取れるのか?】 より 今後の研究テーマとして大切なところですので、何度も繰り返します。 右図を見て下さい。 ガチで呪われたオーメンです。3日前は、ハマりながらでも何回か当たっていました。しかし、2日前は当たりもしていません。グラフ上では、約13000発のストレートですね。 甘デジですよ。たぶん、普通のホールではありえません。 この3日間で約23000発の回収に成功をしていますが、これから更に20000発の回収をしました。消費増税前までは、甘デジの通算で40000発以上の回収をすることは少なかったと記憶をしていますけどね。 今では、普通にありえる話です。そして、これらのうんこ台の共通項を確率論として考えたときに、大当たり確率の状態の変化や推移が、「悪すぎる」⇒「少しマシになる」⇒「悪すぎる」⇒「少しマシになる」・・・ このようなサイクルで黙々と回収をしているだけのようにも思えます。 |
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さて、ここで大切なことは・・・ このように、同じうんこ台でも、1日目は当たりながらハマりましたが、2日目は当たりもしないでハマるという現象があったときに、うんこ台の大当たり確率がマシになった後に、また悪くなりはじめたら、それは回収のサインである、ということです。 更にハマっていくサインである可能性が高い、ということですね。 これらの現象について、確率論を含み、有効に活用ができないだろうかというのが、今回の「デッド・サイクロン」のテーマです。 ただ、ややこしい確率計算などの導入はしません。 今回は、その第一弾ということで、どなたでも直感的に活用ができる方法論をご紹介したいと思います。 例えば、右図を見て下さい。先日から、おみさんが遊びに来られたときに私が打っていた台です。通称、モジモジですね。モジ男とか、モジ子とも呼んでいます。 それで、このようにモジモジとしているときには、普通、よく回ります。回転率がよい、ということですね。そして、この後に、まったく回らなくなったので止めました。 そう、今から当たらなくなる運命なので、回転率を落として平均大当たり確率をキープする方向でシステムが誘導をする、ということです。 |
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【デッド・サイクロンとは】 より つまり、あまりにもハマりすぎて、大当たり確率も悪くなっているので、ホールシステム上で都合が悪いと判定をされたときに、しょうがなくでも単発を何回かでも当たらせて、そのうんこ台が確率的には、“よい子”であるかのようなカムフラージュをするか、そう、逆に、貧乏ホールなので金が足りなくて、当たりを生み出せないときには、前述からのテーマである「回転率」を引き下げて、回転率が悪ければ、そこまで確率も悪くならないので、それで済ませましょう・・・ みたいな。ありえる話だと思われませんか。 これは、前述の文章の転載です。 結局、ホールシステムがメーカー公表のオープンスペックについて意識をし、その調整のためのシステムが内臓をされているということを前提にしたときに、各パチンコ台の「回転率」が悪ければ、大当たり確率はそこまで悪くならないということであり、単発などの当たりで大当たり確率の調整さえできない状況下においては、前述の「回転率」の引き下げによって、その課題をクリアしている可能性が高い、という想定なのです。 よって、慢性的に回転率が悪い台は、当たりが遠い。 死の回転率・・・ 「デッド・サイクロン」ということです。 これまでは、単純に、シマ内などで優先順位が低そうな台だから、回転率が悪いという考え方もしていまして、それも間違いではないのですが、おそらくそれは結果論であり、その本質は前述をした理由だと思うのです。 或いは、「ボールバック現象」のように、リアルに電圧的な影響を体感ができる現象もありまして、それに似たような原因で「回転率」も悪くもなるのかと考えていましたが、やはり、それも結果論であり、その本質は違うところにあるように考えはじめました。 その本質にメスを入れて、より深く考案をしたものが、今回の「デッド・サイクロン」ということです。 基本概念) デッド・サイクロン「疫病のように感染をする」 さて、ようやくの技術論編でございます。活用方法が単純ですので、前置きをしっかりとご理解して頂きたかったのです。 えー 例えば、A①(1番台)の「回転率」がメチャクチャに悪いと・・・ そうした状況があったとします。もう、何じゃこりゃ!ってくらい回らないということですね。今までは、とりあえず、A①(1番台)の当たりは遠いなと、そうした情報を取っていました。 基本概念) デッド・サイクロン「疫病のように感染をする(1)チェーン感染」 ・・・ そうですね。これは、一例にすぎませんが、このような状態である可能性も高い、ということです。その時間帯において、①チェーンの全滅の危惧ということです。①チェーンが活性化をしていない可能性が出てきます。 基本概念) デッド・サイクロン「疫病のように感染をする(2)ベース感染」 次は、ベースグループです。これもありえます。ベースグループが完全に近いくらい腐っているような状況です。大抵は、①&⑤や②&④などの2台セットで、寒気がするくらいに回転率が悪いことが多いです。1台だけ悪いときには、その台のチェーンの可能性も出てきますが、平均で2台以上ですね。この見極めについては後記します。 基本概念) デッド・サイクロン「疫病のように感染をする(3)サザン感染」 次は、サザンです。例えば、Aグループで①&④の回転率が悪すぎましたと・・・ そうしたときに、シマ全体でサザンの①&④が腐っている可能性が出てきます。現実に、当たりが出ていない状況であるとか、前半には当たっていた痕跡はあったが、今は他の系列が当たっているなどで、①&④が下火になっている状況が確認できれば、それを避けることが正しい選択になりえます。 このように、代表的な感染の経路が、チェーン、ベース、サザンになるかと思います。極度に「回転率」が悪いということは、やはり、ホールシステムが当たらせない方向や、当たっても連チャンをさせない方向で制御をかけている可能性が高いでしょうから、それが単独の台で完了をしなくて、他の連動台にまで影響を与えているという想定です。 そして、「木を見て、森までも見よう」とするのが、この“デッド・サイクロン”の目的です。 |
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【アクティブ・チェンジャー】 より シマ最低のうんこグループで、唯一、当たれた台(最もマシであった台)のチェーンにおいて、活性化ができる台が1~2台、生まれる。その割合が8割を超える。 以上です。簡単でしょ? うんこグループで一番、マシな台のチェーンを狙えば、どれも死んでいて当たらないということはほとんどない、ということです。大抵はどれか当たります。 以上です。 さて、この段階で取れる情報は、A①とA④がまったくやる気がないかのように回りませんということですから、①&④系列のサザンの不調さを予想することができます。 それで、もう少し、よく観察をしていますと・・・ A⑤の回転率だけが抜群によさそうな感じがしてきましたと・・・ フル稼働で回していますし、誰も当たっていないようなうんこグループですから、その状況がよくわかります。①②③④⑤の中で、A⑤だけがよく回り、このままなら、たぶん、このベースグループで最初に当たるのはA⑤だろうと思えるくらいの状況だとします。 しかし、当たりません。誰も当たりません。 さすがのうんこグループです。どれだけ回転率がよい台でも当らないということがあります。 はい、これがそのときの答えでした。 例えばの話ではありますけど、実際に、当地の魔界ホールで起こった出来事です。“アクティブ・チェンジャー(A・C)”の理屈に似ていますね。 その流れとしては、Aグループで最後に当たった台がA⑤であったときに、普通に、ジャンパーでE⑤(15番台)に飛んで行き、その時間帯は、⑤チェーンだけがまともに活性化ができるような状況だったようで、E⑤(15番台)から、背面のA①(1番台)が腐っているD⑤(40番台)に対角LPで移動をした・・・ という風景でした。 うんこAグループで、まともに当たれた台であったという実績と、その回転率が落ちなくて、よく回っていたという要素が、シマ内の⑤チェーンの活性化を暗示させていたと考えることも間違いではないと思うのですね。 結果的に、⑤チェーンは死んでいなくて、その活性化のサインを伝えていたということです。 いつも私が言いますように、物事には原則と例外もあれば、裏と表もあると・・・ そうです! “アクティブ・チェンジャー(A・C)”の裏の要素として、“デッド・サイクロン”という考え方が存在をしているということです。 つまり、表向きで“デッド・サイクロン”を考えたときに、特定のベースグループにおいて、最も回転率がよい台があったときに、その台の直属の連動台が活性化をしている可能性が高い、ということですね。 それを裏向きで考えたときに、この特集の冒頭から説明をしてきましたように、まったく回らなくて回転率が悪すぎる台の直属の連動台も、運命共同体のように活性化をしていない可能性が高いので、そのファミリーの消去選択をしたほうがよい、ということです。 |
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それでは、魔界ホールでよくある風景を記載しておきます。 例えば、お客さんが5人くらいしかいないときの状況でよくあるのです。 上図のように、一応は、その状況で候補台になりそうなポジションの台を狙って座るのですが、もう、ため息も途切れてゲロでも出るのじゃないかってくらいに、その台の回転率が悪いことがあるのですね。 この参考事例では3台をいじったことになるのですが、それが3台でも4台でも、です。 そうなりますと・・・ これは、極端な話ですけどね。 先ほどの、A②(2番台)と、B①(6番台)と、D③(38番台)の3台を基準にしたときに、“デッド・サイクロン”の理屈を拝借したならば、上図の台の活性化に期待ができない、或いは、仮に当たったところで勝てる台にはならない可能性が高い・・・ このように考えることもできますね。 もう、④チェーンか⑤チェーンしかないでしょ・・・ みたいな。 現実には、そんなに甘くはないのですが、この特集で何度も書きましたように、極めて回転率が悪い台は、やはり、何らかの理由があり、それが非活性化のサインになりえるのならば、そのラインを避けるために、大いに活用をしましょう、ということです。 そして、大切なことは、短絡的に回転率が悪くなる台というものは普通にありますので、そこに惑わされることなく、私たちが“デッド・サイクロン”を活用して意識するべきは、慢性的に回転率が悪い台、ということです。 ここがポイントになりますので、ホール現場で、まずは、回転率に意識をするところからはじめて頂きたいです。そのときに、別に自分の台が回らないとイライラすることもひとつの情報の取り方ではあるのですが、できれば自分で自爆をする必要が少なくなるように、他のお客さんの台の状況から、そうした情報を取れるようになる習慣を付けて頂きたいです。 (1) 液晶の演出などが、ほとんど回転をしていない状況で、お客さんが首をかしげている (2) お客さんがハンドルを左右に調整をして、何とかスタートチャッカーに玉が入るようにならないかと工夫をしている (3) 同じく、お客さんが座って1~2分くらいで止めようとしている このような風景を確認できたときに、その台の関連台(連動台)を観察してみましょう。 |
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【蟻の眼と鷹の眼との狭間で・・・】 より さて、そうしたことで、カオスブレイク初の立脚点と申しますか、新しい視点で“デッド・サイクロン”という技術論を構築してみました。 その理屈さえご理解を頂ければ、何となくでも応用ができるくらいの内容であり、メカニズムであると思います。 単純に、「釘の調整」を含んで極端に「回転率が悪い台」には理由があり、その非活性化な状態が個別の台で完結をしているのではなく、その台の関連台(複数)からの影響を受けている可能性が高いことから、木を見ることで森まで見ましょう・・・ という話でした。 そして、その発想の逆も然りで、メチャクチャよく回る台があったときに、今、その台が当たらないときには、「平均大当たり確率の調整システム」も含み、その台の関連台に当たる準備をしている台があるので、それが候補チェーンや特定の活性化ラインとしての候補台(複数)になっている可能性が高いので、そこを優先的に狙いましょう、という組み立て方です。 そして、この技術論から派生できる内容は多岐に渡ると思います。創意工夫しだいですね。 ホールシステムには、「平均大当たり確率の調整システム」と平行をして、「平均大当たり回数の調整システム」も存在していると考えています。 パチンコホールにとって、何事も極端な事象は都合が悪いが、極端な事象でなければアピールをすることが難しい・・・ そのときに、どうしても調整作用というものが働くのだと思うのですね。 |
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一定の稼動率があるときには、20,000発、30,000発、40,000発、50,000発クラスの爆発台を出さなければアピールにならない、しかし、それを表現するためには、生贄の台を数多く作らなければならない・・・ そう、回収をする方向なのか、還元をする方向なのか、そこが最も大切なところなのですね。 みなさんが、パチンコ台やスロット台を眺められるときに、その台の目的をどのように見極められるかによって、パチンコでの勝ち負けは決まります。当たりもしないうんこ台なのか、一時的には勝てる希望がある台なのか、その日、一日を通して安心をして打てる台なのか、その見極めができるかどうか、これが、本当の意味での、パチンコの攻略技術であり、ホルコンの攻略技術であると思うのです。 カオスブレイクのみなさんには、より考えることができるホルコンマスターになって頂けますように、心から期待をしたいと思います。 さて、以上で今月号の特集を終わります。 今回の特集にあたり、お忙しい中、参考資料の提供、及び、各種技術論のご講義を頂きました夏の簾氏に、心より感謝を申し上げます。 |
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【前書き】 より さてさて、久しぶりの「スペシャルマスターコラム」でございます。 実を申しますと、今回の7月号の特集「デッド・サイクロン」の脱稿前に、カオスのみなさんのご意見を頂いていました。 それで、新規でカオスブレイクにご縁を頂いているみなさんも含めて、カオスの長老のようなみなさんであっても、個人的なご事情でパチンコと向かい会う時間が取れないなどの理由で、一通りの基本的な考え方についても、まだまだ上手に伝達ができていないことがあると思います。 もちろん、それについては伝達をする側の責任でもありますので、お詫びをしながら今後の努力をさせて頂きたいと思います。 そうした状況にあって、やや高度な応用力を要求するような技術論を並べても、或いは、気が遠くなるような研究テーマの共有をさせて頂いたところで、あまり効果的ではないのではないか、というようなご意見がありましたので、この「スペシャルマスターコラム」によって、多少はカバーができればと、そうした動機で記事にすることを決めました。 ようは、パチンコをするにあたって大切なことは、基本的なことでも応用力が必要なことでも、何度でも伝えたほうがよい、という考え方です。そして、正直、私が求めていることは、カオスのみなさんの「自立する精神」であると・・・ この一言に尽きます。 もちろん、自分でわからんことは、それを知っている人に聞いたほうが早いのですが、いつまでもそうしたスタイルでは、なかなか成長ができないということがあると思うのですね。他人依存の考え方やスタイルでは、どこかで必ずボトルネックが邪魔に入ることになります。 例えば、私が支持をしているHSグループ(幸福の科学グループ)では、基本経典や参考書籍が1500冊を超えています。総裁先生の説法は国内・国外含めて2000回以上らしいです。そこで私が思うことは、HSグループには平均的に素晴らしいみなさんが多いのですが、たぶん、どれだけ基本経典や参考書籍を読み、何度となく説法を聞いたところで、わからん人はわからんと考えるのですね。 そのわからない理由については、おそらく、理解ができないということではなくて、理解をしようとする努力が足りないのだと思うのです。 基本的に、宗教書といわれるものは、平均で100回くらいは真剣に読まなければ自分の身に付かないものだと聞いたことがあります。その考え方や思想や、精神のコントロールの技術です。 何かへの方向性としての取り組み方は書いてある、一般論としての回答は書いてある、自分が不幸に見舞われたときにどのように対応をしたらよいのかは書いてある・・・ しかし、それらの情報や方法論だけを知っていても、実際に自分がそれらを体現しなければ、何の意味もなさないのですね。 私のブログでも、「ホルコンの科学w」というテーマで、仏教哲学の真似事をしながらパチンコに対する考え方や取り組み方などの姿勢についての記事の連載をしていた頃がありますが、普通に考えたとき、最初に思いつくのは、やはり、「怒りの心」ですね。 大抵のパチンコユーザーのみなさんは、この「怒りの心」という毒素に汚染をされてパチンコで負けることになります。 そう、冷静さを失う、熱くなる、後先のことを考えなくなる・・・ それらの心の状態の根っ子にあるものは、やはり、「怒りの心」に通じるのだと考えるのですね。 或いは、「足ることを知らない心」です。 どれだけ玉やコインを出しても満足をしない・・・ 何台と当てても満足をしない・・・ カオスのみなさんもお心当たりがありませんか。 普通に考えて、パチンコは、1日に10000円でも勝てたらよいのです。そこで5,0000円も100,000円も勝とうと“欲”を出すので、結果的に持って帰れる金が少なくなるのです。 |
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大きく勝って大きく負けるの繰り返しでも金が残ればよいですが、現実はそんなに甘くはありません。やがて、今、当たった台が連チャンをしてもらわなければ困る・・・ このような状況に振り回されながら、自分の勉強や努力、精一杯の行動に反比例をするかように金が減っていきます。 それは、地獄なのです。 みなさん、それを当たり前のことだと思ったらダメなのです。 今、自分は地獄の三丁目あたりを徘徊しているのだ、これは、いかん! ここから抜け出さなくてはならない! そう決心ができた人から、その地獄からの脱却ができるようになるのです。 「足ることを知っている人」は本当に強いのです。 普通、人間が何かの失敗をしたり不幸になったりするときには、そう、「欲」が原因になっています。分不相応の何かを手に入れようとしていませんか。自分の実力を超えたものを手に入れようとしていませんか。 パチンコの分野では、勝てる実力がある人は勝てるし、勝てる実力がない人は負ける・・・ これだけです。それは、とてもとても単純なことなのですね。 そして、欲を出しすぎた人は自爆をする。これも、世の常です。過去、パチンコやギャンブルの分野でなくても、何百万人、何千万人、下手をしたら、何億人という人たちが、その証明をしてきたと思いますよ。 今回は別のテーマですので多くを語りませんが、前述をしましたように、「怒る心」や「足ることを知らない心」・・・ 間違いなくパチンコでは不利になる精神状態です。 そう、間違いなく成功から程遠い精神状態です。 ですから、この2項目だけでも上手に修正ができれば、矯めることができれば、みなさんのパチンコライフは、バラ色に輝くかもしれません。 さて、話を戻します。 結局、宗教的な考え方でも、哲学的な考え方でも、道徳的な考え方でも、何かの情報があったときに、それを情報のままで放置をしたところで何の意味もなさないということをお伝えしたかったのです。 パチンコにおいて、「怒りの心」はダメだと言いました。 同じく、「足ることを知りましょう」とも言いました。 このたったふたつのことを、本気で自分自身の考え方とし、ルールとして守ったときに、別に何かの技術論がなくても、パチンコでの勝敗は好転してくるのです。 逆に、「はいはい、怒っちゃダメなのね。そうだよね。」って相槌を打ちながら、パチンコ台を叩き続けているようでは、何にもわかっていないし、伝わってもいないわけです。 そこで、自分には無理だからと、どうしても怒ってしまう、熱くなってしまう、やけくそになってしまう・・・ そう思っているならば、それ以上の自分にはなりません。 他人の心の中に手を突っ込んで、まるでチャンネルを変えるように、その相手の考え方を変えることができれば楽なのでしょうけど、それこそ、普通は、無理ですね。 自分の心や考え方は、自分で変えるしかありません。 そして、ここが努力の部分なのですね。ちなみに、世の中には成功者という種族のみなさんがあるようですが、私が思う、その成功者のみなさんに共通をすることをひとつだけお伝えします。 自分を変えてきた、ということです。 宇宙人は含まなくてもよいでしょうけど、たぶん、世の中に失敗をしない人はありませんし、短所や欠点のない人もいません。何かのコンプレックスについても、それがない人のほうが少ないでしょう。 ありのままの自分を愛している人には無縁の話かもしれません。しかし、ありのままの生き方で成功者になれるほど、世の中は甘くないでしょう。とくに、他人との付き合いが生まれるような生き方であれば、少なからず、気が合う人もいれば、気が合わない人も出てきます。 そうした人間関係の中において、自分が正しく成長をし、正しく成功をするためには、どうしても自分を変えていくしか道がないことも多いかと思うのですね。 ですから、成功者とは、正しく自分を変えてきた人たちであると、私は思うのですね。 そしてそこには、必ず、努力の影があったということです。 |
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【当たらない台には、必ず、理由がある】 より さて、「マスターズ人間論」を語りはじめるとキリがありませんので本題に入ります。 今回のテーマは、「強台の影響力を侮るな!!」ということで、カオスのみなさんを含めて、パチンコユーザーのみなさんが負けるときに、極めて直結をしている原因の話になります。 単純に、もう、本当に単純に考えたときにですね・・・ (1) 当たらないから負ける ↓ (2) 何で当たらないのか? ↓ (3) 他に強い台があって邪魔の要素になっている もちろん、当たっても負けることがあるのですが、その当たった台が投資金額を上回るだけの連チャンをしないから収支がマイナスになるわけです。それは、当てた台数が1台でも2台でも3台でも同じことです。 つまり、当たらない台に座っているか、結果的に勝てない台を当てているか、ということが、みなさんがパチンコで負ける原因なのですね。 そうですよ。当たり前の話です。 では、なぜ、みなさんがそうした当たらない台に座っているのか、結果的に勝てない台を当てているのかを考えたときに、「打ってみなければわからない」「当ててみなければわからない」・・・ という感覚が、まだまだ強いと思うのです。 それは、私でも同じです。当たるかどうかも、「打ってみなければわからない」ことがありますし、当たった後の伸び率についても、「当ててみなければわからない」ということはあります。 ただ、みなさんと私の感覚、或いは、みなさんと夏の簾さんの感覚、みなさんと常務さんの感覚、みなさんとテリヤキさんの感覚・・・ やはり、どこか違うところがあると思うのです。 方向性としても何かが違うし、何かしらのズレがあるように感じるのですね。 それを言葉で表現をしようとしたら苦労をするのですが、今回のスペシャルマスターコラムのことで頭がハゲるくらいに考えたときに、そこに共通をすることは、そう、『強台と弱台の違いの見極め』だと思うのです。 これが、共通項であり、原点にあるような気がしてなりません。 そう、勝てる台なのか、負ける台なのかの見極めであり、それらのバランス感覚ですね。 当たらない台には、必ず、理由があります。 当たったところで勝てない台にも、必ず、理由があります。 100%です。 今回、一定の確率の収束にホールシステムが関与をしている可能性を示唆しましたが、それはそれで、当たるにしても理由があるということです。 それらを含み、パチンコ台やスロット台が当たるか当たらないかの因果関係について、どれだけ深く認識ができるか、どれだけ正確に読み取ることができるか・・・ ここが、有段者のみなさんとそうでないみなさんの違いになるとも思うのです。 私がいつも「鷹の眼」の感覚が大切であると言います。 「あ~ 鷹の眼ね。そんな考え方もあるよね。大事かもね~」って賛同を頂けるのはよいのですが、それは、テレビのコマーシャルを見ているようなものです。ようは、他人事なのです。 何にも知らない常連のおじちゃんやおばちゃんでも、この「鷹の眼」の感覚が備われば、間違いなくパチンコで負ける回数が減ります。 そう、出す気がないようなパチンコホールには通わなくなりますし、出す気がないようなシマで粘ることも減りますし、出す気がないような時間帯には、無理に挑戦をしようとはしなくなります。 今の自分の実力では勝てそうにないので、ここは避けることが得策か・・・ そう考えるられるようになるのですね。 それがパチンコホールに入ったときに第一段階として大切な感覚であり、「今日は勝って帰れそうなシマを選択できるのか」「どこのシマや台を選択しても無理そうなのか」「ほっとしながら帰れるのか、泣きながら帰ることになるのか」・・・ このように、パチンコホールから帰るときの自分を想像する感覚も、「鷹の眼」のひとつです。 その次に大切なことは、前述をしましたように、自分が選んだ台の優位性ですね。 極端な話ですけど、その日、どこかのシマで最も強く、大きく勝てそうな台があったとしても、現実には他の台に邪魔をされてしばらくは当たりもしない、という時期があります。結果的に、それらの邪魔をしていた台が沈静化をしてから本来の実力の発揮をすることになるのでしょうが、ようは、シマ最強の台であっても、他の台からの邪魔の影響を受けることがある、ということですね。 そうです。シマで最も強い台があったとしても、他の台からの「邪魔の要素」が介入をすることで、当たりもしない時期があるということです。 そこでみなさんが選択をされているような台はいかがでしょうか。 はい、100%、「邪魔の要素」を受ける対象になっている、そう考えられたほうがよいです。 いつでも邪魔をされてよい状態でスタンバイをしている、ということです。 |
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【参考事例】 より 参考事例) 優位性を見極める「お邪魔虫(1)チェーン」 別にどの台を基準にしてもよいのですが、とりあえずA②(2番台)にします。 カオスのみなさんが大好きでもあり、大嫌いでもある、普通のチェーンですね。 それで、みなさんが当たっているときを想像したときに、今回のように、A②(2番台)ならA②(2番台)で、②チェーンの中では、A②(2番台)しかまともに当たれなくて、ようは、総取り状態になっていて“うきゃきゃ”と思われている状況と、他の②チェーンのみなさんが、“いや、そうはさせん”と言わんばかりに邪魔をして当たっているような状況とでは、割合的にどちらが多いのか、という話です。 ・・・ 思い出して下さい。 はい、再確認をする必要もないくらいに、邪魔をされていますね。 ここで、「活性化を狙っているのでしょうがないでしょ?」ってご意見もあるかと思いますが、活性化をしていたところで、当たっても勝てない台を狙っても意味がないのですね。 たぶん、参加者が同じプラットフォームという条件が付きますが、月間や年間などのやや長い期間を範囲として、パチンコ台について当てる台数の競技でも開催をしたら、私は日本一になれる可能性があります。 そうした私でも思うことは、当たっても勝てない台を何十台、何百台、何千台と当てたところで、結果的に勝てないのですね。パチンコ台を当てることは難しくありません。しかし、勝てるパチンコ台を当てることは、そこに、かなりの難易度がある、ということです。 さて、話を戻しますが、単純に、「活性化をしていなければ当たりにくいが、その活性化をしている台の中でも、弱い台を喜んで当てていたのでは、勝つことは難しい」ということですね。ここに、「弱い台」という存在があり、その「弱い台が、なぜ、弱いのか?」・・・ ということが最大に着目をするべきポイントになります。 簡単なことです。他に「強い台」があるからです。 同じベースグループの中に、同じチェーンの中に、同じ活性化のグループの中に、自分の台より強い台があるので、自分の台の優勢性が低い、ということです。 台の優位性が低くても、活性化をしたら当たることはある、しかし、当たっても勝てないような伸び率の悪い台になることが多い、ということですから、そうした一元的な台に振り回されないことが大切です。 次の参考事例に入ります。 参考事例) 優位性を見極める「お邪魔虫(2)サザン」 同じく、基準台をA②(2番台)にします。 ・・・ これは困りました。基準台が②チェーンですから、シマ内の②&⑤がすべてお邪魔虫になるという考え方です。 近年のカオスでは、これをメイン連動(活性化サイクルのレベル同期現象)と呼ぶようになりました。40シマのケースでは、①&④や②&⑤のサザンですね。 しかるに、メインで連動をしているということは、同期もするが反発もありえるということですから、普通に考えて、「邪魔の要素」の候補台になります。 例えば、同じように、自分がA②(2番台)を狙っていたとします。シマ内では、対角チェーンであるC②(32番台)が当たっていて、他に、E⑤(15番台)・F⑤(20番台)・H⑤(30番台)の⑤チェーンが3台、当たっています。 このように、合計4台が当たっている状況です。 さあ、ここでみなさんのホールの平均値を考えます。同じチェーンであれば、平均で何台くらいが同時に当たれるだろうか・・・ というモノサシです。 「うちは、3台までよく当たりますよ。」「甘デジなら4台でも当ることがあるが、MAX機種なら2台が限界ですね。」「MAX機種ですか、平均値としては1.5台くらいになると思います。」 はい、残念ながら、このようなホールの平均値を基準にしたときに、今回の参考事例でのA②(2番台)は、当たらないことが多いと思います。たしかに、その状況で②チェーンは1台しか当たっていませんので、もう1台くらい当たってもよい気がしますが、②&⑤でのメイン連動をひっくるめて考えたときに、合計4台が当たっている状況です。 メイン連動で5台目があるかどうか・・・ かなり厳しいホールが多いかと思います。 次の参考事例に入ります。 参考事例) 優位性を見極める「お邪魔虫(3)ベース」 さて、お邪魔三兄弟の末っ子の話です。 ちょいと余談ですけど・・・ カオスのみなさんでも、どこかのベースグループを狙うときに、そのベースグループに当たり台があったほうがよいのか、逆に、誰も当たっていないほうがよいのかの議論で盛り上がられることがあるかと思いますが、こればかりは、ホールによりけり、というところです。 当地の魔界ホールでは、ベースグループで1台でもやや調子がよさそうに当たっていますと、2台目として当たる台は伸びにくいですし、そもそも、他の台が当たらない割合が多くなります。 そこで、3台目とかになりますと、なかり無理に近いですね。 結局、カオスブレイクのすべての技術論は繋がりを持ちますので、このようなケースで参考にできる技があるとしたら、そう、“アクティブ・チェンジャー”ですね。 その応用でベースグループに2台目があるのかの判断ができるようになります。 例えば、本質的にもあまり強そうでないA②(2番台)を誰かが当てましたと。しかし、4R単品くらいでくたばりましたと・・・ この状況が、“アクティブ・チェンジャー”のスタートラインです。 ここから、普通、「弱い台」が当たった後には、その「弱い台」よりマシな台が間髪を入れないように当たることが多くなりますから、A②(2番台)に直接的に関係をするチェーンやサザンを監視します。 ここで、他のベースグループの②&⑤のどれかでも当たれば、Aグループそものの候補指数や希望指数がガクっと下がることになります。うんこグループの烙印が押されそうになる、ということですね。 |
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【魔境との戦い】 より さて、そろそろ今月号のコラムを締めることにしますが、このような月刊誌を書いている私でも、カオスのみなさんのご実力やご経験、パチンコに対する情熱のようなものは、おひとりおひとり違うわけですから、どこに標準を合わせた内容を書けばよいのかの苦労があります。 とりわけ、自然体・・・ 結果的にそうなってしまいます。 ただ、今月に、わざわざ宮城県からおみさんが遊びに来られましたように、ケース・バイ・ケースでサポートをさせて頂くしかないのかとも考えるのですね。 おみさんの場合は、多少、心配をしていたところもあったのですが、私が想像をしていたよりも感性が鋭い方で、ある意味で、楽ちんでございました。ありがとうございます。 それで、ご本人の実際の立ち回りや視線の置き方を見ていますと、やはり電話で話しているよりも遥かに、長所や短所がわかります。そこで、長所を伸ばしたほうがよい人と、短所を修正したほうがよい人とにわかれることが多いのですが、その見極めには、どうしても他人からの意見やアドバイスが必要になるのかもしれません。 自分の長所や短所については、なかなか自分では見えないことが多いからですね。 私もよく言われていたことがあって・・・ 「コウさん、もう、そんなに当てなくてよいですよ。」 こう言われて、はっとすることがありましたね。パチンコホールにいたら当てないといけないみたいな病気に感染をしている自分に気が付きます。自分では当たり前だと思っていることでも、他人が見たら、そうではないこともある。 私はこのような立場で、パチンコで苦しむみなさんによいきっかけをご提供したいと前へ進んで来ましたが、本当は、私がみなさんからよいきっかけを与えられ、教えられていたのかもしれないと、そんな風に考えたときに、肩の荷が少し軽くなったように思います。 さあ、今後、みなさんの目前にも、より強大な魔境が繰り広げられることでしょう。 何の分野でも、本当に進歩をするときに何の抵抗も障害もない人などありません。 次のステップへ駆け上がるためには、どうしても魔境を突破する必要があります。 どうか、パチンコを制覇し、今の自分自身をも超えて頂きたいです。 以上、「スペシャルマスターコラム」でございました。ありがとうございました。 |
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巫女パチンコ論♪ |
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巫女恋愛論♪ |
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【前書き】 より さあ、第8回目になりました。“迷パチ”でございます。 カオスのみなさんも含めて、世の中のパチンコユーザーのみなさんに対して、私もいろいろと思うことはあるのですが、今回の月刊誌でも書きましたように、何事も十把一絡げに対応ができるものでもありませんし、回りくどいようでも、その都度、その都度で、個別の対応をさせて頂く方向で考えています。 最終的に、そうした努力が実を結ぶのではないかと、そう信じていますから。 それでは、Q&Aに入ります。今回も、私が対応してみます。ここ最近、常務さんに習い、辛口の勉強をしておりますので、不愉快な表現が飛び出すかもしれませんが、どうぞ、ご理解をお願いします。 |
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※ 「迷えるパチンカーへの処方箋集」は、 こちらでも公開をしています。 |
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Q.選んでいる台は間違っていません。タイミングが合わない要因を教えて下さい。 A.そうですね。 選んでいる台は正しかったということを定義したときに、それは、自分が出せて最終的に勝てる台になったということなのか、それとも、自分では当てることさえできなかったが、結果的に、それに粘っていればよかったというような、やや後悔気味の感覚で眺めているような台であったのか、ということを先に考えたいと思います。 ようは、自分で当てることができなかった台、自分で出せなかった台について、選んでいる台は間違いではなかったと思いたくなる気持ちはわかりますが、本当は、そうした考え方そのものが間違いである、ということだと、私は思ってしまいます。 結果的に、その台で自分が勝つことができなかったわけですから、その台を選んだことが間違いであったという可能性ですね。 ここが本質です。技術論以前の話になります。 つまり、その台の状態がどうであれ、自分の実力を超えた状況に対して挑戦をしているということであり、自分の実力の範囲で当てることができない状況の台があったときに、その失敗の割合が多いということであれば、狙うべき方向性を変えて行くしかないでしょう。 例えば、「甘デジくらいなら、的中率が8割くらいあります。しかし、MAX機種になると、その的中率が2割もないかもしれません。」・・・ このような人があったときで、パチンコで負けないことを目標にしているのであれば、MAX機種を狙ったらダメなのですね。 的中率が2割であれば、基本的にパチンコでは勝てません。たしかに、狙っていた台がいつかは当たって連チャンをすることも、爆発をすることもあるでしょう。しかし、自分でそれを取れなければ、競馬か何かのアナウンスをしているようなものです。 はいー 367番台、私が止めて、やっぱり爆発しましたー ・・・ 空しいだけです。 そうしたことで、自分の実力で当てることができないような台、自分の実力で爆発をさせることが困難であるような台、このようなものを狙っていてもしょうがないのです。 当地の魔界ホールのケースでもよくありますのが・・・ (1) 泣きながらMAX機種を3台くらい当てたのに、最高で2000発でした (2) そこそこ頑張って甘デジでかき集めて、合計15000発でした どちらの割合が多くて、どちらが理想的なのか、という視点です。 そりゃ、どんなうんこホールでも、MAX機種が爆発をすることはあります。しかし、そうした台を平均的に取れるかということを考えたときに、下手をしたら、1%か2%くらいの割合になるかもしれません。 そうです。パチンコで勝つことに徹するのであれば、そうした無謀な挑戦はできなくなります。 さて、次に、タイミングの話です。 この話はパチンコについての一般論になるかと思いますけど、大抵の場合、当たる時間がズレるという意味で、タイミングが合わないと悩まれるみなさんの原因は、自分のタイミングにホールシステムを合わせようとしている、ということです。 過酷な表現かもしれませんが、それは、自己中心的な考え方なのです。 自分の都合で、パチンコを当てようとしていませんか。 自分の都合で、連チャンをさせようとしていませんか。 パチンコのホールシステムは、お客さんたちの都合や理由など、0.0000001%も考えていません。一定の金が回収できれば、その一部を営業計画に沿って還元をするだけです。当たりが生まれるのも、当たっていた台の連チャンが終わるのも、そもそも当たりさえしなことも、すべて、ホールシステムの都合の産物である、ということです。 私たちはそうした空間で戦っているわけですから、既に先手を取られているのと同じことなのですね。既に不利な状況から戦いがはじまっています。そうであるならば、自分の都合など・・・ 通用をするはずもありません。 ですから、そうしたホールシステムの都合に追従し、先読みをして行くくらいに、自分を無心にしていかねばなりません。 そうしたことで、パチンコで勝って帰るという前提で、自分が狙ってよい実力の範囲を考えたときに、そもそも、選んでいる台が間違いだったという可能性と、タイミングについては、自分でも気が付かないところで、自分の都合でパチンコをしている割合がないか、そうしたところをチェックして頂きたいと思います。 その次の段階で、技術的な内容に入りたいのですが、あまりに長くなりますので、他の機会にさせて下さい。 |
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Q.消去選択、最後の台、2択で迷ったら マスターならどこを重視しますか? A.はい。 最終的には、基本性能が高い台(還元率が1%でも2%でも高い台)を選択したほうがよいのですが、先ほどのご質問にもありましたように、タイミングとして、必ずしも強い台が先に当たるわけではありませんので、短絡的にでも先に当たるような台を狙って、その台の当たりの消化をした後に、本命の台に移動をするということはあります。 例えば、A②(2番台)とA④(4番台)の2択になったときに、A④(4番台)のほうが基本性能として高くて、当たったときに伸びそうな台であったとしても、A②(2番台)の単発のような当たりでも消化をしなければ、A④(4番台)が当たれない状況になっている、ということがあります。 このようなケースでは、基本的に稼働率に応じて狙う台を変えるしかありません。 (1) 稼働率が高い場合には、A④(4番台)で待機をする (2) 稼働率が低い場合には、A②(2番台)を当てて、A④(4番台)も当てる 稼働率が高いホールを嫌がるみなさんもあると思いますが、稼働率が少ないホールで悩まされてきた私に言わせれば、本当に贅沢な悩みだと思います。当地の魔界ホールで、何かの理由で稼動率が高くなったときに、他のお客さんの存在がどれだけありがたいかということを実感できます。 それは、他のお客さんが自分では座りたくもないような台に現金を投資してくれることや、当たっても伸びないとわかっている台を喜んで当ててくれることや、そもそも、シマに現金を投入してくれることですね。パチンコホールの経営は、回収ができてなんぼの世界ですから、お客さんからの回収が満足にできないパチンコホールは、本当に、その還元にも期待ができないのですね。 次に、技術的な内容ですが、他の月刊誌にも書いていましたように、「最終ハマリ反動」という概念です。「反動調査」ということです。この部分は、けっこう難しいかもしれません。その台が「当たるタイミング」とも直結をしている話だからです。 パチンコ台やスロット台が当たるタイミング (1) 特定の連動ポジションの台が活性化をしている (2) 差玉での跳ね返りや、確率の収束現象で押し出されるように当たる 現段階では、この2項目だと考えています。 それで、(1)については「還元モード」ということですね。特定の連動ラインや連動枠組みでの最低2台セットからの還元があると思います。カオスブレイクで“対ホルコン技術論”の勉強をされているみなさんであれば、見た目でわかりますわね。 (2)については、例えば、スロットARTの天井システムのようなものです。パチンコにもそれがありえます。この月刊誌でも書きましたように、MAX機種であれば、ストレートでの3000回転ハマリなどもありますが、甘デジタイプの機種で、それはありえません。 ただ、現実には、甘デジタイプの機種であろうと、通算で約40000発まで平気で飲み込んだ台を見かけますので、そうした極端にハマリながらでも短絡的に当たる台があったときに、差玉での跳ね返りというよりは、確率の収束現象でしかたなく当たっているという見解も持っています。 そうしたことを前提に、例えば、A台かB台かの2択で迷われたときの目安を書いておきます。 ※ その2台だけでの比較です。他の連動台の活性化の要素などは省きます。 (1) その状況まで、ハマリの回転数が少ない台 (2) その状況まで、当たり回数が多い台(前日までの実績も含む) (3) その状況まで、大当たり確率がよい台 (4) その状況まで、確変継続率やST継続率がよい台 (5) 「最終ハマリ反動」の相互比較として優位性が高い台 これ以外にも、自分が座ろうとしていた以前に他のお客さんが座っていたならば、そのときの台の挙動なども情報として取るべきですね。例えば、激アツチーリを何回かでもスカしていたとか、極端に回転率がよかったとか、当たってもよさそうな状況だったのだけれども、他の連動台が当たっているなどをして、順番待ちをさせられているような気配があったとか・・・ このように、個別の台の挙動に、過去の連動台の状況と、現在の連動台の状況も含めて、総合的にA台なのか、B台なのかという判断をします。 ちなみに、強い台が当たるタイミングと弱い台が当たるタイミングを比較したときに、圧倒的に弱い台が当たるタイミングを掌握することのほうが難しいのです。 ですから、当たるタイミング全般で技術不足に悩まれるみなさんがあったときに、別に自分で打たなくてもよいので、シマ内の弱い台が当たった状況を目撃したときに、それについて深く、深く洞察をする習慣を付けて頂きたいのです。 弱台を制する者は、強台も制することができる、ということです。 |
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Q.激アツチーリがきましたが反応でした。でも、他の該当台に当りが出ません。続けるべきですか? A.はい。 ホールによって区切られたシマの台数は様々なのですが、面白い統計論として、例えば、40シマより36シマのほうが、激アツリーチの発生率が高いという話があります。体感的にもそれはありえると思います。 おそらく、当たりの在庫数が同じような状況であっても、36シマのほうが反応をしやすい、現段階ではそう考えていますけど、結局、40シマより36シマのほうが、台と台との繋がりの割合が多いのかもしれません。 さて、ご質問の「激アツリーチ」の話です。 まず、そもそも論として、それが本当に、「激アツ反応を含む高信頼度の激アツチーチなのか?」という前提から考えなければなりません。 例えば、「フェイス・オブ・ガロ(牙狼シリーズのリーチ演出)」などがありますけど、あのデカイ顔が合体をしたり、落ちたりとす るわけですが、発展先のリーチによっては、何の激アツ反応にもなっていないことがあるのですね。 つまり、牙狼シリーズの場合は、実写版のリーチに発展をするときには、必ず「フェイス・オブ・ガロ」などの演出があるわけで、 他の演出や発展先しだいでは、信頼度=20%くらいしかないリーチでしかない場合もあると思うのですね。 そう、あれだけ派手なのに、まったく激アツリーチでないことがあって、そうなれば、激アツ反応でもない、ということも十分にあ りえる話です。 ですから、観察の対象である特定の機種について、ある程度のリーチの種類についての信頼度の振り分けを知っておく必要があるということです。 ちなみに、昨今のパチンコ機種やスロット機種は、とにかく射幸心を煽りたがる傾向性のもとに設計をされているような台が増えていますので、ちょいとした派手なリーチ演出でも、まったく当たりの流れや活性化に関係がなく、今回のテーマである「激アツ反応」にもなっていないケースが多いと思います。 「これでスカしたら、何のリーチで当たるんでつか?」というような高信頼度の激アツリーチをスカしたときに、ようやく反応であったのかと、そのくらいで考えられたほうがバランスも取れるかと思います。 カオスブレイクでは、その反応現象について、「強反応」や「弱反応」にわけて対応をしているのですが、「弱反応」を追跡して当りを取ったところで伸びないことが多かったり、反応先の台が規定回転数の潜伏確変やSTなどのスルーをしたりすることがありますので、「弱反応」は反応現象の一部として認識はしますが、そこまで深追いをしないという考え方をしています。 そうしたことを前提として、ガチの反応現象が確認をされたが、他の連動台が当たらないケースではどのように対応をしたらよいか、という内容です。 例えば、A②(2番台)にしましょうか。 A②(2番台)が激アツ反応を出して、自分をイラっとさせましたと。 ・・・ ぶっちゃけた話、その激アツ反応が本物であれば、普通はどの台かが当たります。いつか当たります。ただ、それは、普通の状況の場合ですね。 この話も、別角度から考察をしたときに、「シマ判別の材料」にできるのです。 つまり、前述をしましたように、普通の状況の場合であって、その激アツ反応が本物であれば、そう長くない時間の範囲で、どの台かが当たります。早ければ、激アツ反応を出した台と同じ時期であり、遅くても15分以内です。 このような風景が普通なのですね。そう、普通の還元率がキープをされている状況だということです。 ですから、普通に考えたときに、激アツ反応が発生をして、その反応先の台が確認をできないような状況で勝負をしようと考えていること自体が危険な行為になるのですね。 還元率の低さを考慮したときに、負けてもしょうがない行為になるということです。 結局、パチンコやスロットで勝って帰ることができるようにと、私たちは努力をしているわけですが、「特定の状況の認識や把握」ができない状況で挑戦をしようとすることは、本当に遊びでしかないと、そう思われてもしょうがないと考えるのです。 それについて、もっと単純に表現をしますと、「どれが当たるのかわからない」という状況があっあっときに、「んじゃ、打てませんよ。」と、これが普通なのです。それでも打ってしまいたくなるのは、ギャンブル依存症か、ただの遊びです。 「わからんなら、わかるときが来るまで打ちなさんな。」 カオスのみなさんにも、このような考え方を基本にして頂きたいと思うのです。 ちなみに、私がパコパコと当てているのは、絶大な自信があるからですよ。自信がないときには打ちません。ネズミのようにチョロチョロとしながら、10台くらいいじって、その内の1~2台を当てているわけではありません。 「当たる台を当てる技術」と、「当たらない台を打たない技術」があるということを、どうかみなさんの腑に落として頂きたいです。 |
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Q.マークされているのか実力なのか、最近とくに当たりません。店員を脅しても良いですか? A.あははw 昔は、そんな話がよくあって、実際に脅されていたホール店長もあったようです。ただ、店員さんや店長さんを脅して勝てるようになるなら、それも手っ取り早いでしょうけど、現実には厳しいと思いますね。そもそも、脅すということは恐喝罪になる可能性がありますので、カオスに在籍をされているうちはお控え下さいw さて、パチンコホールからマークをされるようなことがあるか、という話をしますと、そうしたシステムは100%、存在をしているでしょう。顧客管理システムの一環ですね。 普通に考えて、行儀のよいお客さん、普通のお客さん、行儀の悪いお客さんと、3段階でもわけることができるでしょうし、他のお客さんに迷惑をかけそうなお客さんがあったときに、それで集客率が落ちるとなれば、何らかの対策をしたくなると思います。 極端な話で、実際に熊本県のパチンコホールであった事件ですが、あるお客さんが、パチンコホールのトイレにガソリンか灯油を撒きました。それで、警察官が来たり、閉店にしたりと騒いだようですが、事前の対応として、ホール内で灯油缶を持ってうろついているような人がいたら、そりゃ、その不振な人に事情を聞くか、取り押さえるかをするかと思います。 そうしたことで、マークをする対象の方向性としては、パチンコホールの損失に繋がるようなお客さんですね。後は、その被害の内容や深刻度の程度によって監視などの内容が変わってくると思います。 ちなみに、男性よりは女性のほうがマーク指数としては低いことが普通でしょうから、女性のみなさんは、ホルコン攻略をされるにしても、“女の武器”を上手に生かして頂きたいですね。稀に、想像を絶するくらいに厚かましいおばちゃんなどがありますけど、そうした対象に対しては、そんなに甘くないかもしれません。 さあ、次は、実力の範囲なのか、マークの影響で当たらないのか、というテーマです。 この話を先に言ってしまうとそれで終わりそうなのですが、そう、マークをされなくすることも実力の範囲なのですね。 ただ、最もよくないケースが、一年中に近いくらいに、同じパチンコホールに通うことです。 それで、プラス収支になっているのであれば問題も少ないでしょうし、そもそも、プラス収支になっている人は、マークや個人攻撃、遠隔操作などに興味が薄くなりますわね。ですから、似たようなホール環境があったとしても、A店に行けば普通に勝てるが、B店に行けば納得ができないことが多すぎる・・・ ということであれば、やはり、B店は避けるべきでしょうね。 前述しましたように、パチンコホールに入った時点で、既に不利な状況からのスタートになっているわけですから、さらに不利になる因子があるホール環境は避けるべきです。 「マーク」=「当たらなくなる・連チャンしなくなる」とは、必ずしも言えませんが、どちらかと考えたときに、そちらの方向を向いているのは間違いありませんので、できるだけ、マークなどをされないような考え方や行動をされることをオススメしたいです。 Q.根本的に実力不足です。何から洗い直したらよいですか? A.おおおっ! 素晴らしい考え方ですね。たぶん、自己分析がまともにできなくて成功をする人は、ただの一人もいないと思います。 私が支持をしているHSグループの根本的な教義に、「反省からの発展」という概念があります。以前は、きちんと順序よく、反省をしながら、発展への階段を登ったほうが成功率も高いのだろうか、ときには反省も大切なのだろうか、という感覚で捉えていましたが、最近になってようやく私が気付いたことがあります。 真の意味において、反省ができなければ、人間は発展できない、ということです。 もちろん、反省ができないような人でも、一時的に得をすることや、金儲けができることがあります。最近の時事ネタで思い付くのは、そう、「脱法ハーブ」のような話ですね。テレビのニュースで、一部の販売元のインタビューなどを見ていましたけど、その会話の中には、反省の欠片もありません。 反省などする必要もない、という態度ですね。お香として販売をしているので、買った人がどのような使用方法を選ぶのかまでは関与をしていない、そうした態度です。子供が通う通学路や駅前に「脱法ハーブ」の自動販売機が置いてあるのに衝撃を受けましたけどね。 今後、規制が入りますので、これまで「脱法ハーブ」などで私服を肥やしてきたような人たちが厳しい状況になるでしょう。マジメに仏壇用の線香でも販売をしていたらよかったのかもしれませんけど、他人の存在ということを考えたときに、迷惑行為になるような商売や仕事は、やがて廃れていくのだと思うのです。 そこで、反省ができて、人生のやり直しができるかどうか・・・ それもその人の実力になってくると思うのです。 さて、何でしたっけ? そうそう、洗い直しですね。 とりあえず、今回の月刊誌に書いているような観念論ですね。荒削りのところもありますが、何度も読んで頂ければ、何かは伝わると思います。そして、目的意識を明確にする、ということが大切です。パチンコホールに何をしに行くのか・・・ ここがポイントになるでしょう。 |
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